バーミンガム素描 ~Oh,Brummie!~

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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2017 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

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1週間前の国民投票の結果を受けて、何かにつけて反社会的な行動を起こすことを生き甲斐にしている者達にとっては、ヘイトクライムが恰好の新ネタとなっているようで、東欧出身の友人にも腹立しい暴言が浴びせられたという残念な話も。

私も、この12年で何度か、東洋人であることを揶揄われたり、あからさまに酷い態度を取られたりもあったけど、もうその人達の顔も覚えていないほど意味不明な出来事だったし、逆に白人である夫と共に、法的に正しくないことを行う者と距離を取ったことに「人種差別者」と騒がれ、自分達に都合の良いことを平気で吹聴するような逆差別に長けている者もいるもんだと呆れたことも。と、どれだけ啓蒙活動が盛んであっても、この手の問題は無くならないことを実感しながら、この1週間を思い返したら、子供つながり、介護つながり、そして自分の稽古ごとだけでも、ありとあらゆる人種や宗教等の人達と接しているのだけれども、これが、わざわざ思い返さなければならないほど、バーミンガムでは普通のことで、周囲は、皆、穏やかな人ばかりの恵まれた環境に感謝。

克己
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そんなことで、世の中にある「差別」について考えてみたけど、自と他の違いの捉え方や関わり方が思想や方針を作って行くのではないかなと思い、娘を育てる上でも重要なポイントになるなと。その基本に「人が皆、違っているのは自然なこと」というのをきちんと理解していないと、自分と異なる点が認められずに、とんだトラブルメーカーになってしまうのは必至なので、まずは、しっかりと一本の芯を持ち、段々と己を知り長所も短所も認めて行けるような精神性を築ければ、他人を尊重できる適切な距離で快適に暮らして行けるだろうと思う反面、いくらトラブルを回避しようとも、仕掛けてくるような者はいるので、そのやり過ごし方も含めて心身練磨の大切さを更に思う機会に。

そんな教育方針の夫と私が娘に勧めてみたのが武道で、昨年末から剛柔流という流派の空手を習うことに。攻撃ではなく、守りに重きを置くスタイルも魅かれた理由だったけど、何より先生の人柄が決め手となり「よろしくお願いします」と、不器用で覚えが遅い娘のサポートを兼ねて、子供のクラスに私も参加させてもらうことを許されスタート。最初は、娘がある程度の要領を得ることができればお役御免だ~と思っていたけど、終わった後の何とも言えない爽快感(?)に久しぶりにピンと来てしまい・・・今では、動機(エクササイズと脳の活性化)が不純ながら成人クラスに週1ペースで参加し、大先輩方の胸を借りることに。毎回、関節技ならぬ体の急所をいかに抑えるかを考えながらの実践が楽しく、基本を覚えながら美しく立ち回らなくてはならない型に苦戦し、時折、ロボットのような怪しい動きになってしまったりも ^^; 介護を通して、筋力や脳を働かせることの大切さを痛感していただけに、これから体が動く限り続けて行くことになりそうな50才を目前にして始めた楽しい稽古事。しかしながら、昇級(昇段)試験があるようで、このまま白帯で問題ないわ~と緩くやっていたら、上がれるところまで目指しましょう!とセンセーには、すっかり見抜かれていて、鈍りまくっていた筋肉を褒められ、ちょっとだけやる気アップ!思わぬきっかけで、娘と同じ目標に向かうことができる共通の習い事が見つかった嬉しい誤算でした。001.gif
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by bham | 2016-06-30 20:17 | 子育て | Trackback
最後の更新から色んなことが起こりすぎて、どの様にまとめて良いのやらという状態だけど、長雨続きでバーミンガムも局所的な洪水や冠水に見舞われた6月第3週目が遥か昔のことに感じるような濃厚な日が続く最近でした。

シーズン
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夏休み前の駆け込み行事として多くのイベントが開催される時期にも入り、それを楽しみにしている娘と第一弾のファンフェアへ。

