アフガニスタン料理の出前

1ヵ月位前のことでしょうか、家のポストに出前をしてくれるレストランのリーフレットが入りました。いつもの事で、石を投げたら当たりそうな位、乱立するバルチレストランの物だろうと思いつつも、一応、目を通してみたら意外や意外。面白そうな料理が有るではあ~りませんか!この日から、私の心は「アフガン1食、1色。直ぐにでも試してみたかったのですが、なんせ食べ歩きで予定がいっぱい・・・まずは先決の分を消化してということで、しばらくのお預けとなりました。

そして、遂に迎えた決戦の日!白昼からバンバン行くつもりでしたが、折りしもラマダンの時期でレストランは夕方からの営業に変更。しかも、日没後は盛り上がり過ぎて、予測不能の事態が発生する可能性も無きにしも有らずのHOTZONEなので、こりゃ、また次の機会かなっと一瞬諦めましたが、ダメなんです!私の食欲が・・・じゃなくって、一緒に食べに行くメンバー2人が、もうすぐバーミンガムを去る&自宅軟禁になってしまうってな訳で、このチャンスは絶対に逃したくなーい!と思い、珍しく考えました。で、閃いた! 「そうだ!出前をしてもらおう」って事で解決。しか~し、また難問発生・・・ウサギ小屋である我が家での夕食・・・こりゃ4家族も入らんな・・と思っていたところに、大豪邸に住むメンバーのご夫妻が、快くご自宅を開放してくださる事になって無事に問題クリア!強行突破に踏み切りました。

(オール☆アフガニスタン料理)c0172202_6142451.jpg
このように料理を並べて、各自が思い思いに取って食べるアフガンビュッフェ(?)の晩餐会に変身!これには、秘境隊メンバーにすっかり取り込まれてしまった、各配偶者も大満足のようで、楽しい食事になりました。

*ちょっぴりアフガニスタン料理をご紹介 *
羊肉、鶏肉を使い野菜やヨーグルトを多用した、隣接する中央アジア諸国、イラン、アラブ諸国の料理と似た物も多く、香辛料が強いインド圏の料理よりもマイルドな味付けでした。


面白かった一例は、MANTOO(マントー):ルーツである中国の饅頭が、シルクロードを通過中にどんどん変化して、中央アジアでは肉入りの詰め物(餃子)になり、アフガニスタンでは、更に豆(イエロースピリット)とヨーグルトソースが掛かって、ちょっとコッテリした物になっていました。その他、Ashak(アシャーク):ラザニアのようなパスタに野菜を包んで豆&ヨーグルトソースを絡めた料理や、Borani Banjan(ボロニバンジャン):ナスとヨーグルトのディップKorma bamya(コルマバムヤ):マイルドなアフガニスタン式オクラカレーなど、これまで、バーミンガムで食べたことのない料理でした。

(アフガ二ナン)
c0172202_72150100.jpgバルチレストランで出されるファミリーナン位のサイズですが、なんと£1.4でした!生地自体は、どっしりした感じではなく、どちらかと言えば軽く感じたので、もしかしたら北部風(南部はどっしり系と聞いたことがある)だったのかも知れません。全体的に油を多く使っていた料理だったので、良い組み合わせでした。


実は、仕方なく選択した「出前」でしたが、怪我の功名??結構、快適で評判も良かったので、これからの新たな楽しみになりそうです。038.gif

(オマケ:お店の情報
PAK AFGHAN  531 Moseley Road, B12 9BU    TEL:0121- 440-4646
(今回の会計:大人7人+子供数名が13種類の料理&満腹になる量で、合計£63.5でした)

残念ながら閉店したようです
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# by bham | 2008-09-16 08:20 | 外食の記録 | Trackback | Comments(5)

£1で味わう楽しみ

たま~に、こってり脂ののった魚が食べたくなりますが、大好きなブリは手に入らないので、代替品として購入するサーモンの頭。もちろん、カマ付きなんです^^。かなりグロいと言う意見もありますが、美味しけりゃOKしかも、これまたイギリス人に避けられている部位につき、超お買い得です!

c0172202_203813.jpgご覧のとおり、「ごろん」とした立派なアトランティックサーモンのお頭が1ポンド(約450g)あたり50ペンスで手に入ります。しかも、親切にざっとエラやワタも出してあるし、等分に切り込みを入れてあるので、ほとんど手を加える必要がありません。(これで£1ナリ!)




