バーミンガム素描 ~Oh,Brummie!~

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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

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カテゴリ:ホームエデュケーション( 10 )

幸せな解放日

ちょっと前の話で、またまた楽しかったハーフターム(学期間の中休み)は、日頃、慣れない英語の環境下で頑張っている日本語ネイティブの子供達&お母さん達の解放日ということで、大人も子供もストレスフリーな時間をまったり。

ボチボチ
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言語だけじゃなく食べ物も日本式で行こう!と皆でたこ焼きを作成。心強い大阪人に、実演をお任せして、子供達も体験を兼ねてお手伝い^^ 


もう1つ

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次から次へと料理に参加したい組とそうでない組に分かれて、これも自由に。

完成
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何の縛りもない空間につき、餃子に包み方もお好きなように!と、色んな形ができました。

のほほん

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一通りの腹ごしらえが終わったら、子供達は思い思いに遊び出し奥の部屋を暗くして、影絵の寸劇が始まったりと、止まるところを知らないイマジネーションから飛び出す発想にほっこりしながら、お母さん達も平和なひと時をたこ焼き&餃子と共に。

子供達の学校は違っても、定員15人に2人の先生がつく私立の学校の話はどこも興味深く、母国語以外の環境で学ぶストレスや、2か国語の中で生活するバランスについても、色々と考える機会になり、段々と教育に費やす時間やコストが増えてきている、娘のホームスクールの今後についても、沢山のヒントやアイディアをいただき感謝

皆、名残惜しかったけど、次の『解放日』を楽しみに頑張りましょう!と笑顔で解散。私達親子にとっても、心の糧となった貴重な1日でした。


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by bham | 2017-11-04 18:08 | ホームエデュケーション | Trackback

化学入門

ホームエデュケーションのスタディグループも始まり、新しい試みの Chemistry lessons に、少し年上の子供達と混ざって参加させてもらいました。

実験中

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好きなように色んな物を混ぜて様々な変化を観察する現場は…カオス!それでも、発火や爆発の恐れはないので良しとして。


比較


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元素に触れて知る体験ではガリウムが登場。融点が低いため掌やぬるま湯、熱湯を使って溶融の状態を比較しながら形が変わりはじめると、まるで手品でも見ているかのように歓声をあげたりして、興味を持ってくれたようで049.gif


現代版
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他にも、箱の中に入っていた美しい結晶の名前や性質を調べる時間もあり、今どきの子供達のリサーチ能力の高さを思い知ることに。



旧式

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ちなみに、大人たちはアナログで頑張ったんだけど時間がかかり過ぎて完敗^^;


魅了

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その正体は、鉄血(?)のような名前の元素・ビスマスで、色彩はもちろん幾何学模様の織り成す神秘に皆うっとり。語呂合わせで覚えて行った周期表にはあったけどよく知らない元素もいっぱいだったなと思うと、この方法はかなりインパクトがあって、まさに百聞は一見にしかず👏 1時間ちょっとのレッスンのほとんどが実験や体験で、記録の整理などの筆記作業は各自が家に帰って行うスタイルで、持続しての集中力が足りなかったり、何かと時間を要する娘にはピッタリで有り難い限りでした。


成長


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3月で8歳になることを踏まえ、少しずつ学ぶ内容の質を上げて行く時期に移行しつつ、できないことは何度も反復して確実に身に着けさせる基礎固めはまだまだ続きそうな見通しの中、最近は一段と興味の幅が広がってキッチンにもしばしば出没する娘は、実験同様に色んな変化が起こる料理が面白くなったようで、私も「忙しい」を封印して丁寧に対応しなくてはと改心。昨年より要請があった、サイエンスクッキングのクラスと食文化を含んだ東アジアの文化を紹介するワークショップを頑張ってみようかと。イギリスでは初めての試みになるけど、これまでの経験を活かして何とかなるかなと思う反面、しっかりと準備をしておかないと手強そうな予感もあり、久しぶりに良い緊張感を持って臨めそうです。