恐怖
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ほとんどが£1というお手頃感が良かったけど、激しい乗り物系が大好きな娘にはまだ同伴者が必要で、終了後には眩暈と吐き気でノビきってしまうほどダメダメな私と夫は、任務の押し付け合いを・・^^;

救世主
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そんな中、知り合いのアメリカ人の少年2人組とばったり会って、早速、交渉開始。「君たちの分も支払うので、娘と一緒に乗ってもらえないかな。おばちゃん達は、目まいがしてさ」なんて話している途中で「もちろん!エスコートするよ」と快諾を得て助かった^^ⅴ その後は、ずっと娘のことを気にかけてくれて、既に紳士の振る舞いに感動しきり。

風まかせ
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この週末は、毎年恒例の近所のチョコレート工場の敷地内で行われる比較的大きな規模のお祭りにも出かけて、いつもより多く感じたユニオンフラッグが風に靡く様子を見ながら、EUを去ることになったこの国のことを色々と考え、しばしぼんやり。いつだか日本在住のニュージーランド人が言ってた「シマグニコンジョウ」という言葉を思い出し、結局、相容れなかった大陸の文化(考え)や更に拡大に向かうことにより起こり得るかもしれない治安悪化への懸念は、不満があっても長い物に巻かれている方が、得体の知れない船に乗るよりマシということだったのだろうかと・・

伝統
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移民が多いバーミンガムでさえ、先住系が多いエリアでは保守的な気風を感じることも多々あり、今回の結果が全く予想外だったとは思えず、この国(イングランド)が掲げる国教会と、依然として続いている階級社会の存続が危うくなることを嫌った人達と、その支持票も大きかったのではと思いながら「○○差別」という言葉に敏感になり過ぎてるきらいもあるためか、声高に訴えられることがあまりなかった、EUに新規加盟候補の国々の主なる宗教への警戒感もかなりなもので、脈々と受け継がれてきたこの国の民の根っこにある「絶対的に譲れないもの」が反映された形となったんだろうなと、ある一面からの分析をしてみたり。離脱派は、知性に欠ける浅はかな労働者の層などと、どこに根拠があるのだろうかと思わずにはいられない、上から目線な記事を読みながら、複雑な要因が絡み合った中で苦渋の選択をした市民も多かっただろうことを思うと、軽々しく意見ができないほど苦しく・・

逞しく
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ふと無邪気に遊んでいる娘を見ながら、10年後はどんな状況になっていようと「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という覚悟を持って、その時々の変化を乗り越えることにして、煽られず、流されず、静かに潮流を見極めることができれば、大きな災いも小難で抑えられるかもと、余計な不安を抱かずに落ち着いて過ごすことが、選挙権もない市井の外国人永住者に、今できる精一杯のことかなとも。

オマケ:生活の知恵
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歴史的な出来事が起こった今月は、数年ぶりに我が家のBBQパーティーが復活!バーミンガム大学に近いという土地柄もあり、縁あって知り合いになった留学中の日本人&ファミリーのお客様を招き続けてそろそろ10年に。気づけば、ゲストの皆さんは私よりも一回りほど若い方ばかりになり、時折、ジェネレーションギャップを痛感して大笑いしたり^^; そんな中、中東からの留学生仲間の手法として、簡単な炭の火おこしを披露してもらい、なるほど~!と感心したのがコレ↑ ドライヤーによる強力送風で瞬く間に炭が良い感じになり、さすが、ケバブ民の知恵?!と、この荒業で今後はBBQの準備が一段と楽になりそうです049.gif
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by bham | 2016-06-28 02:54 | 時事・雑記 | Trackback
旅の最終日は気を引き締めての大移動で、早目に出発。

路地裏
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たった4日間だったけど至る所に細道があり、そこを行く自転車の人達も歩行者に気をつけながら通ってくれる、子供に優しいエンクホイゼンの街との別れを惜しみながら駅まで安全な道を歩いていると

チャージ
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さすが、自転車大国!と充電できる場所も面白く激写。

