バーミンガム素描 ~Oh,Brummie!~

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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

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カテゴリ:ミッドランズ(東)( 11 )

子供の学習に託けて、訪ねてみたかった National Space Centre に到着。   

外観

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好奇心の芽が出て、さらにモチベーションが高まる好機に動いた方が、何かと上手く行く娘につき、今回も結構な待ちだったけど、何事も辛抱^^; きっかけは、何でも良しということで、入り口には、本日のお目当ての皆さんの姿が!


歓迎

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イギリスと宇宙開発が、あまり結びつかなかったけど、科学入門の場としては、ちょうどよい規模の施設で、1回の入場料で年パス(annual pass)にアップグレードできるシステムもありがたく、机上でじっとしての学習が苦手な娘にはピッタリに違いなく。


興奮

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週末の特別企画で、場内は、スター・ウォーズ関連のコスプレ会場と化していたけど、それもアリで楽しく学んでくれればOK!と、自由に進めさせていたら


キケン

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なんと、自分でライトセーバーを作ったり、改良できるパーツをはじめ、完成品も取り扱っているお店のブースへ。子供相手に、丁寧に対応してくださったご婦人とのやり取りも興味深く、もう少し年齢が上がったら、「自作」を目指して一緒に取り組んでみるのも悪くないのかもなんてこと思ったり。


見事

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他にも、レゴのコーナーもあり、これまた「忍耐」を思う作品がズラリで、小さなパーツの使い方や組み合わせも勉強に。


お洒落

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十分に楽しんだから、1つだけでもしっかり学んで帰ろうかと提案し、今
、一番関心のある昼と夜や季節についてのメカニズムを一望できるテルリオン(tellurion)を動かしながら、自分のいる惑星(地球)、そしてそのまわりを回っているとされる衛星(月)、この2つが大きくゆっくり回転しながら進んでいる中心にある恒星(太陽)と、それぞれの位置が変わることでどうなるのかを娘に考えさせながら、私は、味わい深い三球儀を凝視


大人気



とりあえず、太陽系についての取り掛かりとしては、良いのではないかと言うことで、次回は、この3球についての資料を作って来ることを課題にして、精巧にできていたR2-D2と少しだけ戯れて帰路へ。


オマケ:鮮やか

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人類が初めて月面に着陸した日の、イギリスの一般家庭はこんな感じでした的な展示物と、生まれた年の1969の数字が嬉しく激写📷 実際には、もう少しシンプルだったのだろうけど、この頃のデザインが今も人気なのが分かるなと、意外なスペースも楽しめました。


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by bham | 2017-06-27 01:18 | ミッドランズ(東) | Trackback

井戸のお祭り

イベント盛りだくさんの季節に突入したなと思っていたところに、出先で、お祭りにひょっこり遭遇!せっかくのチャンスだったので、地元民の皆さんと一緒に楽しんで来ました。

伝統

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何だか分かんないけど、とにかく賑わっている所へ行ってみようとメイン会場へ進むと、美しい絵画キルトのような作品が飾られていて、その鮮やかな色彩に魅せられて急接近。

ズーム

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装飾のすべてが、身近なところにある自然の産物を使っているようで興味深く、近くにいたボランティアの方に話を聞いてみると「ウェルドレッシング(well dressing)」と呼ばれる貴重な水源(主に井戸)への感謝祭といった主旨で、昔から清水が湧き出るエリアであるピークディストリクト一帯で行われている伝統行事とのこと。日本式に考えるのなら、水神様への感謝といったところかと思い、また、キリスト教が根付く前のイングランドに存在していたであろうペイガニズムのエッセンスを感じながら凝視。

融合

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作品には、何が使われているんだろうとチェックすると、旬の草花や土砂の他に、この土地では生産不可能な乾物(豆やスパイス)も施されていて、テーマもハリーポッター20周年を祝ったものや難民救済のアピールなど現代的な物がほとんど。


スタート

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見事な作品の前でのんびりしていたら、「そろそろかな」と、周辺がにわかに慌ただしくなり、ハイストリートに向かう人がいっぱいいたのでついて行くと、間もなくパレードが始まり、消防車が一団を先導。程よく日焼けし鍛えられた腕を運転席から振るお兄さんが絵になるなと、住人が主役の手作り感いっぱいな村祭りにしばし陶酔。