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by bham | 2017-01-06 07:53 | ホームエデュケーション | Trackback
ホームエデュケーションを始めてから4年目に入り、様々なご縁で日本の媒体からの取材や個人的な質問を受ける機会が続き、教育の多様性への関心が高まって来ているのを実感。私自身が、まだまだ続く長い道のりの半ばにも達していない状況なのに、分かったようなことを断言するなど以てのほかで、娘を通してのごく限られた体験談を話すのが精一杯につき、アドバイスは一切行わず。

日常①
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元々、年相応の標準からすると色んなことが遅れていたり、身体の感覚的な問題を抱えていた娘の就学時期が尚早ということで選択した方法だったけど、あくまでも本人の希望を尊重しての取り組みで、夫も私も、決して子供を学校へ行かせない=教育を与えない選択をしたわけではなく、偏見に満ちた考えに辟易することもしばしば。特に、面と向かって目を剥きながら「(学校へ行かせないで)社会性についてはどうするんですか?」と言い負かしたい気満々のお母さんがいたけど、逆に「どういう事?」と聞けば、「先生とのやり取りの中で培われる云々」と・・・絶句。チ~ン。

常々、社会性については私達両親が一番頑張って子供に教えるべきことと考えているため、たとえ通学していようとも、その点は厳しく躾ける方針だったので、以前より感じていた子育ての方針の違いに加え、根底にある考え方や、過剰なほどの競争心から発せられるであろう意図的かつ無神経な言動の数々に違和感を覚えていたので、不快指数もMAXに達し「もういいだろう(ほっといて!)」とガラガラとシャッターを下ろして終了。特に繊細でもない私が、これ以上関わる必要はないと判断したのは、色んなことが積み重なっての結果であり、とにかく、雑音を遮断することをはじめとする精神衛生上の対策だけをきっちりとやっておけば、無用のストレスがかからないのも分かっているので、全く臆すこともなく淡々と、娘をしっかりと育てるということに集中でき結果的にも◎

日常②

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常に言い続けている「rules are rules」によって、立ち止まり考えることを覚えた娘は、不満があっても参加する以上はルールに従うことを頑張っているようで、終了後は、私に色々と意見をぶつけて来ては、噛み砕かれた言葉で世の中の仕組みを学んでくれているよう。こうやって、社会性を培って行くことは、本当に骨が折れるけれど、これも日々の積み重ねが大切であることを痛感しながら、「ルールを守った上で考えが違う人がいても、その権利を尊重する」という他者へのリスペクトもしっかりと教えていて、特に、ルールを守った先にある選択の自由の意味が分からずに、他人のことを何だかんだと言ったりジャッジする「不躾」なことで、しっかりと人間性を見られるイギリスの社会にあっては、大切な素養である点も親としては見逃せないポイントに。

謎の穴

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もうひとつ大切なことの、穏やかな心で信頼して付き合える人達と色んなことを共有するという点は、家族ぐるみで良い付き合いをさせてもらっている大人達の背中から学んでいるようで、ほのぼのとした雰囲気の中で子供達同士も仲良くすることを覚え、加えて、英国全土でも特にホームエデュケーションが盛んなバーミンガムでは、お母さん達だけでもかなり良い学校が作れるのではないかと言うレベルの催しも多く、その環境には本当に感謝することがいっぱい。

答え
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ホームエデュケーションに限らず、「他人の子育てに口を挟むと諍いが起こる」ということが分からない人(口を挟んだところで、将来的な責任を取るわけでもない)が、できるだけ平和に過ごしたい人にちょっかいを掛けてきて、それを跳ね返されるとおべっかを使い、当然だけど余計に相手にされなくなったら、被害者面をして周囲に相談を持ちかけては同情を得て、他人を巻き込むという意味不明なことを繰り返す、グッチャグッチャ+ドロドロなことがママ友ワールドと呼ばれる所でも起こっているようで、その元凶となる心の底にある闇によって作られる迷惑な「かまってちゃん」に娘がならないように、そしてパワーゲームに巻き込まれることもないように084.gif 育てなくてはと思うと、親の責任は本当に大きく、これからも、心身共に健全に育ってくれる環境は大切だなと、まだまだ続くホームエデュケーションの中で、総合的な判断力の養い方についても考える時間になりました。



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by bham | 2016-10-16 04:34 | ホームエデュケーション | Trackback