巨大
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その後、無事にアムステルダム・スキポール空港に到着し、出発まで3時間近くあったので、空港内では比較的物価が落ち着いている(といっても高い^^;)到着ロビー側でお昼を取っていると、明らかに怪しい雰囲気の人が気になり始めて、ここを狩場にしていると思われる輩がちらほら。遂には「タクシーはどうだい?」と親しげに声を掛けられたので「今から出発なの」と答えたら、何とも恐ろしい形相で睨まれてしまい、その豹変ぶりから、そっち系の人なんだろうなと。ふと、随分前に目にしたオランダにおける子供の誘拐組織の話を思い出し、この混雑している場所(到着ロビー)から、一瞬の隙に連れ去られたらならばと考えただけでもゾッとして、とにかく子供達から目を離さないよう+子供達も気を付けるように「警報」を発信。

特殊旅券
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と言うのも、今回の旅の支度中に航空会社から、入国に際し国家機関へ特定の個人情報を事前に申告する義務があるとの知らせが届き、詳細をチェックしていたら「国籍の違う親子」については、もう片方の親のパスポートの写しと、その人物からの同意書を携帯することも指示されていて、さすが、ハーグ条約が締結された国だ!なんてことを思い進めていたら、他にもEUの国々を中心に同等のルールを実施していて、この数年で、不法な児童連れ去りについての国際的な取り組みが進んでいることを実感。よって、夫婦喧嘩の末「しばらく、実家に帰らせていただきます!」と子供を連れての独断的な行動も違法とされ、益々、海外で暮らす覚悟が必要とされる時代になっているんだなと。

いっぷく
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そんな経緯で準備していた書類だったけど、開示を求められることもなくオランダ⇔イギリスの出入国はあっけなく終わり、4日間在宅で仕事をしながら義母の世話も引き受けてくれた夫へ、気持ちだけのお土産(ポファチェスとワッフル)と風車のオブジェ(なんと・・イギリスのチャリティーショップで、旅の事前学習用に購入)を添えてひと息^^ これにて、楽しかったオランダ紀行もおしまい。と私もすっかり結んでいたら

びっくり
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旅の興奮冷めやらぬ週明けに、同行した友人から「これ、最終日にスーパーで買ったのよ」と子供達のおやつのおすそ分けが。その瞬間「あっ!これは」と驚いたのが、何故か、長崎ではなく佐賀の銘菓である「丸ぼうろ」にそっくり。形といい食感といい、これは繋がってるに違いない!と確信しながら、このアイアクックと聞こえる eierkoeken(卵ケーキ)について調べてみると、工場での製造工程の映像があり、益々、丸ぼうろが、ポルトガル人→出島のオランダ人→オランダと伝わって、今に至っているのではなかろうかと思えてきて、実験を開始。

(結果
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もともとポルトガル人が日本に伝えた焼き菓子は、当時入手が可能だった砂糖、小麦粉、卵を使った、今でもその原型を留めている卵黄ケーキ(bolo de gema)だったのではないかと思い、早速、その3種を使ってアイアクックと丸ぼうろもどきを作成。食べ物も人の往来と共に、色んな名称やバリエーションが加わり、更に販売用ともなると、材料や製法もコストの関係で随分と変わってしまうことは十分に考えられるので、現在では、この2つの菓子は似ている別物という感じだけど、同じ生地で焼き時間と温度を変えただけで、両方ともそれらしい物ができた点では、ルーツはやはり同じではないかと推測。027.gif

こうやって、出島からオランダに入ったであろう丸い焼き菓子は、クロテッドクリームと一緒に食べたら最高!と夫と義母のお気に入りとなり、「ダッチエッグケーキ」の名でイギリスの我が家に定着しそうな勢いなので、更なる歴史が続いて行くのだろうか⁈なーんてことを考えながら、好奇心がいっぱい刺激されたオランダの旅物語もおしまいに。それにしても、やっぱりオランダ人って英語が上手だなと、またしても感心する旅でもありました。



