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晩夏のカントリーハウスの庭

間もなく8月も終わりに差し掛かっている現実が悲しくもあるけど、残りの夏も精一杯楽しまなくてはと、バーミンガム東部にあるジャコビアン様式のカントリーハウス(昔の貴族の大邸宅。現在はホテルとなっている)・Castle Bromwich Hall の横のお庭(といっても、かなり広い)Castle Bromwich Hall Gardensへ。

一番乗り
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18世紀に興るイギリス式庭園(風景式庭園)の前に取り入れられていた、バロック庭園の1種(平面幾何学式庭園)が今なお残る珍しい庭園で、きれいに手入れされている多くの植物を観賞しながら開かれている家族向けのお祭を楽しむという作戦だったけど、会場に広がる色んな催し物のテントに暴走する娘・・・^^;「スパイダーマンになりたーい!」と一目散にフェイスペイントのコーナーへ突進。

英国式
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なまはげ?!という感じの真っ赤っ赤な顔になった娘は、イギリスの伝統的な障害物競争のサックレース( sack race)にも出場し、結果は8人中5位。初めてにしては、上出来でした^^

迫力
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「続いては大人の皆さま~」とアナウンスがあり、私もあわや引っ張り込まれそうになったけど、アキレス腱が切れてもうた(涙)なんてことになったら、洒落にならんということで辞退。立派な体格の皆さんの中に、30代前半と思しき全身バネのようなお父さんが参加してたけど、やはり、カンガルーのように前方に跳び跳ねて圧勝。シンプルな袋を使ったレースは、人が転ぶ度に盛り上がっていました。

素朴
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他にも、長い事大切にされて来たと思われる手作りの遊具で遊んだり

見学
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迫力の巣蜜を眺めて蜂の様子を観察。

甘味
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美味しそうなホームメイドのイギリスの伝統的な焼き菓子やスナックも一律50ペンス(約100円)で売られていて、砂糖、油、小麦粉が大好きなデブ菌との戦いが続いている身の上ということをちょっと忘れてしまったり・・・^^;(反省)

掘り出し物
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夏祭りと言えば、かなりの確立で面白い物が手頃な価格で見つかるテーブルトップセール(バザー)も開催されていて、ちょっぴりサイケなブルガリアのトロヤン焼を発見@@ きっと旅先で買った人かお土産でもらった人が、夏の大掃除で「使わないわね」と寄付したのかな。なんてことを思いながら、イギリスの中古品売り場って、本当に世界中のお土産が手に入るなーと妙なことに感心。

結局、お祭状態で庭歩きもそこそこに、この庭園で収穫されたローリエを買って帰ることになりましたが、ちょっとだけのんびりしに、冬になる前に、また出直すことになりそうです。001.gif



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by bham | 2015-08-24 06:44 | バーミンガム市内と周辺 | Trackback

戦後70年の夏

時々、深い話を楽しむ間柄のご近所さん。父と同じ位の年齢の戦中生まれである彼女は、いつも新しいことに挑んで人生を謳歌しているお手本であり、イギリスでの生活において、己の色んな音痴ぶりを思い知るたびに、駆け込んでは明確な回答をいただいている、ありがたき生き字引様(?)でもあったり。

ある日
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親の代にイギリスに渡ってきた、アイルランド系英国人である彼女から、第二次世界大戦中のイギリスでも配給制で食べる物に不自由していた人が多かった中、中立国だったアイルランドに暮らす親類から色んな食物が郵便物の中に隠されて届き、時には生の鶏肉もあったとかで、細菌学の専門家だった彼女のお父さんの指導の下、圧力鍋で調理することで殺菌を徹底させて食べていたという、いわゆる「有る所にはあった」という話を聞いたりしながら、イギリス側と日本側から見た70年前の戦争のこと(私は主に、祖父母や父からの伝え聞き)やその背景にあった国民性のようなことを話していたら、あっと言う間に夕方に^^;いつも、時間切れになっちゃうねと名残惜しくも終了。

祈り
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後日(長崎の原爆の日)、そのご近所さんから、弔いと平和を祈る温かいメッセージが届き、私も心をこめて作った折鶴と手紙を終戦の日に合わせてお返ししましたが、世界中がおかしな方向へ進んでいることを特に痛感するこの数年。戦後70年という節目に45歳になった私ができることは、もちろん平和を祈り続けることと、次の世代に戦争という人間同士が殺し合う狂気とその恐ろしい結末を、理論的にきちんと伝えて行くことなのかなと思い、娘への平和教育のことについても少し考える機会になりました。

合掌
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奇しくもお盆の期間中。家族が大集合の実家へ私達もスカイプで参加052.gif 相変わらずの賑やかさが伝わってくる中、こうして、また無事に皆で集まることができるのは、決して当然ではないということを思うと、日々、守ってもらっている先祖に手を合わせて感謝。今年は、いつもより平和を切に願う8月15日になりました。
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by bham | 2015-08-16 15:50 | 多文化見聞 | Trackback

オキナワ♡最高!