愛嬌

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まずは子供の心を掴むべし!とばかりに登場したのがペッパピッグで、サポートする団体への募金箱と共に、お礼の駄菓子入りバケツを振る舞いつつ記念撮影に応じるサービスを展開。初めての被写体につき、アングルが悪く「鼻の穴」がメインになってしまった・・娘よスマン。

アイコン

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続いて、ザ☆英国という感じのロンドンタクシーが登場。ユニオンフラッグも
絵になると、親しみを込めて手を振っていると


豪華?

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チャールズ皇太子の運転で、後ろにはキャサリン妃にクイーン、おまけにピッパ(ミドルトン)まで乗っているドサクサにウケていると、全員によるロイヤルウェイビングまで飛び出し、その成り切り具合に沿道も盛り上がり👏

後続

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その後も、色んな趣向を凝らしたグループや正統派のマーチングバンドが続いて

カラフル

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多くの笑顔の中に、ノリノリの両親に引っ張り出されたであろう、やる気ゼロな思春期の子や

自家用

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被り物をした息子さん運転のトラクターを山車状態にして鎮座中の、ついてきた風お母ちゃんも登場!そんな、無理のないところで手軽に楽しむイギリス流のパレードは何とも心地よく、その素朴さも好きだなと思ったところで、1時間だけの交通規制も解除となりハイストリートでの大騒ぎも終了。後は、分散されている会場で各々が楽しんで!みたいなテキトーさこそが、住民参加型のイベントの成功の鍵なのかもと感じながら、柔軟に受け継がれている、ウェルドレッシングの伝統の一片を垣間見れ幸運な休日になりました。


オマケ

美しい作品を見ることができるエリアと時期の一覧のHP(ココをクリック)


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by bham | 2017-06-01 18:48 | ミッドランズ(東) | Trackback

主日のぷらり

ちょっとばかり待ち時間が長かった出先にて、静かな日曜日の街歩きを


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「どなたも歓迎」と書かれた、中世(アングロ・サクソン時代)には、その大部分が建てられていたとされる教会の壁や床の石には、地域の歴史を刻んだ芸術的な作品もあり、 Clipping と呼ばれる新しい宗教用語を知り


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坂を上がって行くと、「なんでも屋」という看板を掲げたくなった怪しげなお店を発見。人々の善意(寄付)で成り立っているチャリティーショップよりも、全体的に保存状態の良い古いもの(ビンテージ系)が手頃な価格で売られていて、全く手が出ないという感じではない構成にまんまと乗ってしまい、お小遣いで気に入った物を購入した娘。


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自宅の一室を使っての委託販売のお店で、展示スペースの横のダイニングでTVとお茶を楽しみながら、呑気に接客しているオーナーさんのライフスタイルにも興味津々だった娘の質問に、優しく答えてくれる余裕もステキで、私が子供の頃にも、こんな感じのお店が色々あって、そこでの大人とのやり取りも楽しかったなと懐かしく。



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せめて日曜日くらいはゆっくりという、イギリスの良き文化が色濃く残っている雰囲気の街のハイストリートは、1割ほどの稼働率でお洒落なお店は軒並み休業。旅のお土産的な珍しい物があればと思っていたけど、こりゃ厳しいなと諦めていたところに地元産と思しき新ジャガを発見!



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そのお店といえば、また昭和からジャンプして来たんじゃなかろうかと思うような側面と、コンビニ様の正面という不思議な作りで😂あまり期待せずに入ってみると


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アッパレ💆厳選された珍しいローカルのチーズが、適正な値段で販売されていて、他の産地の物も豊富でビックリ!しかも、冷蔵スペースの隅を黙々と掃除していた、オーナー一族のお婆ちゃんと思われる人がチーズのことを良くご存知で、ただ一言「すごい」と感動し、また勉強に。