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by bham | 2016-06-13 05:00 | オランダ | Trackback(2)
子供が主役の旅は天気と抜群のチームワークのおかげでパーフェクト!振り返れば、初日の到着遅延も皆の体力温存のためには良かったねと話しながらも・・・ちょっとだけ、アムステルダムでの用事に未練があった私ともうひと方。

でかした
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なかなか諦め切れなかったところに「インドネシア料理」の看板を発見^^V  事前調査では、エンクホイゼンの街には見当たらなかったジャンルで、中華料理店のメニューの一部にある物で我慢しようかと考えていた矢先だっただけに大喜び024.gif

問答無用
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興奮しながら店内に入ると、ショーケースにはインドネシア料理がズラリと並んでいて、大いに迷いながら9種類を調達し、まさかの大逆転に笑いが止まらず。

庭ごはん
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快晴で心地よい夕方だったので、B&Bのお庭で皆が食べたい物を広げてのディナーは最高の御馳走に!旧宗主国だった関係でオランダにはインドネシアからの移民も多く、料理は既に国民食の1つになっていて、イギリスにおけるインド料理と同じような立ち位置かと。バーミンガムでは、インドネシア料理店は見当たらず、お弁当を販売しているご婦人の料理をたまに食べられるだけいう事情もあって、ついつい食べ過ぎに^^;


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ちょうど、オランダ名物☆ハーリング(Hollandse Nieuwe)が美味しい時期とのことで脂ののった生ニシンの塩漬けも食卓に。その鮮度と旨さは絶品でビールとも好相性^^

看板
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正統な食べ方は、シッポを持って頭の方から一気にとも言われているようだけど、全く臭みがなかったので、ゆっくり味わって正解でした。

謎解き
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気になっていたこの街の紋章に描かれている3匹の魚はニシンであり、アイセル湖が海だった頃は、有数の水揚げ港だったそう。

もう一丁
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キブリング(Kibbeling)というタラの一種の揚げ物も美味しく「もう、外出することもないし、いいかっ」と緩々になり、晩酌が進んでしまい早々とベッドへ。

しぶとい
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いよいよ、イギリスへ戻る日の朝に、またしても1日目のアムステルダムの無念を晴らすべく作戦を決行。それは、もう1つのオランダならではの民族料理であるスリナム料理のランチボックス作成で、出発前に買い込んだ、スーパーの惣菜コーナーに売られていた2点を詰め合わせて完成!

まずます
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まさに、執念^^ このスリナムの料理は、同国の移民達が様々な食文化を融合させて作り出した傑作で、西アフリカ+インドネシア+インド+中華の要素を取り入れた面白い料理につき、バーミンガムでも十分に需要がありそうなので、誰かオープンしてくれないかなと密かに思ったり。とにかく、エスニック料理好きには堪らない味なのです。

調達
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そんなワケで、6割はインドネシアとスリナム料理用のスパイス類になってしまったお土産(自分用)。件のインドネシア料理店のオリジナルブレンドを見つけてお店のお兄さんに質問したら「これは、インド料理用のスパイス」とのことで、最近、ローカルのお客さん達のからの辛さの要求がエスカレートしてきて、インド系の物も置くことになったんだとかで、料理も2種類ほどあり、インド料理というよりもスリナム料理に近い印象だったので、もしかすると、時間の問題で、ここは、スリナム料理店になるかもなんてことを真剣に思ったり。

結果的には、初日に叶わなかったエスニック料理にもちゃっかりと有りつけて大満足。これにて、オランダ紀行も終了!と思ったら、アムステルダムの空港で感じた危険なカオリ+イギリスに戻って驚いたお菓子の歴史のロマンネタが残ってるので、 総集編へ続く
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by bham | 2016-06-11 23:16 | オランダ | Trackback(2)
3日目は、湖→海→再び湖と変貌を遂げた、興味深い歴史のアイセル湖を行く1時間15分の船旅へ。

停泊中
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生まれて初めて大きな船に乗る娘を筆頭に、子供達のテンションが↑↑↑ ^^; とにかく高い所へ上がってみたいとの希望で、止まっている間に上甲板に全員を連れて行き、港からのエンクホイゼンの街を見せたけど、安定が悪く大人でも少し怖い感じだったので、そそくさと退散。

