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酒と地獄の物語

ずっと忘れていた「ジメジメ」した梅雨を体験中ですが、来週の今頃は、バーミンガムに戻っていて時差ぼけ諸々でウダウダしているのかと思うと、この高温多湿の環境でさえも前向きに楽しまなくては思ってしまいます。それにしても、この10日ちょっとの九州の雨は強烈で30℃以上の気温。もはや熱帯雨林気候になっているのかもしれません。

そんな豪雨の中、バーミンガムのご近所さんでもある友達一家が初☆九州へ遊びにきてくれました。予定では週末を使って別府と長崎を回るつもりでしたが、あまりにも激しい雨で断念。がっかりのご主人を元気づけるために、屋根があって各種利き酒を楽しむことができる場所を巡ることにしました。

はしご①
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まずは大分県日田市にあるサッポロビール・九州日田工場見学の後に、1人2パイント(他にもアルコールフリーの飲み物が数種)まで試飲。駆けつけ2杯(?)を楽しんでもらいました。「すべてが無料だなんてイギリスでは考えられない!」との嬉しい悲鳴に、確かに日本の会社は太っ腹だなと思いました。

はしご②
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続いて江戸時代から続く酒蔵・薫長に移動。日本酒の製造工程や道具などが展示してある建物内を見学した後に利き酒。ここでのお酒も美味しかったようで、夜の宴会用にお買い上げ^^ されていました。最後は焼酎・いいちこを作っている三和酒類の日田工場行き、ここでも数種類を堪能して終了。日本のお酒事情を考える良い機会になりました。

コネコネ
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明日こそは!と天気の回復を望んだものの、相変わらずの豪雨で皆、意気消沈。それならば、今度は子供達が楽しめるようにとラーメン作りを体験できる麺工場へ。私も娘を抱えながら、ポイントごとに参加して、イギリスに戻ってからも麺が作れるようにしっかりとコツを学んだので、これでバッチリかと^^

いただきまーす
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スープは豚骨で大きな焼き豚までついてきて、これまた満足。雨に祟られた週末でしたが、インドアで楽しめる場所も多くてこの時期の里帰りもいつもと違った視点で楽しめてイイなーとも思いました。

地獄の様子
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仕事の関係で一足先に帰って行かれた友達のご主人でしたが、実は、超~乾燥地帯に出張しても、そのエリアで一週間も雨が降ってしまったというほどの「雨男」なんだそうで、まさか・・とは思っていましたが、お帰りになった後はすっきり快晴に^^; よって、月曜日には別府へ。子供達には「地獄へ行くよ」と伝えていましたが、あまりにも美しい海地獄(Sea Hell)には、美味しい地獄蒸しプリン、さらには足湯場まであって「どこが地獄なの~?」と突っ込まれてしまうほどでした。他にもう1ヵ所、間歇泉で有名な龍巻地獄を見て、別府に来たなら良質の温泉を楽しまなければね!と山手の温泉へ向かいました。

半露天
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一日に湧出量が約13万7,000kℓで源泉は2,800ヶ所位だという別府では、至るところで地面から昇ってくる蒸気を見ることができました。もちろん、車の運転中も例外なく、交差点の真ん中から白い煙がモクモク・・・地熱を体感できる場所で、ただ歩いているだけでもポカポカ。そんな街なので、どの温泉もハズレなしということで、萱葺きの建物内にある家族風呂を楽しめる明礬温泉・湯の里を選び、しばしの安らぎの時間を過ごしました。

温泉の結晶
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泉質は硫黄泉だったのですが、ちょっと刺激が強かったみたいで、入浴直後は肌がピリピリした感じでしたが、時間が経つごとにツルツル&スベスベに。あまりの気持ちよさに老後は別府で暮らしたいなーと思うほどでした。この一帯は、江戸時代の頃より地中から噴出す硫化ガスと青粘土の化学反応を上手く利用して、硫酸アルミニウムと鉄分を多く含んだ天然記念物の薬用入浴剤として人気の高い「湯の花」を作っている場所でもあるため、見学もできて面白かったです。

オマケ:究極のエコ
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お風呂の後には、地熱を利用して作られた「地獄蒸し」のお饅頭にたまごをお土産に買って帰路へ。その昔、実家の庭に天然の蒸し器がある(蒸気が噴いている)友達がいて、24時間いつでも好きなものを蒸せると話していたのを思い出しましたが、コレは本当にすごい調理器具だなっと感心しました。久しぶりの別府でしたが、抜群の泉質の温泉に圧巻の湯けむりは最高~♪ またの里帰りでも訪れる気満々です049.gif
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by bham | 2011-06-23 19:42 | 私ごと&里帰り | Trackback | Comments(12)

ご当地グルメ?

