甘い罠
2017年 03月 13日
娘の社会科見学先は、一世を風靡したKrispy Kreme🍩
(迫力)
髪の毛を覆うネットを被って製造現場へ向かい、業務用の道具や機械の大きさと、ものすごい量の材料に驚きながら進むと
(じゃ~ん)
出来たてのオリジナルドーナツが!この時点で、既に表面にはシュガーシロップがびっしり。
(体験中)
担当スタッフからの説明を受けた後に、溶かしたチョコにドーナツをさっと潜らせ、さらにその表面に Sugar Strands をまぶすという作業の体験が始まり、娘も張り切ってトライ。
(…)
我が家の食卓には、ほとんど登場することのないドーナツなだけに、ふと、その原料の主役級である油と砂糖のことが頭を過ると恐ろしや~と、怖気づいていた所に「皆さん!色んな味を楽しんでください」と1ダースのサンプルが登場し、子供達の歓声が。
(どんだけ)
おまけに、娘と私が体験で作ったドーナツの箱(3個入り)を3つもお持ち帰り用として渡され、主催者からは「好きなドリンクも選んでくださいね。ちなみに、コーヒーと紅茶は熱すぎるので、ヤケドのリスクを考えると提供できません」とのことで、「お水をお願いします」と言ったら「オレンジジュースや炭酸系もありますが」と・・・当然ながら、そちらへ惹かれる娘を遮り「お水が良いです」と逃げ切り、早々に会場を後に。
(節度)
物づくりの現場を見学する機会はとても有意義であったけど、改めてこの国における「砂糖」の弊害のことも考えることに。1個当たりの価格はそれなりに対し、ダース買いをするとかなりの割引になるようだけど、食べている途中であまりの甘さに気持ち悪くなって、トッピングの部分を吐き出してしまったほどの私には、オリジナルを1個でも十分かと・・
(オマケ:自制)
帰り道に、一緒にゲンナリしてしまったイギリス人の友達が、糖尿病患者が増えていると話しながら、将来はタバコのようにチョコレートの会社を相手に訴訟が起きるかもねと。信じられない感覚だけど、確かにあり得るのかもと自己管理の大切さを痛感し、せっかく貰ったお土産も1箱だけキープして、残りは食べ物を必要としている人達へ。商業施設内に映し出されていた週間予報を信じて(笑)運動→健康維持に努めなくてはと良いモチベーションにもなりました。
by bham
| 2017-03-13 06:34
| 多文化見聞
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