バルチの老舗

バーミンガム名物と言えば、英国一嫌われている訛りのブラミー(Brummie)の他にBALTIでしょう!ってなことで、発祥の店を訪ねてみました。

【講釈①】 BALTI(バルチ、またはボルティ)って?
バルチは今や、英国カレーの代名詞となっていますが、元々は現在のパキスタン北部に興っていた「バルチスタン」と呼ばれる王国起源の料理(カシミールカレーの1種)を1970年代にバーミンガム近郊にオープンしたレストランがバルチパン(又はカラヒ=鉄製の両手鍋)にて供したのが始まりとされています。その後、インド、パキスタン、バングラデシュ系移民のレストランと共に、このユニークなスタイル(バルチ)はイギリス全土へと瞬く間に広がって行きました。


これがカラヒ(バルチ用の鍋)で出された小エビのカレー。c0172202_16173161.jpg
定番のソース(カレー)と具材を選び、注文するのが主流なのですが、ある程度下調べをしておかないと、初バルチはちんぷんかんぷんで、思い描く味へとたどり着かないようです。042.gifそれでも、挫けずに何度か挑むことでバルチ道は開けて来るようでして、度重なる失敗の後に、理想の組み合わせを確立できる奥の深い食べ物なんですねー。(って適当に読み流してください)


いよいよ、本題のバルチ発祥のお店「ADIL」について。ドイツ系の格安スーパー「ALDI」と間違えそうな名前ですが、このお店はバーミンガム市内のバルチトライアングルの一角にあります。

その前に【講釈②】 バルチトライアングルって?
市内南部~南東部のSparkbrook,Balsall Heath,Moseley地区を結ぶ、パキスタン(カシミール)系が中心となった移民街の密集する三角形のエリアを呼び、左辺はMoseley Road(Handen Way)、右辺はStratford Road (A34)、底辺はあやふや(^^;)ですが、一応、Wake Green Road(College Road)のようです。実際にワクワクするようなエスニック系のお店が密集している通りは、三角形の真ん中を貫くように南北へ延びているLadypool RoadとA34(Stratford Road)だと思います。

ADILの創業時からの店舗は只今、改装中のようで仮店舗(といっても立派)へ行ってきました。昨今のバルチ店には何かおかしな方向へ進む所も多く、本来は大鍋大衆カレーであるにも関わらず、この鍋を止めてモダンブリティッシュで使われるような白い器で少量を出したり、高級カレー?と思ってしまうような価格帯を提示したりの問題店がチラホラ・・・ちょっぴり失望していた所でした。しかし、この老舗は味も値段も飾り気がなく、シンプル。やはり「元祖」はひと味違うなと思いながら、お腹いっぱい食べました(幸せ!)


c0172202_1618586.jpg現在、Ladypool Raodで営業中のAdil。クリスマスの頃には元々の店舗へ戻れればなーと、お店の人はのん気に話していました。
http://www.adilbalti.co.uk/





今回の目玉は迫力のファミリーナン(普通のナンの4~5倍くらい)。3人でいただきました~♪
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by bham | 2008-08-16 16:34 | バルチ | Trackback | Comments(0)