また少し蒸し暑さが戻って来た数日。こりゃ、前々から作ってみたいと思っていた沖縄料理が進みそうなコンディションだわ!ということで、まずは下準備スタート。

じっくり
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前日の夜に、具材の1つになる厚揚げを丁寧に作成。

銘酒
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随分前にもらった、四川省の白酒(蒸留酒)。原料には、もろこし、うるち米、もち米、小麦(麹)、とうもろこしの五穀が使われている有名なお酒なんだそうで、甘い香りと柔らかい口当たりながらも45度という酒精度はちょっとキツイ → → 料理用に。

名物
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泡盛の代りに白酒を使って豚のあばら肉を煮込んで、軟骨ソーキが完成!かなり手前味噌なのだが、イギリス産豚肉の独特のニオイがぶっ飛んで美味しくできました^^

実験中
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肝心の中華麺は、沖縄でも地域で大きさや弾力が異なるそうで、今回の料理会でもそれぞれの好みのタイプを選んで、元祖☆沖縄そば風(左)名護ひらそば風(右)の2種を作成。

ダシ
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カツオの風味が効いているさっぱりとしたスープのベースには、ちょうど良い感じの配合ではなかろうかということで、便利なだしの素を使い、3枚肉(ラフティ)を漬け込んだ後にできたラード入りのエキスを隠し味程度に加えてみたらば、それらしく♪

完成
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翌日に第二回戦(?)結局行き着いたのは、ソーキもラフティも厚揚げも載っけてしまった欲張り版(爆)で、麺は中太ちぢれ麺に落ちつき、自家製沖縄そばが確定049.gif ラーメンと比べて、準備に時間がかからない点でも、我が家の定番メニューになりそうです。
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by bham | 2015-08-08 03:24 | 鍋料理と麺類 | Trackback

産業遺産の運河

もう秋風が吹いてる感のある最近・・・(涙)それでも、短い夏を楽しむぞ!と運河を行くボートに乗って来ました。といっても、優雅な遊覧船ではなく

じゃーん
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ライト搭載の船体にヘルメットを被った乗客 → → ガテン系(?)

オフィス
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簡素な作りの待機所には、あまり愛想の良くない御姉さま方&対照的で気風の良い船頭(ガイド)さん達がいて、屋形船の船着場を思ったり。

船出
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そうこうしているうちに、出航~!娘もヘルメットを被って大はしゃぎ。どうか、この後に待ち受けている初体験の空間に、娘っ子がビビリませんようにと祈る私^^;

隧道
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直ぐに、小さな1個目のトンネルへ入る船体。いよいよ、バーミンガムの北西部に広がるブラックカントリーの歴史を知る45分の旅が始まりました。

通過中
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産業革命期には、この一帯で盛んだった重工業の原料を供給する鉱山が点在していたらしく、それらをつないでいた水路の一部を再利用し当時の様子を再現したボートトリップで、乗客は朝駆けで参加した私達4人だけの貸切状態。

内壁
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トンネルを抜けると小さなジャンクションがあり、再びトンネルへ。元々、石灰岩を掘り出していた一帯だそうで、トンネル内にはレンガやコンクリート、それにむき出しの石灰岩が鍾乳化していたりと、地盤や地層によっての変化も面白く。

ごめんよ
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間もなく、トンネルから続く洞窟が広がろうかというタイミングで、ガイドさんが「コレ何~だ?」ですと。黒カビ?はたまた岩ノリ?なんて珍解答が飛び出しそうになったけど、よく見るとちょっと動いているし・・・正解は「コウモリ(集団昼寝中)」。なんとも・・・(あまり得意な系ではないかもしれません^^;)

深い
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洞窟に入ると、現代のハイテクを駆使した映像や音響を使っての歴史を知るコーナーがあり、過酷な労働条件下にあった産業革命期の頃の話だけかと思いきや、更に遡って4.2億年前の地質時代の話まで!もともと海であったことを示す地層がはっきりと分かる一帯もトンネルの壁の一部になっていて、悠久の時を感じてみたり。

ズーム
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貝殻や海草の化石。

体験
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繁栄の陰には、多くの犠牲があったと語るガイドさん。特に、脆い地盤の石灰岩の採掘では落盤事故が多発していたこともあり、当時の労働者の平均寿命は30歳位だったとか・・・男の子は9歳から、女の子は12歳から入坑し働いていたという時代背景も知らされ愕然としながら、当時の重労働の1つである「レギング/Legging (トンネル内の壁を乗員が蹴りながら人力で進んでいた)」に男性陣が挑戦。ほんの数分でしたが、2人ともちょっと苦しそうでした^^;


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注)心霊写真ではありません。 トンネル内のレンガに所々窪みがあり、何だろうなと思っていたら、その謎解きが。

実証
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エンジンの無いボートを押して進ませる際に使っていた、尖った船ざお(barge pole)の先端がレンガにくい込んだ跡が、今なお残っているとのことでした。近代の歴史のみならず地層ができる過程の話にまで遡ったツアーも終わり、イギリスに来た最初の夏(約10年前)に初めてこのボートに乗った時には、産業や地学的なことに関する語彙に加えガイドさんのブラックカントリー訛りに惨敗だった聞き取りも、随分と耳が鍛えられたせいか(笑)だいたい理解できてホッ042.gif

民俗的
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帰りに売店に置いてあった、ナロウボートに書かれているキレイなデザインと同じタッチの雑貨を発見。ガイドさんによると19世期の半ばあたりに興ったアートで、何かと汚い物扱いをされたり、見下されたりしていた船上生活者達が、そのイメージを払拭しようと頑張った結果、定着したとのことでしたが、色とりどりのバラの花は必ず書かれているようです。

娘をボートに乗せるついでに、まだ難しい内容だけど少しでも社会科見学になればと思って出かけたボートトリップでしたが、歴史の他にも関係している色々な分野の勉強にもなり、娘がもう少し大きくなったら、今度は一緒に予習をして臨んでみたいなと思いました。 

Dudley Canal Trust Trips
http://www.dudleycanaltrust.org.uk/
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by bham | 2015-08-02 00:05 | バーミンガム市内と周辺 | Trackback


英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>


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