2つの文化とバランス

一気に夏がやって来たかのような暑い日が続いている最近は、ホームエデュケーショングループの活動もいつもに増して盛んになり、午前中に勉強を終わらせて、午後からは、この季節の生態系の様子を学びに出かけたり、ひたすら身体を動かして体力アップに励む日々。

キャッチ&リリース
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広々とした公園を流れる小川にて、小魚やザリガニを捕まえているお兄ちゃん達に混ざって奮闘するも、なかなか捕まえることができずに悔しがる娘は、網の使い方がいまひとつだったけど、皆に習ったり、励まされながら、やっと1匹捕獲してちょっと自信がついたよう。

初体験
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数週間前には、屋内でクライミングができる所へ行き、インストラクターから指導を受けながら、少しずつ難易度が上がって行くプログラムに挑戦。同年代の友達4人と一緒に、時々、緊張しながらも頑張りました。

基本
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最初は、低い所にあるホールドを掴みながら右横へ移動して行くボルダリングからスタート。比較的簡単と思いきや、へっぴり腰で、なかなか先に進めない娘^^; しかしながら、先生の素晴らしい指導の下、段々と要領を得ることができ、無事にクリア。

本格的
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しばらく、効率よくホールドを使って上下左右へ自由に移動する練習をした後に、奥の方にあるより高い壁へトライするためにハーネスを着用し、ロープを使って順調に登って行く子供達でしたが、高い所に登りすぎてパニックに陥ったり、ある程度の高さで固まったりと、ありがちな問題も発生しながら何とか1時間のコースが終了。

集中
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高い所への恐怖心がないのか、ハーネスを付けてからの方が楽しかった!と大喜びだった娘は、もっとやりたいとのことで、このまま行くと庭の木に登り出すのは時間の問題かもしれないなと思ったり ^^; いずれにしても、色々と考えながら工夫をして体を動かすことを学ぶのには良さそう。という点は全員一致で、2週間に1回位の割合でグループレッスンを受けることになりそうですが、それ以外は、特にベタベタとした付き合いのない保護者間の距離も私にはありがたい限りで、いつも、子供のためになりそうな企画の時には声を掛けてくれる、イギリス人のお母さんたちに感謝016.gif

オマケ:初挑戦
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こどもの日は過ぎてしまったけど、お祝いしましょう!と日本人の友人達と集まることになったので、「ちまき」に挑んでみました。実家から送ってもらった、乾燥ヨモギを使ったお餅にしたので、余計に日本が懐かしくなってしまった(涙)ものの、イギリスでも助け合って、同じ文化を持つ子供達同士も皆仲良く、元気に育っていることが何よりだなと、これからも、娘が日英両方の文化の良いとこをいっぱい吸収して成長してくれればと、特に願う日になりました。
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by bham | 2016-05-10 05:30 | ホームエデュケーション | Trackback
間もなく7歳になる娘にも、遂に人間関係の試練がやって来ました。いつも親と一緒で学校にも通っていない、兄弟もいないという環境なので、誰しも多少は体験するようなトラブルに遭う機会が圧倒的に少ないのもあり、早い時点では介入せずに黙って見守っていました。

気分転換
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週2~3日で一緒に学んだり、遊んだりしているホームエデュケーションの子供達とも年齢が上がって行くにしたがって、ちょっとした衝突が起こったりして、段々と自我の確立へ向かっての成長を遂げているのを実感。特に、友達から受ける影響が強くなって来て、自分の知らない事や物への好奇心もいっぱいの様子で、タブレットで遊んでいる子供にベタベタと付きまとったり、面白いと感じた時には、守らなければならないルールである順番を待つということを忘れて飛びつこうとしたりと、これでは、トラブルに遭っても仕方ないという場面も増えてきて、その度に私は教育的指導を行うわけですが、時には、逆に娘への割り込みや妨害もあり、それが故意だったりすると小競り合い勃発となり、傷つくことを言われたり小突かれたりも。

夫も私も、娘に手を上げたことは1度も無く、これからもその方針は変わりないため、可愛い我が子がよその子に手を出されての怒りというものは当然あるけど、大人が介入するに至らない程度と判断して、娘が毅然とした態度を示し自力で解決できるよう促すことに徹していました。