記念
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大きなオランダの国旗が気に入ったワンパク2人組は仲良くポーズ。間もなく130㎝に達しそうな勢いの7歳(娘)と少し華奢な4歳の男の子の写真は、15年もすると逆転しているんだろうな、なんてことを思いながら撮影し、これも良い思い出に。


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いよいよ船が動き出し、色んな船舶を追い越したりすれ違ったするうちに、博多湾ではなく内海の有明海に似てるなと干潟や干拓といった共通点を思いながら、いつか、この湖の先にある世界最大の大堤防を車で渡ってみたいなと更なる野望も。

遊び場
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最初の30分位は子供達も、行き交う船を見たり、船内を散策してみたりと好奇心の赴くままに過ごしていたけれど、段々飽きて来て「いつ着くの?」なんて質問まで・・そんな状況を察してくれたスタッフの方が、「地下に玩具が置いてある部屋があるので自由に使っていいよ」と助け舟を出してくださって子供達も大喜び。

目的地
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そのうち船が減速しだしたので、デッキに出てみると可愛い街並みが沿岸部に見えてきて、船の旅も終わりに。

第二弾
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桟橋を渡って土手に出たら、1887年創業のメデンブリック (medemblik)駅が目の前に現れ、蒸気機関車も調整中でここからは保存鉄道の旅へ。

フレッシュ
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出発まで1時間ちょっとだったので、子供達にご飯を食べさせなくては~と街中のスーパーで食料を調達していたら、面白いオレンジの圧搾機を見つけてトライ→ 無事、美味しいジュースをゲット♪

レトロ
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イギリスの保存鉄道と比較すると可憐な印象のSTOOMTRAM(スチームトラム)の全貌を撮影しながら、とても手入れが行きわたっていてその保存状態の良さに、またオランダ人の国民性とされる勤勉さや質実剛健を思ったり。とにかくお見事で感動的でした038.gif

ピカピカ
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名物
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いよいよ列車が動き出し、間もなくすると車窓に風車が見えてきて、おお!これぞオランダだと 盛り上がるポイントを通過。一帯は教科書に出てきた「ポルダー」である土地柄ゆえ排水用かと思いきや、製粉用として今も稼働している物だそうで、風車好きとしては、是非とも飛び降りて見学したかった(涙)いつかまた、大堤防を車で行ける機会があったら立ち寄りたいな…

車内
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車両内は、足元や座席の下に広めのスペースがあり、それぞれにテーブルも付いているシンプルかつ機能的な造りで、なにかと荷物の多い子供連れにはありがたく、そのうえ、平日ということもあって乗車率は50%以下という空き具合でほぼ貸切状態^^

一休み
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終点の駅までは3駅あるようだったけど、途中下車をするハイカーやサイクリストがいなかったために最初の2駅には止まらずに通過。牧歌的な風景に子供達が飽きはじめてきた頃にWognum駅に15分ほど停車し、昔の様子を再現した駅に飾られていた数々の古い物の中でも目を引いたのが、色んなタイプの自転車。平坦な土地だからこそ可能だと思われるデザインの物がほどんどで、骨太なフレームは数人乗りや多くの荷物を載せることが前提のような作りになっていて、自転車が立派な輸送手段であったことが分かりました。

お疲れさま
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その後10分ほどで終点のホールン(Hoorn)駅に到着し、オランダ北西部の歴史の旅もおしまいに。この街もエンクホイゼンに同じく17世紀には重要な港湾の一つで、特に、インドネシアを中心にアジア諸国からの香り高いスパイスで莫大な利益を生み出していた中心地だったとのことで、もう少し歩き回りたい街でした。最後に1つ謎だった、STOOMTRAM(スチームトラム)の名称も、かつて、この一帯にはトラム網が張り巡らされていたとのことで納得し、旅の目玉★その②も無事に終了。早いもので、翌日にはイギリスに戻るのかと思うと、少し寂しくもありました。続く
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by bham | 2016-06-10 03:59 | オランダ | Trackback(1)
予報が大いに外れて、日中の降水確率もほぼ0%と絶好のおでかけ日和になった2日目は、旅の一番の目的地に向けて出発~!と元気よく宿を後にしたのは良かったが、近くまで行けるバスが来なくて、小さな子供が歩くには少し厳しい距離ということで、Uber へ大型のバン(€20)という条件にOKを送り手配。これで一安心と思いきや「近過ぎる(と言っても1km以上はある)」と、まさかの乗車拒否に(涙)

