バーミンガム素描 ~Oh,Brummie!~

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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

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ガンの告知の前日

遂に、勇気を持って人生最大の命の危機を感じた日のことを書いてみようかと思います。が・・・生々しい表現があるので、流血系の話がダメな方は、どうかスルーしてください。

大きな救急車
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振り返れば5年前の11月中旬の夕方、その前の週に受けていたスメアテスト(子宮頸がんの検査)の再検査以降続いていた出血が収まるどころか、段々とひどくなり、ついには血管が破裂したかのような大出血が。これは、ただ事ではないなと思いながらも、それ以降はピタリと止まったので様子をみていたら、30分後位にまた同じようなことが起こったので、999に電話し状態を伝えると、5分位してパラメディック(救急救命士)が来てくれました。

その後、バイタルサインのチェックを受け、救急車での搬送か否かを判断してもらっていたら第3波が。これが決定打となって、直ぐに救急車で最寄の大きな病院(Queen Elizabeth Hospital Birmingham=QE)へと運ばれ急患用のベッドへ。

これで、ひとまず安心かと思ったら、その夜は、急に帝王切開になったケースが3件も入ったそうで、現場は大混雑。この様子だと待ち時間がかなり長くなりそうだとの説明を受け、断続的な出血が心配だったので、担当のナースに「失血死が怖い」と訴えると「定期的(といっても45分に一回位)に脈や血圧を測ってチェックしているので、急変したら最優先にするから落ち着いて」と・・・怖過ぎる回答が008.gif

一種のトリアージに、まな板の鯉だと観念し、心を鎮めて自分の番が回って来るのを待っていたら、段々と頭痛が酷くなってきたので、危ない状態に近づいていて、そのうちに目を閉じたら人生が終わった。なんて事になるのかもと一層不安になったけど、ここで死ぬわけにはイカン!と気力で目を見開いて、意識をしっかりと持つようにして、更に数時間待ちました。

そうして、日付が変わった頃にようやく処置室へ。この時には既に、悪酔いした時のような気持ち悪い状態で、フラフラしながら診療台まで必死に伝い歩きし、心臓もすごいコトになってて「ああ、私の体が一生懸命に生きようとしてんだ」とかなりキケンな状態であるのが分かりました。

間もなくして若い女医さんが、「お待たせしてごめんなさい」と額の汗を拭く間もなく診てくださいましたが、その姿に、こちらこそ自分の気づきが遅かったせいで、こんな大事になってしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。結局は、再検査時の医師の施術ミスだったようで「誰がやったの!」と、この女医さんは大激怒の後に、自身のミスでもないのに謝られました。

常々、人間にはエラーはつきものと考えるので、これも運だったと特に怒りもなく、ボーーとした意識の中で、やっと安心して眠りについたのが午前1時半。この日の経験で、更に腹が据わってしまったワタシは、翌日にガンの宣告を受けることになるのですが、続きはまたいつか。
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by bham | 2015-02-09 02:52 | ガンとの闘い | Trackback