(2分割した様子)c0172202_2010566.jpg

生臭さの原因であるエラが一部残っていますが、血抜きが完了しているためほとんど臭いません。ただ、部分的に血糊が残っている場合は、流水下で洗い流して料理しやすい様にカットすれば下準備完了です。







(本日の料理①)c0172202_20171552.jpg

じゃ~ん!カマ付きのダイナミックな兜焼きです。オーブンでも良いのでしょうが、自分の手で火加減を確認しながら焼きたいので、クレープ用の薄いパンを使うことにしています。表面に軽く塩をした後、皮の方を下にして弱火~中火でじっくり脂が出て来るまで蒸し焼きし、脂が弾け出すようになったらひっくり返して強火にして裏面を焼き、仕上げにグリルで皮の表面が焦げる位まで焼きます。勿論、こんな事をしたら、家の中には臭いが充満しますが、頭から煙をかぶりながら仕上げた作品は最高で、ブリにも負けないほどウマい!後はこれに、レモンをかけて食べると、ん~♪またしてもパラダイス行きになってしまいます。


(本日の料理②)
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もう半身は兜煮に。全体的に軽く熱湯をかけ、湯切りし、醤油、砂糖、白ワインを混ぜ合わせた煮汁の中に放り込み、弱火~中火に加減しながらコトコト煮るだけなので、焼き物と同時進行ができて楽です。これまた、ブリと同じく脂がなんとも良い味を出してくれるので大根と煮ても美味しいのですが、私はゴボウと一緒に煮るのがお気に入りです。しかも、翌日用にしているので味もしっかり滲みて、煮凝りのオマケ付き~!最高です。


(本日のお店)c0172202_20593036.jpg
ゴボウ屋さん:インドアマーケット内にあるCHINA MINI MARKET (番号:40)で、量り売りになります。私は70~80cm位の長さ(太さは先細タイプの直径1.5cm~3cm位)の物を£1.3位で購入しました。他にも真空パックに入った蓮根も売っています。

魚屋さん:TOM FIELDS(番号:105)です。サーモンの頭の他、鱈のアラも廉価で売られています。こちらのお兄さん方もブラミーです^^




この2品に毎回、配偶者は気絶寸前なので、か~なり申し訳ないんですが・・やめられません031.gif(ごめんよ・・)
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# by bham | 2008-09-14 22:11 | レシピと食材(和食) | Trackback | Comments(7)

塩の湯にて

日本が恋しいと思う時もありますが、その理由は家族や友達のほか、食べ物、そして温泉だったりします。でも、よく考えるとイギリスにも家族がいて、友達もいて、そこそこの日本食も食べられる。そして温泉(スパ)も(笑)こうやって、日々、逞しく生きていくと執着がなくなって来て、ありがたいな~と思います。

私の老体を芯から温めてくれるスパは、バーミンガムの南部から車で30分位南西に行った所にあるDROITWICHという街の中にあります。ここは、古くより塩が採掘されていた街で、未だ地層には多量の塩分が含まれているようでして、スパの泉質も塩、塩~っといった感じなんです。

(銭湯開始!)
c0172202_17215771.jpgBRINE BATHと書かれたこの扉より入場!中は、スパ独特の湿気や香りが漂っています。1888年にソルトキングであったJOHN CORBETT氏によって創立された施設が、しばらくの閉鎖期間を経て改築、1985年から営業が再開されたとのことで、建物の中は簡素で高級スパと言うよりは公共の湯治場といった感じですが、料金も1人£8位(2人以上は少し安くなります)でバスタオル&1ドリンク、サウナ利用も付いて来てお手頃です。

c0172202_17281594.jpg受付はこんな感じですが、ここでバスタオルをもらって中のロッカーへ進み水着に着替え、念願のお湯へドッポ~ン!地下60メートルの所から汲み上げている塩水を温めているココの湯・・クセモのでして、半端じゃない濃度は死海とあまり変わらない約26%(解説では30%ともあった)。
なので、ちょっと油断するとお尻からプカリと浮いてしまうし、浮力に逆らうと、 正体不明の体勢になってしまって、ちょい恥ずかしかったり012.gifしかも、気付かないうちにできている傷が「痛゛い~」 ってこともありますんで、ご注意を!そして、ぬるめの温度も気持ちよくてついつい長風呂をしたくなりますが、これも厳禁でして45分が上限なんだそうです。確かに、浸透圧を考えるとそうなんですが、ついつい・・以前、1時間以上・・いや2時間近くボケーと浮いていたら親切なカフェのおばちゃんが「あなた達、ずっと入っているでしょう。血圧が下がって危ないから出ていらっしゃい!」と注意してくれたり・・あまりの心地よさに時間を忘れてしまいそうですが、最近は気をつけています^^;

