アフガニスタンのナン
2018年 02月 14日
去年、参加してみて、その素朴さが気に入ってしまったマースレニツァ(ロシアの春祭り)に、今年もいそいそと出かけたまでは良かったが・・会場が真っ暗でなにか変^^; それでも、諦めきられずに敷地内の他の建物へ行き尋ねるも「ダンスの集まりは2時からだよ」との返事で、1時間弱待つことにしていたら、どう見てもロシア系の皆さんではなさそうなグループの登場で、もしや?とようやく気づき、主催者に連絡してみると「あーあ、SNSでの告知を忘れてたわ!中止になったのよー。ごめんね」とあっけらかん
(切り替え)
それは仕方ないと、ロシア系にちょっとかかっているような物を売っているお店へ足を伸ばすついでに、多文化混在エリアをぷらり。前々から気になっていた、ハムにチーズ(と思いきや、ホースラディッシュ)にゆで卵と、てんこ盛りの具を豚のゼラチンで固めたヘッドチーズを思い切って購入した後は、
(迫力)
車の中から見かけて、自信満々な雰囲気が漂っていた「Bread shop」の看板のお店に入ってみて『大当たり』。そこには、全長60㎝を超える平べったいナンがぶら下がっていて、イランのバルバリにも似ているなと思って聞いてみたら、アフガニスタン式なんだとかで、「5分で焼けるから」との話に乗り 1枚(£1.50)オーダーしたら、 俄然張り切り形成に取りかかったお兄さん
(実演)
なんでもバーミンガム支店は2日前にオープンしたばかりで、本店はマンチェスターにあるとのことで、お店の入れ替わりの激しいエリアだけど、頑張って欲しいなと思いながら、商品構成をチェックすると、イラン系の食材が多いものの既存のイラン商店と比べるとちょっと違う感じが、やはりアフガンかと納得したりして、 待つこと10分(笑)ほどで、お煎餅のような香ばしい焼き立てナンが目の前に!
(半分)
実は、数か月前に東欧系の食材店で買った楕円形のパンを見て、きっとルーツはゴマやニゲラをよく使うペルシャあたりで、陸続きで伝わって行く中で、調達しやすい材料で作るスタイルに変わったんだろうなと思い、オリジナルを食べて比較してみたいなと考えていただけに感激。
(類似)
酵母で程よく発酵させているアフガンナンに対して、酵母+乳製品を使ってふっくら仕上げている東欧式。好みにもよるのだろうけど、ある程度の噛み応えがあって、口の中に広がるシードの風味をしっかりと感じることができるアフガンの方が好き!という結論で、隣接のコーカサス系から北方のスラブ系へと伝わったであろうナンの変貌も面白く、話が弾んで「これからもよろしく!」と、兄さんからもう1枚オマケをもらって、イベントがキャンセルになっても結局はハッピーな午後に^^
(オマケ)
お店の情報
MAIHAN 62-66 Waterloo Road, B66 4 JN
by bham
| 2018-02-14 09:19
| 色んな食べ物
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