道はあれど
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しかしながら「そこを何とか~」とダメ元で交渉してみたら「よし、分かった。全員乗りな!」と運転手さんの男気に助けられ無事に到着。なんでも、タクシーの台数が少ないエリアにつきかなり忙しいのだとかで、ちょうど目的地の近くからの呼び出しがあり、ついでだからと個人的に(無料で)乗せてくれたことが後で分かり、約束の料金はすべて心づけということで受け取ってもらいましたが、どうやら、規定があり乗車させられなかったようで、その機転に感謝。

メルヘン
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そうして到着した Sprookjeswonderland は、中世風の建物やおとぎ話を模した遊園地で、対象年齢が2歳~10歳位までとされていて、既に、小学校や幼稚園の遠足で子供達もいっぱいで大賑わい。

大興奮
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入場すると、早速、電動クラシックカーに走り寄る娘。他にも、馬やボートなど自分で操縦のマネ事ができるコーナーがあり、童話はイマイチだけど乗り物好きな子供も楽しめる構成になっていて◎。

任せて
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常々「大きくなったらお母さんを車に乗せてあげる」と、頼もしいことを言ってくれるだけあって、私は横ではなく後部座席に座るようにと指示され、長いことお客さん状態で付き合うことに^^;

パニック
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ところが、楽しい時間が一転・・・相変わらず不気味な動きをするフィギュアが苦手な娘が「怖い~!!帰りたい」と泣きながら拒絶したのがコレ↑ 一旦嫌だと感じると徹底的に避ける術に長けている娘には誤魔化しは効かず、なだめ賺しながら、できるだけ近くを通らないように気をつけていたけど、何故だかここを通らないと行けない場所がいくつかあって、その度に修羅場に031.gif

慎重に
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それでも、皆に励まされながら進みお城の中へ。少し緩んだ娘に対し、また反応してしまう何かが潜んでいるかもと、先回りしたい私は気が抜けずに、結局、怪しいと思しきエリアには近寄らない作戦で回避。

コミカル
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イギリスとは一味違う中世の雰囲気の中でも気に入ったのが、口から水を吐き出すおじさんで、思わず「これウチの庭にも欲しいな」と言ったら、娘から強く拒絶されてしまったけど、本気で何とかならないかなと企み中。

手動系
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思ったより広かった園内では、次々と色んなコーナーが出てきて可愛いデザインにため息が。いつからか、乗ると吐き気を催すようになってしまったコーヒーカップも眺めるだけで十分。

ジリジリ
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いかにも子供達が好きそうなのに、イマイチ人気がなかった巨大なソファーに座ってみたら、お尻が焼けてしまいそうなほど熱かったけど、段々と腰が温まり「こりゃ、堪らんわ」と、しばらくのんびり座って湯治もどきを楽しんだワタシ。

制限
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盛りだくさんの遊園地だったので一部しか書けないのが残念だけど、人気につき1回だけ無料で乗れるボート以外はすべて入場料(2歳以上 €9.95)に含まれていてgood value!