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そろそろ良い頃かなと、来た道を歩いて戻っていると、何だか他人とは思えないファミリーのイラストとバーミンガムの文字の入ったペナントが飾られていた窓を見つけて、思わずニッコリ。スローライフのような質素さと、ある程度の利便性や豊かさが混在する古いイングランドの街で、また中庸の大切さを考える時間になりました。





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by bham | 2017-05-15 20:31 | ミッドランズ(東) | Trackback

レスター散策(後編)

レスターのインド人街で見つけた面白いものその①は、

(謎)
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消し炭のような真っ黒な物体。かなり気になり、買い物中のインド系の老夫婦に尋ねてみたら「栗みたいな感じで美味しいから、しっかり茹でるんだよ」とアドバイスをもらい少量購入。

オープン
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家に帰り早速試してみたら、子供の頃に1度だけ食べたことがあった「菱の実」であることが判明^^ 見かけに反して、栗よりもナッツに近い感じで美味!もう少し買っておけば良かった…

南方系
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そして、バーミガムにはたぶん皆無と思われるスリランカ食材の専門店にて、充実していたスナックを数種類購入。青魚系のパンチが効いたカレーが詰められていたパンや、ベジタリアン用の豆を使った揚げ物に使われているスパイスに、コレコレ!と感激。

ドーン
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辛口で薫り高いスリランカのカレーを家でも作りたいなとスパイスを探していたら、粉ミルクの缶と同じような大きな容器に入ったカレーパウダーを発見^^ 900gも入っていたけど、缶を揺すった時に広がる香りがしっかりとしていたので、質もまずまずだろうと判断して即決。ラーメンに続いて、カレー研究会も密かに企画してみようかと。

誘惑
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辛いもの好きとしては、こんな↑表示も堪らず ^^;

大当たり
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脇役用にと思って買ったココナッツサンバルも最高で、既にキッチンで大活躍!これは、かなり使える食材に決定。

スイーツ
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お菓子部門は、見た目が羊羹に似ているBLACK THOTHOLに挑戦。南スリランカ特産とされ、ココナッツミルク、米粉、黒糖を主原料にしたベースにカシュナッツやカルダモンが練り込まれている、かなりの手間と時間を要するお菓子だそうで、緑茶にも合うアジア系の練菓子風でマレーシアやインドネシアが起源とも。

お土産
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そして、これは食べ物ではないけど、インドの著名宗教家(サイ・ババ)の写真入りお香が面白かったので、記念に購入^^ それにしても、すごいインパクト!

オマケ①
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インパクトと言えば、すっかり「レスターの顔」として壁画に登場していた岡崎選手。すごい!とその迫力に感動。(壁画の所在地

オマケ②
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実は、その壁画から徒歩2分のところに、昨シーズンの最終戦でノリすぎた私と友達の応援姿も壁に!特徴を上手く捉えた作品を前に、似てるなとちょっと恥ずかしくなりながらも、光栄なことだと。時間の関係で、エリア限定だったけど楽しかったレスターの街歩きは、またチャンスがあれば、今度は中心部を散策してみたくなりました006.gif

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by bham | 2016-11-03 08:09 | ミッドランズ(東) | Trackback
サッカーのスタジアムに行くばかりで、街歩きをしたことがなかったレスターへ出かけてきました。

独立の父
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数ある候補地の中からピンポイントで向かった先は、当地随一のインド人街で、ストリートの入り口辺りに建っていたガンディーさんの像にご挨拶。


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折しも、ヒンドゥー教の新年を祝うお祭り☆ディーワーリーの準備期間中で、沿道には華やかな装飾が施されていて盛り上がっている様子。この祭りは、繁栄や幸運の象徴とされるヒンドゥー教の女神・ラクシュミー(仏教の吉祥天)を祝うものともされ、期間中は、夜になると地上を徘徊するとも言われてる女神(福分)が、家の中に入って来るように明かりを灯し扉を開けておく習わしがあるそう。


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また、祭りのシンボルにもなっている灯明は、闇を照らす智慧の光でもあり、自己探求、自己改善の重要性を思い出すことにより、真理を見極め正しい道へと導かれ、無知が故に足掻き苦しむ世の闇と決別できることを意味するという深いもの。