イギリスに戻るまであともう少し。次回の里帰りがいつになるのか分からないので、精力的に友達と会う日々が続いています。4年という時間の空白をも感じさせない「なじみ」の面々と再会できたことに感謝しつつ、美味しい物を食べて大笑い。どこにいても、結局、やってることは変わんないのです^^

日本の味
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まずは、30年以上も互いを知って知り尽くした感のある幼なじみを訪ねて、嫁ぎ先の佐賀県有田町へ。昔からセンスの良い彼女がイチオシするお店・古式蕎麦大和さんで涙が出てくるほど美味しい蕎麦懐石を有田焼の器でいただきました。この日は、福井県産のそば粉を使った手打ちの十割そばで、その風味そして食感に感動!また、有田を訪ねる時には絶対にリピートしたいです。


(お店情報)

古式蕎麦 大和

佐賀県西松浦郡有田町大木宿乙821-1
TEL: 0955-46-3170

コラボ
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食べることだけではなく、お次は焼き物。その昔、お隣の伊万里港から積み出されていたため「イマリヤキ」と呼ばれていた磁器は、実は有田で作られていたのです。艶やかな白磁に鮮明な色彩が特徴で、時々、イギリスでもアンティーク屋さんで類似品を見かけたりしますが・・・^^; 本物は色ムラがなくキレイ!その一言に尽きます。写真は、有田の郷土食「ごどうふ(呉豆腐)」を源右衛門窯の器に盛り付けた物ですが、この組み合わせは双方が映える見事な相性でした。ちなみに、このごどうふは、胡麻豆腐のようなツルツルとした食感にほんのりと大豆の香りがあって、それを甘いゴマダレでいただく絶品!特に、有田でしか買えない、とうふのたかはし さんの物は最高に美味しかったです♪

(思い出の品
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と・・また食べ物の話になりましたが、今回は魔の2歳児を引き連れての旅だったので行くことができなかったお気に入りの窯元さん・青螺窯は、かつて鍋島藩が幕府や朝廷に献上するための品を作らせていた秘窯の地・大川内山(有田から伊万里に行く途中)に生まれ修行を積まれた陶芸家がステキな青磁を作られています。写真は私達の結婚祝いの引き出物にお願いした物ですが、壊れることもなく無事に7年を迎えることができました^^ 次回の里帰りの時には、是非とも訪れたい場所です。

甘党の時間
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続いて、とある週末。仲良しのご夫妻と湯布院のヴィラでまったり。辛党党員である奥さんと私は持ち込んだ食材でエスニック三昧^^ ご主人には発汗に耐えながらお付き合いいただきました。大分にも美味しい物がいっぱいなんですが、特に観光地化されている湯布院にはケーキ屋さんもちらほら。今回は、あえて超有名どころのPロールを選ばずに、ゆふふのロールケーキ3種(プレーン、きなこ、チョコ)を3人で少しずつ試してみたら、ここのチョコレートロールケーキ!! 甘さといいチョコの風味の加減といい最高でした。他にも地元の新鮮な卵と牛乳を使ったプリンも◎ 美味しかったです♪

温泉湖
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食べてばかりも良くないので、湯布院の観光名所である金鱗湖までお散歩がてら、プチ軽井沢(行ったことないけど^^;)化しているお店屋さん密集地帯を歩きながら今どきのハヤリ物をチェック。B級グルメブームにのってなのか、から揚げ屋さんやコロッケ屋さん、さつま揚げと揚げ物系のお店が多くなっていたのが印象的でした。次に来る時には何が流行しているのかな?なんて、思いながら湖に着いたら、ココも変わっていてビックリ!何だか気味の悪い外来種っぽい巨大魚が我が物顔で湖を占領していました。昔はグッピーとか可愛い魚が時々、水面に上がってきていい感じだったけど微妙・・と複雑な思いでいたら、スッポンが木の枝に上がって昼寝をしている姿を発見!何だか腹巻を巻いたお父ちゃんを見た時のようなホッとする瞬間でした。

オマケ:ついつい・・
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大分名産のかぼすを使ったジュース。さっぱりした味でこれまた美味しかったです。「地域限定販売」の表示に毎回、誘惑されつつ九州のご当地グルメを楽しめるのもあとわずか。最後の追い込みを頑張りたいと思います006.gif
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by bham | 2011-06-18 10:59 | 私ごと&里帰り | Trackback | Comments(4)

鉄道神社とえびす様

鉄男さんの代役としてJR博多駅に新装オープンした「鉄道神社」詣でに出掛けてきましたが、冗談?それとも大真面目?その正体は・・・

鳥居
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場所はビルの最上階とかなり人工的なニオイがしましたが、一応は博多駅近くにある住吉神社の分社ということで、旅の安全を司る神様が祀られているんだそうです。旅好きな私もご利益に預かれるよう、手を洗って拍手を打って「イギリスに戻る際も無事でありますように。できれば、娘が機内で騒ぎませんように^^;」とちょっと欲張りなお願いもしてみました。

福よこ~い
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お参りの後に人が集まっていた福所をのぞいてみると、九州各地の色んな魔除も売られていて、改めて濃い文化だなーと思いながら、祝☆九州新幹線全線開通の余韻を楽しみました。

信じるものは救われる?
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結局、魔除やお守りの種類が多すぎて迷ったので買わないことにして、おみくじを引いてみたらば、な~んと三分咲き。ふむふむと読んでいくうちに、結局、自分に都合の良いことが書いてあるグルメの箇所「食事を毎日のイベントと考え、良い物を楽しんで食べましょう」で気をよくしてしまいました^^ 他にも、ラッキーな場所が黒川温泉だなんて、しっかり九州の観光地まで練り込まれているあたりも笑えました。