閉園は18時だったけど、何事もほどほどにということで、15時頃には帰路に。お母ちゃん3人衆と娘は歩き、4人の子供達は窮屈ながらバギーに分乗し1キロちょっとの道のりを戻りましたが、途中の景色も美しく、子供連れの旅行者に人気のエリアというのが非常に良く分かりました。

オマケ:宿の庭
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10数年前の春先に滞在したオランダの田舎町では、突然の雨や霰に見舞われながらサイクリングに励んだ思い出があるだけに、イギリス同様に変わりやすい天気が心配だったけど、明日もこのまま行けそうだと確信し、街中のお店が閉まる18時前には長い1日に備えての食料の買い出しも終了し宿でのんびり。「おやすみ前のお茶」なるものを飲みながら、んーー、子連れの旅って健全だなと改めて。 続く
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by bham | 2016-06-07 16:14 | オランダ | Trackback
うっかりのんびりの末、慌てて宿に戻ったら間もなく朝食の時間に。

笑顔
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全員で会場のダイニングへ行くと、マダムのセンスが光るコーディネートに感動 016.gif

爽やか
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3日とも違ったコンビネーションも素晴らしく、その気配りにも感激。

一例
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毎朝、街で一番美味しいというパン屋さんの焼きたて数種類が日替わりで登場!実は、事前調査で行ってみたいと思っていたお店のモノだったことが判明してラッキー^^v

召し上がれ
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オランダ産が中心のハムやチーズのプレートには、名物のクミンシード入りのチーズ(Komijnekaas)もあって大満足。

番外編
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今回の旅の主なる目的地について書くはずが、またしても食べ物ネタに・・・こうなったら、2日目のお昼の内容も一緒に。出先の施設で先住系オランダ人の食文化を体験することができ、子供も大人もパンケーキや、一口サイズのパンケーキ(ポファチェス /poffertjes)に大喜び。イギリスのスイーツと比較すると、甘さが控え目に感じられる程よさで、シロップや砂糖を掛けて食べるスタイルだったけど、私はそのままでOKだったので、生地にも幾らか砂糖が含まれている様でした。

と言うことで、夏日のようなオランダの長い1日については次回に。 続く
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by bham | 2016-06-06 20:44 | オランダ | Trackback
ん~眩しい・・しかも、ここは何処だ?と一瞬ワケが分からなくなった寝起きの2日目は、昨夜の祈りが通じたのか超がつくほどの快晴!オランダ時間で6時半(イギリスは5時半)の起床に体内時計もしっかりと機能しているのを確認してから、旅先の非日常的な景色を拝みに娘共々、朝の散歩へ出発。

歴史的建造物
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まずは、昨夜のトルコ料理屋の向かいにあった立派な建物をチェック。建立を示す1559(年号)と計量所(waag)であったことしか分からなかったけど、側壁や屋根には、守護神や魚を持っている使者のような彫刻が施されていたので、もしかしたら水産にかかわる何かのギルドハウスだったのかもしれないなと推測しながら、kaasmarkt(チーズ市場)という名前の通りを南下。

標識
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途中で自転車とバイク専用の一方通行の道を通り、平坦な路地ってこんなにも足取りが軽いんだと妙なことに感動し、気が向くままに進んでいると美しいモザイクを発見。

自然崇拝
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ちょっと陰鬱な気を感じてしまった教会(後に、既に教会として機能はしていないことが判明)の扉の上にあった立派な作品には、他のヨーロッパの海辺の教会でも見かけた、海神様をお祭りしているような魚のモチーフがあり、この土地の人達がずっと水と向かい合って暮らしてきた歴史を感じました。

悠久
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朝食まで十分な時間があったので、港から続いている運河に向かっていると、ヨットのマストが見えてきて、その先には沢山の船舶が停泊し、そこで暮らしていると思われる人達の姿もちらほら。かつて、日本までの船がこの地から出ていたという歴史のロマンを感じ、子供の頃に見た伊万里川の河口に何処となく似ているなと懐かしさを覚えたり。

唯一
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そして、橋マニアには堪らない場所に到着し「お母さん、もう行こうよ」と娘に言われるまで、この街に1つだけとなってしまった跳ね橋を凝視。1日1回可動するとの情報だったけど、時間が合わずに残念無念…(涙)