脈々
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そのメッセージを真摯に受け止め、八百万の神様にも通じるヒンドゥーの神々をショップウインドー越しに眺めながら、仏教との関連性も興味深く、偉大なるインダス文明の名残を感じる歴史のロマンの世界へしばし。

統制

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バーミンガムと比べると、整然とした印象のレスターのインド人街の散策は面白く、美味しい物を求めて入り込んだ路地裏で、一瞬シンガポールにいるような錯覚に陥ったりしながら行列の出来ているお店や珍しい食材をチェック^^ 食べ物ネタは、ちょっと長くなりそうなので次回に。012.gif




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by bham | 2016-10-28 15:06 | ミッドランズ(東) | Trackback

中世の巻き上げ機


の謎を解きに向かった先は、徒歩1分の所にあるビクトリアンの建物で、側壁には STEPHENSON MEMORIAL HALL 1879 と書かれた、その一部がチェスターフィールド博物館として開放されている場所。

外観
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1879年に機械学研究所として建てられ、この街ゆかりの「鉄道の父」と崇められたGeorge Stephensonに敬意を表して命名された建物だそうで、その偉業の一部も含め、古代ローマの砦として始まったチェスターフィールドの歴史とその時々の生活に登場した物が、コンパクトながらスッキリとまとめてあり、子供が(私も^^;)退屈しない素晴らしい内容でした。

圧巻
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入館して直ぐのところに、この博物館の目玉でもある巨大な環状の物がお出迎え。娘も私も「これは何~!」と駆け寄り思う壺に。Medieval Builders Wheel とのことで、中世の頃には既に、このような物が存在し建築現場の巻き上げ機として活躍していたそうで、学芸員のお姉さんの話では、良好な状態で保存されているのはココだけだとのこと。

図解
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足踏み水車とは逆に、内輪を1人ないし2人が蹴る(走る)ことで、紐が動きリフトとしての機能を果たしていたらしく、かなりの重労働だった模様。

謎解き
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かくして、あの教会の尖塔を作る際にも、この手動式巻き上げ機が活躍していた様子が模型にもなっていて、「悪魔の仕業ではなかったんだよ」とココで娘にオチを話すと「えっ!どう言うこと?」と・・ちょっぴり混乱を来してしまい反省^^; 何だかサンタさんを信じている子供に真実を話すか否かみたいな、タイミングが重要だったのを痛感。

時系列
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しかしながら、切り替えの速さはピカイチの娘^^;は、あのねじ曲がった屋根ができるまでのことや歴史的な背景の話を途中で何度か脱線しながらも、積極的に学芸員さんとやり取りして納得。建築の面白さが段々と分かってきたようで049.gif

ズーム
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結局、屋根がねじ曲がってしまった原因も諸説あるようで、その①として考えられているのが、骨組みの問題で、着工当時(14世紀半ば頃)に普通に使われていた乾燥が完全ではない状態の木材が時間とともに変形して来たという説、また、その頃に大流行したペストにより熟練した職人が亡くなり十分な技術のない者が施工に関わったという説に対し、その②は尖塔の周辺を覆っている鉛が太陽の熱によって変形したとされる説で、こちらの方が優位とされるようですが、これまた①であると主張する団体もあったりで真実は如何に・・いずれにしても、その外観同様、ミステリアスでユニークな歴史も人々を魅了しているよう。

オマケ:原点回帰
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他にも、産業革命期にはその主要な舞台となったミッドランドの一部ということで、その頃の展示物も興味深く、なかでも大流行した結核についての当時のマニュアルが印象的でしたが、今でも十分に使えるのではないかと思える無駄のない基本的な内容や可愛いイラストに、ポスターや絵はがきにしたら売れないかな?なんてこと思ったり^^ 屋根に惹かれて訪ねたチェスターフィールドの街でしたが、博物館で地方の歴史を学ぶ機会にもなり大収穫の小旅行になりました。



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by bham | 2016-09-30 17:46 | ミッドランズ(東) | Trackback

ねじ曲がった屋根の教会


ずっと実物を見たかった教会を訪ねて来ました049.gif




誘惑
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途中でマーケットに寄り道しそうになったり

ハロー
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壁から飛び出たジョーズもどきに驚いたりしながら

目印
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歴史的建造物の立ち並ぶ街中から、段々とその姿が近くなり