とまあ、何とも言えない不思議な神社でしたが、プチ参道や手水舎もあったりしたので、そのうち、ここで結婚式を挙げる鉄カップルも出てくるのかもしれません^^

めでたい
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続いて拝みたくなったのは某所にあった「えびす様」の像。にこにこと笑った顔を見ているだけで幸せな気分になりましたが、ここでも欲張って商売繁盛をお願いしてきました。周辺には、えびす様の姿が入ったかわいい絵馬にたくさんの人の願いが書かれていて、何気なく見ていたら傑作を発見!さすがのえびす様もこればかりは・・・

オマケ:祈願成就
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ということで、久しぶりに八百万の神さまがいる国なんだなと感じる時間を過ごしましたが、この独特の文化もまた興味深いので、次回の里帰りもまたパワースポットなる場所を訪ねてみたいでーす043.gif
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by bham | 2011-06-15 16:09 | 私ごと&里帰り | Trackback | Comments(6)

鹿児島はイイ!

九州新幹線が開通したことで、これまで日帰りが難しかった鹿児島までぷらっと出発!というわけでもなく(笑)転勤族のご主人を支えて鹿児島在住9年目となる学生時代の先輩に強力ガイドをお願いして、美味しい物巡りをバタバタ。まずは、桜島でも見ましょうということで、連れて行ってもらった海辺の商業施設ドルフィンポートにて、霞んで見える対岸の桜島を横目に鹿児島名産の品々をゲット!芋焼酎に黒ブタ、立派なかつお節に豊富なお菓子類とまあ、ここでも「さよなら諭吉さん」という展開になりそうでしたが、ぐっと踏ん張って一回戦を終了。

保存食
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南九州(鹿児島、宮崎)に出掛けると必ず買ってしまうのが、灰汁に漬け込んだもち米を、これまた灰汁に浸した竹皮に包んで、やっぱり灰汁で煮炊きする餅のようなプルンとした食感のあくまき。幼少の頃を宮崎で過ごした祖母によると、樫の木を燃やした灰で作るのが一番美味しいとのことですが、残念ながら量産されている物はその独特の風味がないらしく「並」なんだそうです。それでも、私は大満足!鼻に抜ける何ともいえないニオイ(しいて言えば軽い硫黄臭?)がするものの無味なので、黒砂糖やきな粉、又はお醤油なんかをその時の気分次第で使って食べることにしています。

すごい!
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結局、すっきりとした桜島の姿は拝めず。その代わりに強烈な「桜島の灰」の奇襲に遭ってしまって、これがメチャ痛い!露出している肌はチクチク、目はピリピリ^^; 先輩曰く「防塵セット(メガネ、上着、帽子、マスク)は必需品」なんだそうで、次回、鹿児島に行く時には準備して行きたいと思いました。↑は、ほんの10分程度で車に積もった灰です。本当にビックリしましたー。

名物①
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鹿児島に行く時にまた思った「胃袋のレンタル」があれば・・と言うくらい、私の好きな食べ物がいっぱい。なので、何を食べようかと散々迷った末に連れて行ってもらったのは、地元の人に愛されているという「ざぼんラーメン」。鹿児島ラーメンは、博多の物と違ってスープがさっぱり、麺も大き目。炒めたキャベツも入っていて、少しだけちゃんぽんにも似ている印象もありましたがとっても美味しかったです。特に印象的だったのが、焦がしねぎを上からふり掛けている点で、これまたいい感じでした♪

名物②
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ラーメンを食べた後は、市内の繁華街「天文館」を案内してもらって、最後のトドメ(?)これまた、鹿児島名物の氷菓「しろくまくん」を食べました。オリジナルのしろくまは1人で食べるには大きく、2人では足りない気もしたので小さいサイズ(ベビー)も一緒に頼んで、2人でパクパク^^; 途中で頭がキーンと痛くなったりしながらも完食。最後は、お店の前の大きくてカワイイ白熊像と一緒に念願の記念撮影!これまた、大満足のデザートでした。


オマケ:ナゾのフンドシ男
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駆け足で回った鹿児島の旅も15時を以って終了。子供さんのお迎えがある先輩と「元気でね~」とお別れした後に、家族用のお土産を買い込んで新幹線へ。同席した博多マダム3人衆がとっても優しくて楽しい方達でずっと笑っていたら、あっと言う間に到着。以前は4時間近くかかっていた鹿児島までの所要時間が1時間20分になって、感動の日帰り旅行になりました。新幹線の中では鹿児島銘菓「兵六餅」を食べながら、マダム達と兵六さんって誰だろうね?なんて話して行くうちに、またまた謎解きをしたくなって調べたら、面白い話を見つけ、兵六には「まぬけ」という意味があるということを知り納得^^ お時間のある方は、コチラ(大石兵六夢物語)をお楽しみください!037.gif
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by bham | 2011-06-02 15:27 | 私ごと&里帰り | Trackback | Comments(8)