繁栄
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ふと傍に建つ立派な家の壁に目を向けると「1657」の年号があり、ちょうど、オランダが勢いづき多くのオランダ人達が出島で暮らし始めて間もない頃かと。奇しくも、少し前に興味深く読んだ、九州出身の知人のお姉さんが書かれた、長崎の遊郭を舞台にした遊女の話「蝶のみちゆき」のことを思い出し、ついでにオランダ人に成りすましていたとの説があるイギリス(スコットランド)人の強かさや、両国の腹黒い(と勝手に解釈)歴史に関わった人達が往来していた場所なのかもと、またもや想像を巡らせていたら「時間ですよ!」とばかりに、時を告げる教会の鐘が鳴り、急がなくては朝ごはんに遅刻する非常事態に^^;

オランダ式
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と…優雅な散歩の予定が、ハチャメチャな展開になり小走りで宿に戻っていたら、自転車で犬を散歩させる人を目撃!それからも幾度となく見かけたので、どうやら定番のようでしたが「それでは、犬の首が絞まるんじゃないか?」と心配してしまう程のハイスピードで行く飼い主もいたりでビックリしながら、犬の散歩でさえも、超合理的だと言われるオランダ人の時間とエネルギーの使い方を垣間見たような気がしました027.gif 続く
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by bham | 2016-06-05 03:35 | オランダ | Trackback
バーミンガムネタが尽きているなか、ママ3人+キッズ5人(2歳~7歳)で3泊4日のオランダ遠征へ。予定では正午頃の到着だったのに、アムステルダムの空港が大混雑中とのことで着陸許可の見通しが立たない→「どうしようもないんだよ」的なキャプテンのアナウンスが数回入り、結局、機内@バーミンガム空港 『2時間耐久缶詰の刑』008.gif これに1時間の時差も加わり、大人の都合inアムステルダム半日コースの夢は、無残にも消え去ってしまう事態に(涙)

為すがまま
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それでも、無事に到着できたのを良しとして目的地のエンクホイゼン(Enkhuizen)迄のチケットの手配を始めたら、3歳以下は無料で11歳までは一律€2.50(ただし2nd class)、お母ちゃん達はそれぞれに€13+手数料€1で、快速電車で約1時間とイギリスよりお得感が。

到着
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途中で乗り換えの電車を逃すも5時過ぎには到着。久しぶりに見るマリーナに海を感じ・・・厳密にいえば湖だけど、港町にいるような何とも開放的な気分になり早くもワクワク^^

象徴
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かつては、オランダ東インド会社の支社が置かれ、同国最大級の港湾都市として栄えていた歴史ある街のランドマークでもある南教会の塔から、15分ごとに奏でられるカリヨンの音色は美しくメルヘンの世界へジャンプしそうになるほど。

(B&B
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夢か現か~♫と気分良く、ほどよいサイズの中心街を抜けるとすぐに宿に到着。数カ月前から、メールでやり取りしていた女将さんは感じた通りの人柄(大らかな肝っ玉母さん系のマダム)で、なにかと騒がしい年頃の子供達を連れての滞在が心配だった私達に「ゲストはあなた達だけだから大丈夫!」とご自身にもお孫さんがいるため、事情はよく分かるとのことで、かなり気が楽になりました。

マスタード♥
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こうして、ほぼ移動で終わってしまった1日だったけど、幸運にも宿から歩いて1分のところに、子供達が好きそうな料理が並ぶトルコ料理をベースにしたお店があったので、飛び込んで晩ごはんを。英語のメニューはなかったけど、普段から鍛えている(⁈)エスニック料理の語彙と問題なく英語が通じる環境は楽勝で、ピザやケバブの他にクロケット(kroket)もあり、バーミンガムの同系のお店とは少し違った品揃えに、オランダ人に迎合するとこんなメニューになるんだと興味深くも。宿に戻って、明日からは雷雨続きの残念な天気予報だけど、晴れ女が揃ってるから大丈夫❕ なんて楽観していたら、段々と雷鳴轟く豪雨の恐ろしい夜になり、「どうか、明日は晴れにしてください」と、くどいほど神頼みをしていたらいつの間にかzzz…かくして、番狂わせに見舞われた1日目は終了。 続く
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by bham | 2016-06-04 14:58 | オランダ | Trackback