目的地
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遂にThe crooked spire に到着!1300年代の終わり頃には建てられていたとされる歴史ある教会。

ズーム
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本当に、その呼び名の如くねじ曲がった尖塔を興味深く観察。何故、こんなことに?と現実的な話はさておき、諸説あるなかでも気に入ったのが、

その昔、南(ノッティンガム)から北(シェフィールド)に旅していた悪魔(Lucifer)が疲れて、このチェスターフィールドの教会の屋根でひと休みしていたら、下から漂ってきた神聖なお香に苛立ち猛烈なクシャミを食らわせ、その衝撃で屋根がねじ曲がったとさ。

ですって(笑) 娘に話したら、まだ信じてくれる年齢で良かった^^

民俗的
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教会の周りを歩きながら、色んな角度からじっくりとその捻れ具合を見た後は内部へ。歴史を感じる厳かな空間は、重たいものではなくとてもスッキリとした心地よい気が流れていて、数々の立派なステンドグラスの中でも特に面白かったのが、この街の11世紀から現代までの歴史と人々の生活をあしらった物で、マーケットタウンだったことや興った主産業が子供にも分かるような構成になっていて、1984年に750周年を記念して地元の人から寄贈された物とのこと。

心をこめて
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隅には祈りを捧げる一角があり、私達もvotive candle に火を灯し、今、一番心配なことを願掛けして、

もう1つ
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続いて七夕を思い出してしまった Prayer Tree にも思いを書き手を合わせて祈りを。折しも、日本ではお彼岸の真っ只中で、欲張りなほど祈りたいことがあるのに^^; 一番に思ったのは認知症の義母のこと。敬虔なクリスチャンだった義父も心配しているんだろうなと思いながら、いつの日かまた、お礼参りにここへ戻って来るのを確信して、屋根の真相を探るべく次なる目的地へ向かいました。






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by bham | 2016-09-24 22:34 | ミッドランズ(東) | Trackback

マトロックをぷらり

車で2時間圏内への日帰りの旅が続いた、この夏の思い出その①。

名残
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バーミンガムから北上したダービーシャーに広がるPeak destrictでの所用を終わらせ、マトロック(Matlock)エリアの散策を開始。街を流れるダーウェント川下流一帯に広がる渓谷も含めてビクトリア朝の頃には、洒落たスパリゾートとして繁栄していた名残がところどころに。

混在

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産業革命期においては、豊富な水資源を活かして興った紡績業が一大産業となり地域に富をもたらし、近くには、世界遺産に認定されたそれらの工場群があり、歴史的にも興味深いなと思っていたところに、屋根の上のトゥクトゥク(三輪タクシー)を発見!これも、イギリスの近代史の一幕ということで ^^;

自然派
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1時間もあれば十分という規模だったけど、更に思ったより早く街歩きが終了したので、車で3分の所にある酪農家☆Matlock Meadowsのファームショップ&カフェへ行き、3人3様、好きなアイスをオーダー。すべて自家製とのことで期待も膨らみ、グルグル回る面白いショーケース内にある豊富な種類のアイスを前に大いに迷ってしまった・・・・

ひと休み

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娘が選んだ、いかにも体に悪そうな青いアイスはバブルガム^^; まあ、特別な機会ということで・・・私と夫は4種類を少しずつ食べ比べてみて、2人共アップルパイが一番のお気に入りに。

遊具
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他にも、子牛と母牛が寛いでいるコーナーや、トラクターを模した乗り物などで遊べたので、娘は食後に早速、地元の子供達と混ざってファーマーごっこを始めていました。4才頃までは、知らない子と一緒に遊ぶことが好きではなかったのに、今となっては自分から自己紹介しながら入って行き、ちゃっかりと一員になっているその姿に、ゆっくりだけど着実に身について来た社交性や成長を再認識でき一安心。

レア物

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監督を夫に任せ、私はファームショップで面白い食材チェックを開始~。「なにか面白い物は無いかな?」と探していたら、 あった!