そんなある日「もう、○○とは会いたくない」と、その数日前に頭を本で強く打たれて泣いてしまった娘が吐露。それから、彼女なりに頑張って接して来たこれまでのことや、今の感情などを話してくれて、これはしばらく距離を置いたほうが良さそうだなと判断したので、どうしても顔を合わせてしまうことになる集まりには行かずに、混乱している頭や心の整理をさせることにして、こんな時には大自然を拝もう!と寒かったけど、野歩き+お父さんの仕事体験へ出掛けました。

ワクワク
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まるで、パパラッチ?!お父さんの使わなくなったカメラを構えて、自分もその被写体の到着を待つ娘。小さすぎて欄干の上からは撮影できないからとベストな位置を探し当て、逆光にならないアングルも調整していたよう。

通過中
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何が特別なのか分からなかったけど、夫曰く「ロケーション」なんだとかで、ちょっぴり政治とも関係しているとのこと。小さい時から鉄一筋で、今ではその関連の月刊誌を作っている、まさに筋金入りなダディの特殊な仕事現場を体験できた娘は、自分もその道に進みたいんだとか・・・立て続けに王室や政府関係の要人、はたまた、企業による秘密厳守の事前公開への取材と緊張の現場が続いていた夫も、良いリフレッシュになったようで◎049.gif

寒かったけど、春が近づいているのを随所で感じることができた野原を歩きながら、娘や夫と色んなことを話して改めて感じた丁寧な子育ての重要さ。大人になっても人づきあいで苦しんでいる人が多い現実を踏まえて、一番身近な親が、しっかりと健全な精神を築いてゆく手筈を整えてあげることができれば、随分と違うのではないかと思いながら、娘の身の上に起こった暴言や暴力によるショックを分析。まさかと思うような一撃により起こっていたパニックを治め、しっかりと自分と向い合ってその要因をどうやって回避するかを一緒に考え行動に移し、悲しさや惨めな思いを引きずってのトラウマによる、怒りや恐怖といった負の感情に支配されないようしっかりと慰めました。

常々「皆と仲良くしなさい」ではなく「できるだけ、誰ともトラブルにならない様に」と教えているので、今回も必要であれば、問題のない距離で接するような結論に至ってしまうかもしれないけど、それもまた生きていく上での大切な知恵なので仕方のないこと。残念ながらこの先は、「右の頬をぶたれたら、左の頬はぶたれないように気をつけよ!」と自衛をすることが、いっそう必要な時代になることは避けられそうにもないので、これからも、娘の身の上に起こる様々なことを通して、励ましながら一緒に学んで行きたいものです。
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by bham | 2016-03-07 00:00 | ホームエデュケーション | Trackback

森の学校へ

霜も降りはじめグーッと冷え込んできた最近は、日照時間もどんどん短くなって来て、急変する空模様を見ながら娘のスケジュールを柔軟に組み替える日々。寒かったけど、快晴だった午前中は近くの森の中で開かれているForest School(Active Parks Down To Earth)で、自然と向かい合って来ました。

準備
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このバーミンガム市による企画で、ほとんどがボランティアの方によって運営されている森の中で遊び、学ぶプログラムは、かなり自由な雰囲気のなかで子供も大人も自分ができることをやりながら、その日のお題目を達成するという点が面白く、娘も張り切って薪集めを開始~。

集結
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明け方の霜で濡れてしまった木が多かったけど、うまいこと乾燥した状態を保てていた木を選んで炉を作成。

点火
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火打石ならぬ firesteel から飛び散った火花が着火し、少しずつ木に燃え移って行く様子を見ながら火の性質を観察。

調理中
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続いて、設置された三脚に大きな鍋を吊るしてのベーキングでは、持ち寄った色んな生地を思い思いに形成して、焼き上がりの状態をみながら火加減を工夫する学習を。

運動中
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焼きたてのパンを食べた後は、落ち葉や木の枝を使って好きなように遊びながら、太陽の光を吸収。

片付け
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段々と火の勢いも衰え燻り始めたところで、炭化した木を叩いたり潰したりしながら鎮火させ、最後は水で完全に消火し楽しかった森の学校も終了。ここのところ、なかなか野歩きができていなかった私も、かなりリフレッシュでき大満足でした001.gif 
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by bham | 2015-11-24 16:45 | ホームエデュケーション | Trackback

