戦後70年の夏

時々、深い話を楽しむ間柄のご近所さん。父と同じ位の年齢の戦中生まれである彼女は、いつも新しいことに挑んで人生を謳歌しているお手本であり、イギリスでの生活において、己の色んな音痴ぶりを思い知るたびに、駆け込んでは明確な回答をいただいている、ありがたき生き字引様(?)でもあったり。

ある日
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親の代にイギリスに渡ってきた、アイルランド系英国人である彼女から、第二次世界大戦中のイギリスでも配給制で食べる物に不自由していた人が多かった中、中立国だったアイルランドに暮らす親類から色んな食物が郵便物の中に隠されて届き、時には生の鶏肉もあったとかで、細菌学の専門家だった彼女のお父さんの指導の下、圧力鍋で調理することで殺菌を徹底させて食べていたという、いわゆる「有る所にはあった」という話を聞いたりしながら、イギリス側と日本側から見た70年前の戦争のこと(私は主に、祖父母や父からの伝え聞き)やその背景にあった国民性のようなことを話していたら、あっと言う間に夕方に^^;いつも、時間切れになっちゃうねと名残惜しくも終了。

祈り
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後日(長崎の原爆の日)、そのご近所さんから、弔いと平和を祈る温かいメッセージが届き、私も心をこめて作った折鶴と手紙を終戦の日に合わせてお返ししましたが、世界中がおかしな方向へ進んでいることを特に痛感するこの数年。戦後70年という節目に45歳になった私ができることは、もちろん平和を祈り続けることと、次の世代に戦争という人間同士が殺し合う狂気とその恐ろしい結末を、理論的にきちんと伝えて行くことなのかなと思い、娘への平和教育のことについても少し考える機会になりました。

合掌
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奇しくもお盆の期間中。家族が大集合の実家へ私達もスカイプで参加052.gif 相変わらずの賑やかさが伝わってくる中、こうして、また無事に皆で集まることができるのは、決して当然ではないということを思うと、日々、守ってもらっている先祖に手を合わせて感謝。今年は、いつもより平和を切に願う8月15日になりました。
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by bham | 2015-08-16 15:50 | 多文化見聞 | Trackback
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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>


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