バーミンガム素描 ~Oh,Brummie!~

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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

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ガンの宣告

続きはまたいつか。と言いながら、続けて、ガンの告知を受けた日のことを。

名医の本拠地
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前夜の大量失血の影響で、ニンゲンの頭ってこんなに重たいのかと感じるほどにフラフラな中、病理の先生からお話がありますと個室に呼ばれ「これから、重大な話をしなくてはならないのですが、ご家族同席の方が良いですか?」と尋ねられたので「大丈夫です」と続けてもらうことにして覚悟。「残念ながら、組織診査の結果、ガンが見つかりました」との宣告に、やっぱりか・・と一瞬、凹みそうになりながらも、死の恐怖の後だったせいか、かなり落ち着いて受け止めることができました。

続いて「悪いながらも、助かる確率の高いステージ(1期)なので、希望を持って」と励まされ、目標は年内の手術ということで、さっそく手配を開始しましょう。と、話がどんどん進んで行く中、眩暈や耳鳴りがひどくなりボーっとしていたら、放心状態に陥ったと思われたようで、ナースが急に私を抱きしめて「大丈夫?辛いよね。泣いてもいいのよ」と・・・いや・・あの・・血が足らんのです^^;とは、とても言えずに、微妙な抱擁の中で「では、何か質問や要望はないですか」と〆の展開に。ならば、ダメ元でと「7ヶ月の子供がいるので、未だ死ねません。一番腕の良いドクターをお願いします!」と直球をドーーン → 先生も快く「では、今日の午後に、この病院の元総(看護)師長だった、顔が広く頼もしいナースコンサルタントを行かせます」と約束してくださって再びベッドに戻り少し休んでいたら、何も知らない夫と娘が笑顔で到着。

しばらくして夫に、驚くことなかれ。とガンであることを告げると、昨夜の状態で覚っていたけどやっぱりか・・と、ショックを隠せない様子で、その表情と無邪気に眠っている娘を見たら、涙がポロポロ・・ちょっと重たい空気が流れ始めた所に「ごめんください」と背の高い初老のご婦人が登場。

彼女こそが、件のナースコンサルタント(S女史)で、ものすごいパワーと善良なオーラ全開に加え、話にも無駄がなく、とても仕事の出来る方なんだと直ぐに分かりました。私の手術に関する全てを調整してくださる担当者が彼女である幸運と病理学の先生に感謝しながら、現実的だけど気さくなS女史のペースに乗せられて具体的な話が進んで行き、見事に「中西部一の名医」を執刀医にして頂くことも決まり、最後に「今日から、私達はチームです。一緒に闘って行きましょう」と握手をしてくださったその手は温かく、とても励まされました。

そんな感じで、超~劇的な24時間が過ぎようかとしていた時に、病床の担当のナースから「今、2週間分の薬を手配しているんで、間もなく退院です」と言われ「えっ!? こ、こんな時間に、しかもフラフラな状態で家に戻るんですか?」と返したら「そう。だって、もう小康状態だから。後は自宅療養ね」と。この国の有りがたい医療サービス(無料)(=少々な事では入院&長居できないシステム)の洗礼★第一弾は、輸血ギリギリセーフ(超貧血状態)+日没後の緊急強制退院という、日本じゃ考えられない顛末でしたが、これは、プロローグということで042.gif、まだまだ続くビックリ話は、またの機会に。
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by bham | 2015-02-10 06:35 | ガンとの闘い | Trackback