基礎づくり

紅葉も随分と始まって来ていて、段々と忘れていた季節に向かっているんだなと、近年で一番忙しかったこの春から夏のことを少し振り返りながら、ここには書けないような劇的なことも起こったけど、大局を見たら、すべて辻褄が合い「これでイイのだ~(by バカボンのパパ)」というすっきりとした境地に。

輝き
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少し前に戴いた明るい色彩のお花を見ながら、1年ちょっと前に旦那さんの故郷へ戻られた大切な友人からの吉報に嬉しい一人酒を。離職し、ゼロからのスタートを選ばれた旦那さんをしっかりと支えて、弱音も愚痴もこぼさずに、時が来るのを信じて静かに待っていた、芯が強くて真直ぐな彼女の内面から出る輝きがヒマワリと重なって、何だか一緒に祝杯をあげているような気分に^^ 

到着
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私も、まだまだ続く長いトンネルを、これからも前向きに進んで行こう!と勇気をもらって、娘のホームスクールの新たな教材と睨めっこ。何かと特殊な伸び方をしているので、分析しながら柔軟に対処しなくてはならない点がポイントになりそうだけど、情緒の面では安定していて、特に、この時期に重要となる人格形成においては、マイナスとなる要素を随分と排除できていることが功を奏しているのではないかと。しかしながら、自分の能力以上のことをやろうとして出来ずに癇癪を起こしたり、他人のせいにしたりすることを覚えたようで、子供にありがちな成長なんだろうけど、このまま放っておくと、気分屋モンスターなんて事になって、本人も周りも苦労するのは目に見えているから、根気強くイエローカードを出してバシっと指導中。まだまだ、感情が優勢な時期だけど、理知的に物事を処理する力を少しずつ身につけるトレーニングのチャンスは日常の中にいっぱいなんだなと思いながら、一足飛びとは行かないので、これまた学業に同じくレベルを見極めて辛抱強く進むしかないようです。

組み立て
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長時間座っての読み書きは相変わらず苦手なため、カードを使って文章を作らせていますが、珍回答を連発・・・しかしながら、子供の目線ってこんな感じなのかと変なところで納得できることもあり、文章の骨組みとなる基礎はしっかりと教えつつ、娘には、感じ取って認識していることを説明してもらったりして、コミュニケーション能力のトレーニングを。

効率
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比較的簡単にマスターしてくれている算数でも、ちょっとした弱点を発見。やはり、視力からの影響と思われる失敗が続いたので、書きながらよりも大きくて濃い数字と記号のカードと大き目の立体を併用しながら進めるのが今のところ一番合っているようで、日本とは違った進み方のイギリス式を親子で楽しんでいます。

オマケ:外国人
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とりあえずは、まだ手に負えるという段階だけど、これから、更に勉強も難しくなってくると、いよいよプロにお任せしなくてはならない教科も増えてくるのかなと、娘の社交性を高めつつ、先輩方の経験談や情報を貰っているホームエデュケーションのグループにも週2位で出かけて充実した時間をすごしていたのに・・・ここに来て、グループ内に不穏な空気が。早い話が、新団体立ち上げを企てているお母さんがいて、それはそれで結構なんだけど、メンバーの引き抜きに躍起になっていて実に鬱陶しい限り。元々、何につけても競争心や対抗心のような物が強い人だなと鼻につき、そのまた上を行くような押しの強さにも「ごめんなさい」だったけど、労せずにメンバーを集めるなんてことをする時点で尊敬もできないし、信頼関係なんて築けないと言うことで関わってくれるなオーラを発動。なのに・・・更に押して来る^^; そして、ハッとしたのが、バーミンガムの文化の多様性ということで、これは、元来のイギリス人の距離の取り方が当てはまらないケース → → はっきり「参加しません」と言わないと分かんないんだろうなということで、出来るだけ柔らかく伝えると「何が良くない?」と詰め寄られて・・うっ・・・かなり強烈。