縁起物
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な~んと、なかなかお目にかかれない「初卵」が^^ しかも1箱だけというのが分かった瞬間、がっちりキープ! 若鶏さま・・大切にいただきます(拝)

妥協
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お店の人によると、初卵は1個(一番小さな物)のみだけど、他もまだまだ若鶏パワーが充満しているんだとかで、その活力が是非とも必要な老婆に中年カップル(+せっかくなので娘にも)は、ひとまず、この貴重な1個を4人で分けることにして、問答無用の加熱を・・・・その火は、あわよくば久々の卵かけご飯をと狙っていた、イヤらしい私の心をどんどん浄化して行き、すっかり観念^^; お味は、甘くまろやかで、この卵黄を透き通った呼子(九州)のイカ刺しと一緒にしたならば 027.gif なんて、思いが飛んでしまうほど美味で、またしても、珍しい物を探す旅(?)は大成功に終わりました。




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by bham | 2016-09-16 06:28 | ミッドランズ(東) | Trackback
爽やかな青空の下、いつも我が家のことを手伝ってもらっているオペアさんへの心ばかりのお礼を兼ねて、ご希望の地・The Potteries(Stoke-on-Trent)へ。

オリジナル
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何かと波長の合う彼女との旅は日常生活と同じく順調で、計画通りに5ヶ所を周れて大満足!特に、限りある時間内での行動は、目的達成のために突き進んでしまう「鬼軍曹」のノリ(爆)??・・・・ってことも無く、すべての行動においても息はぴったり。やっぱり、効率よく進むには、時間をはじめとする色んな感覚が似てることは必須だなと改めて。

私は、数ヶ月前にも来たBurleighでは、ラムレーズンのファッジ(中身はFarrah's の物)のみをお土産として購入。

ヒント
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相変わらず、趣のあるファクトリーショップ内を周っていると、古い廃材を使った棚が目に止まりピン!もしかすると、未だ庭の隅に置いている、取り壊した古いシェッドの一部を使って何か作れるかもと新たなる野望が^^

水辺
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バーミンガムからの道中、対向車線が工事中で大渋滞だったのを見ていたので、帰りはモーターウェイを通らずに、Stafford近郊にあるカナル沿いのステキなファームショップでランチを。またまた、ローカルフードのオートケーキを試してみましたが、ここで作られているベーコンが特に美味しく、これもお土産に決定。

特産
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スタッフォードといえば、イチゴも名産で、このところの陽気も手伝ってか、既にイチゴ狩りができるようでした。

ぎょっ
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普段はローカル産のチーズに魅かれてしまうけど、この日は、目に飛び込んできた Char Coal Cheese なる真っ黒なチーズに決定。昨年、斬新さを売りにフードショーなどで話題をさらっていた物のようだけど、遂に私の所にも巡って来てくれた♪ 

晩餐
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自宅に戻って「膳は急げ」とばかりに、この木炭チーズを食卓へ。活性炭を練り込んだ熟成チェダー(mature cheddar)のようですが、イカ墨を使っているのかと思うほどチーズとの相性も良く美味で、これは、料理の配色でも使える1品になりそうで◎

めったに出掛けることのないスタッフォード周辺でしたが、自然も多くて、今度はゆっくりハイキングに来たいと感じる気の良いエリアもあって、いつの日か、またリピートする気満々です001.gif
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by bham | 2015-06-05 16:10 | ミッドランズ(東) | Trackback

ダービーシャーへぷらり

再会運というものがあるのなら、今年はズバリ、最高!みたいです。かつて、バーミンガムで学んだり、働いていた友人達の再訪が続いた上半期。そして、9月に入ってからも、まだまだ続く、嬉しい再会♪ ということで、久しぶりにダービーシャーまでドライブを兼ねて、私のイギリス田舎巡りの師匠でもある、東京在住のバリバリの鉄学者(?)さんと鉄一家でEcclesbourne Valley Railway へ。

道先案内
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その昔は、この辺りの採石場から切り出した石灰石を運ぶためのラインだったようですが、閉山になったため、現在は週末やホリデーシーズンのみを保存鉄道として、また、平日は、国内の鉄道会社の新車両のテスト走行用ラインとして活躍している鉄道なんだそうです。