されど怯むことなかれ。「こちら側の能力の問題」と言うことで、無理なものは無理だけど、グループの発展を祈っておりますと祝電のようなコメントで終了^^; 自由な選択をした人達の集まる所でも、こんなことが起こるのかと、あまり気分の良くない出来事だったけど、相変わらずのペースと距離で心地よく付き合えるお母さん達とは、これまで通りに平和に過ごせているので良しとして。さてさてと、忙しさにかまけて放置していた運転免許証の切り替えをオンラインで済まそうとしたら「イギリスのパスポート必須」とのことで、久しぶりに「I'm an alien」を思うネタ続きの最近 でした。042.gif




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by bham | 2015-10-09 17:17 | ホームエデュケーション | Trackback
今年もホームエデュケーションを選択した我が家は、先日、教育委員会の担当者の家庭訪問が終わりました。

変更ナシ
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この担当者の訪問は3回目で、いずれも約束の時間より10分前に到着という、イギリスではなかなかお目にかかれない事例(?)や、整然とした仕事ぶりで、きちんとした人が担当で良かったなと巡り合せの幸運に感謝。特に、問題のない家庭は1年に1回の訪問が原則ということで、我が家も特に問題が発生しない限り「また来年」という事になるそうで、昨年頂いた、ホームエデュケーション用のガイダンスも引き続き使ってください。とのことで、やはり最低限のサービス=自由(権利)は認めるから、あとはあなた方次第という事を痛感。

指標
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矯正中の視力の問題もあり、読み書きに特に時間がかかる娘には特殊な方法を用いて進めて行くのが今のところベストだろうということで、まさに3歩進んで2歩下がるといった、親子共々「忍」の一言につきる日々。「為せば成る」的な高圧をかけると壊れてしまうのは間違いない、娘の器とキャパも照らし合わせながら、実は、子供の事がよく分かっていない自分との闘いなのか?と感じることもしばしば^^; 

万策
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ホームエデュケーションのグループにも、9月ということで新入生が加わり、未だ不安や孤独を感じているお母さんも参加されていたりと、いつもにも増して色んな事情を知る機会になりましたが、皆、子供にとって最善であると考えての選択である点は同じで、また励みになりました。

まだまだ続く、未知なる子育てと教育のことを漠然と考えていたら、何だかボードゲームに似てないか?なんとてことを思い、戦略と戦術に機運なんて物も加わり、楽観も悲観もほどほどに進んで行き、最後は、できるだけ思い描いた結果に近ければ良いのかなと。ただし、そのためには、日々変り続ける娘の観察とその対策は必須・・^^; 親として、想定できることへの準備や対応を怠ると、後からそのツケがキッチリと戻って来るなんて現実も色々と見聞きしていると、なおさら長い目で物事を捉えつつ、問題が発生したら出来るだけ早く対処しなくてはと、やはり責任は重大042.gif 今更ながら、親になる選択をした自分と向かいあって、辛抱強く全うしなくてはと思う毎日です。
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by bham | 2015-09-15 18:33 | ホームエデュケーション | Trackback

家庭学習と皆既日食

週に2~3日、近所の会場で開かれているホームエデュケーションのグループに参加中の最近。年齢もメンバーも、その時々で変わってくるけど、多くの子供達そして親御さん達との交流で、娘も私も良い刺激を受けています。

変更
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前回は、いつもの施設に着くと「管理人が来ないため会場が使えなくなりましたので、近くの公園で開催します」との張り紙と地図があり、そこまで移動。話を聞くと、2人いる管理人に主催者が連絡したら「今日はあの人の担当よ!」とお互いに責任の擦り付け合いをして、結局、どちらも私用のために来れないと・・・「(よくある話だから)仕方ないよね」と寒かったけど公園で、翌日の日食を見るための箱を作成したり遊んだり。この日は、科学系スペシャリストのお母さんが日食のシステムを媒体を使いながら説明し、子供達も興味深く聞き入っていました。

実践
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当日は、シティーセンターでのイベントもあるとのことでしたが、私達は自宅の庭でシリアルの箱を使って太陽が月に隠れて行く一連を観察しました。

ゆらゆら
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朝の9時頃からと聞いていたので、洗濯物を干しながら太陽の光が段々と柔らかくなって行くのを見ていたら、何とも言えない気分になり、遥か大昔の人達が自然を神と崇め畏れていたのが分かるなと、子供の頃に本気で「怪奇日食」だと信じていた、恥かしいことを思い出したり・・・^^;