到着
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この日は、ちょうどpeak district の南端に位置する Wirksworth にある終点の駅の作業場で、バーミンガム大学の学生さん達の実習が行われていたので、師匠と鉄男も安全靴に履き替えて担当教授と共に、フィールドの奥深くに消えて行きました。そのうしろ姿は、ワクワクして止まない少年2人・・・ちょっぴり羨ましかったけど、娘には危ない場所なので、私達は歴史のある街中を散策することにしました。

指標
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思えば遠くに来たもんだ~♪ って感じなんですが、実際はバーミンガムからなので、車で1時間半の距離。Wirksworth の街はマーケットタウンだったそうですが、先のローマ時代には、既に鉛鉱山の採掘で栄えていたそうです。

雰囲気
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現在は、観光がメインの産業のようで、B&Bやお洒落なティールームの他に、アンティーク屋さんも数軒あったので覗いてみたら、かわいい系の品揃えのお店から、まるで○○屋敷・・どうも、仕入れた後の作業が間に合っていない感じで、値段もテキトー(?)みたいな掘り出し系のお店も面白かったです。

看板その①
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ダービーシャーといえば、農業も盛んで食べ物も美味しく、ここにも、誘惑の看板が!1890年創業のパン屋さんの看板に従って路地裏へ。残念ながら土曜日の3時頃だったので、既に、多くが売り切れ。パン屋さんには午前中に行くべし!なんですよね・・^^;

看板その②
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気を取り直して、再びハイストリートに戻って、また面白い看板を発見!どうやら、ビールの醸造所で直売が行われているようで ↓↓↓ 地元民と思しき人達が、皆、空のマイジャグを持って門の中へ消えて行ってました。

秘密の酒園
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1時間後位に、師匠&夫と一緒に、この醸造所の前に戻って来たら、「SOLD OUT」の看板が・・・どうやら、美味しいビールを造っているようで、次回、訪ねる機会があったら、私もマイジャグを入手して試してみようかと思います。

お昼ごはん①
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午後5時には、お店も閉まってしまう典型的なイギリスのカントリーサイドの街だったのもあって、4時過ぎには私達も帰路へ。スロースタートの土曜日だったので、保存鉄道でのフィールドワークの見学を楽しめたら良し!ということで、お昼は、ダービーからWirksworthへ向かう道の途中にあったファームショップ Croots farm shop のカフェでいただきましたが、「お店のオリジナル」を試してみたくて、賞を取ったポークパイと地元産のチーズとサラダのセットを頼んだら、チーズは1ヵ月分ですか??って感じのワテのプレート・・・さすがに、完食ならず。やっぱり、ヤマトミンゾクの消化酵素では、大量の乳製品摂取は厳しいと思われた・・・042.gif

お昼ごはん②
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秋深き隣は何を食う人ぞ。夫(右)は、基本的英国系ランチ・・説明は割愛させていただいて、知性派の師匠は、ローカルフードのダービーシャーオートケーキwithチーズ、ベーコン(左)を召し上がっていらしゃいましたが、3つのプレートの中では、一番、健康的な内容でさすがでした。

郷土食
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お隣のスタッフォードシャーにも、スタッフォードオートケーキという物があって、普通のスーパーにも売られていてビックリ!だったんですが、実は、このオーツを使ったパンケーキが大好きな私。冷凍も可能なので、ちょっと買い込んでしまいました。カフェのお料理のようにチーズやベーコン、ハム、卵などと一緒にという、ボリューム満点の朝食がピークディストリクト界隈のB&Bなどでも出されているようですが、私は、バターにメープルシロップで頂くのが一番気に入っていて、これからの寒い朝には、嬉しい1品となりそうです。

オマケ:グッドアイディア!
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長閑な野原と、その先に広がる丘陵地帯を一望できるファームショップのプレーエリアにあった地理座標の看板。これで、救急ヘリも難なく着陸できると感心。それにしても、北緯52°って・・・日本じゃあり得ない高緯度に住んでいるんだなーと改めて思いました。
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by bham | 2012-09-29 03:06 | ミッドランズ(東) | Trackback