神秘的
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緯度の高い北極圏では完璧に太陽が隠れたそうですが、バーミンガムは87%(?)位の皆既日食だったので、一瞬、随分と暗くなって屋内は照明が必要な感じになりました。雲が多かったけど、幸運なことに一部始終が見られて良かった!と喜ぶ私と、イマイチ「何のこっちゃ?」という感じの娘でしたが「朝なのにお日さまが隠れて暗くなったね」と、大まかなことは理解してくれたので良し!として、これからも自然を通して一緒に楽しく学んで行ける「ネタ」探しが続きそうです。027.gif
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by bham | 2015-03-22 17:04 | ホームエデュケーション | Trackback

児童数1の教室

出生の翌日に右目が先天性白内障と診断された娘のその後は、取り除いたレンズの代わりにコンタクトレンズを入れ、更にその目を鍛えるために正常な左目にアイパッチを着け、「使える目」であることを脳に認識させるトレーニングを1日6時間続ける日々。

セット
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2ヶ月毎に通っている子供病院では、視力検査とレンズのチェックで、だいたいの視力(認識できる大きさによる)とレンズの適合性(コントラスト)を推量してもらっていますが、他の要素については詳しく分からないといった状況なので、娘の行動と照らし合わせながら、本人にとってベストな状態を手探りで見つけて行くしかなく、行き着いた結論は「ホームエデュケーション

振り返れば入学準備コースが始まった一昨年の9月。学校へ行くことを強く拒んだ娘を説得しながら、学校とも交渉し、少しずつ慣らして行くパートタイムからスタートしたものの、日に日に娘の爪噛みが酷くなり、ストレスも最高潮に・・・学校からも遠まわしながら「学校の評価の足かせになるような子供」の受け入れについての難色を示される始末。結局、Ofsted (Office for Standards in Education)から最高の評価を得たい校長先生の意向を聞いた時に、このまま娘を通わせ続けても誰もハッピーならんなと思い、今後について夫と作戦会議を。

不慣れな新しい環境よりも不良な視界がネックになっていたようで、登校してから見えない目だけでほぼ1日を過ごさせることについても、考えさせられることになり、病院の定期健診では詳しく分からない点(物を認識する際の適切な明るさやアングル、それに目を使い続けることに耐え得る時間)についても検討した結果、弱視の子供に適った方法でしっかりと対応して行くのが、今の時点では最善策だろうという結論にたどり着きました。

教材①
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視力が定まるとされる9歳になる頃までが勝負ということで、1日6時間のアイパッチ装着は妥協ナシ!それでも、読み書きができるように、まずは「文字」や「数字」を立体的に捉えて覚えさせることから始める事にして、大活躍なのが、junior learning という会社の商品で、マグネット式になっている教材。色んな応用が利き、読み書きに時間を要する娘にも簡単に認識できるようで、英語担当の夫と一緒楽しみながら少しずつ進む事ができています。

教材②
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算数は私が担当していて、こちらもゲーム感覚で数遊び的なものから入り、応用と反復へ順調に進むことができています。

(教材③
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他には、大きさや形の認識、数量のカウントなどをプロセスを通して学びながら、既成のパターンを組み立てたり、新たなデザインの創作を楽しめる遊び心いっぱいのアメリカのMelissa&Doug社のマグネット式のパターンブロック。

と、こんな物を使ってボチボチと目の疲れ具合を見ながら進めているホームエデュケーションですが、約1年半経過した、これまでのところの一番の収穫は娘の精神の安定で、この選択をして良かったと思います。

オマケ:気になる
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何はともあれ娘の視力の発達が最優先ということで、採光に重点を置いた教室からは、近くの病院跡地に、時々、爆音を轟かせて負傷兵を運んでくる英軍の大型輸送ヘリが見えることも。その迫力に、しばしの授業中断となりますが、何でも認識することが大切なので良し!として、これからも最善の結果を信じて、頑張りたいと思います006.gif
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by bham | 2015-02-27 06:18 | ホームエデュケーション | Trackback