このスパから家に帰ると、体が芯から温まり熟睡できます。しかも、塩効果なのか肌がスベスベ。美容に力を入れていない私でさえも嬉しくなるほどです。バーミンガム市内からも電車でも行けますんで、これからの季節にお薦めしたいスパです。予約制なので、詳しくはこちらを。

(オマケ:寄り道)c0172202_17511192.jpgこのスパから車で10分くらい北東へ移動した場所にある、巨大なガーデンセンター(らしい)へ立ち寄りました。ここは、モーターウェイからも近く、大型観光バスが乗り付けてくるほどの施設で、ちょっとしたお土産品やファームショップのような品が揃っているコーナー、充実した手芸品売り場まであって楽しめます。HP
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# by bham | 2008-09-12 18:31 | ミッドランズ(西) | Trackback | Comments(9)

モロッコの薫り

街中にはカフェも色々あるようですが、普通のティー・バックにお湯を注いだだけの紅茶にはあまり興味がないので、ちょっぴり捻りがあって珍しいお茶を飲みに行くようにしています。特にお気に入りは、ATLAS(82 Bristol St.)で、カサブランカ出身のオーナーが作る本場の「モロキャンミントティー」が楽しめます。

c0172202_17441085.jpgこんな感じで出てきます。そして、そのお茶を口に含んだ瞬間、気分はモロッコにぶっ飛んでしまいま~す!実はその昔、モロッコの先住民(ベルベル人)宅に2週間弟子入りして、伝統的なクスクスやタジン(煮込み料理)を教わったことがあり、その濃厚な2週間にざっと100杯以上のミントティーを飲んだ経験があるので、ここのミントティーが「なんちゃって」ではないことを保証します(笑)このミントティーは別名モロキャンウイスキーと呼ばれていまして、建前上禁酒であるモロッコ人のおっちゃん達がカフェでチビチビやっている「国民的嗜好品」なのです。

特に脂っこい料理の後にお薦めで、本当にすっきりします。しかも、作り方は至って簡単!レシピをなんて言うほどのことはありませんが、一応、載っけときまーす。

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*材料*
中国緑茶  ティースプーン1
 (中華街のスーパー日進行で入手) 
フレッシュミント 適量(3~4束)
(巷のスーパーの分でOK)
水     適量 
(600cc~1リットル位?)
砂糖      適量

*作り方*
ポット(鍋)で水を温め、滾ってきたら緑茶とミントを入れて、茶葉が広がって来たら火を止め、砂糖を加えたら出来上がり!水はいつも適量で正確に量ったことがありませんのでアシカラズ^^;ATLASの物も既に砂糖が入った状態で出てきますが、飲む前に加えても問題ないと思います。

(オマケ) 松の実を軽くローストして加えるとチュニジア風も楽しめて、1度で2度美味しい(?!)043.gif

(中国緑茶)c0172202_18204043.jpgこのような箱に入っていて「特級珠茶」と書いてあります。







(拡大した珠茶)c0172202_18225677.jpg









英語でgunpowderとも言われているように、緑茶を珠状に圧縮している面白い形のお茶です。勿論、そのまま普通に緑茶としても飲めますが、釜炒り玉緑茶の仲間になるので日本の一般的な緑茶(蒸し製法)とは違って、ダメ!な人もいるかもしれません。ただ、佐賀県の嬉野茶に似ていてるな~(嬉野の方が上質ですが)と思いますので、あのお茶が好きな人には良いかもしれません。
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# by bham | 2008-09-10 19:05 | レシピと食材(スイーツ系) | Trackback | Comments(18)

チリも積もれば

インフレが進む中、同じ商品でも店によって価格の差があるので、品別にスーパーを使い分ければかなりの節約が出来てお得。しかも、その分を色んなことに還元できるので止められません!

(驚きプライス①)

c0172202_145773.jpg郊外型のスーパーASDAでは時々、TWININGSの紅茶が激安になる時があります。なので、買物に行く時には必ずチェックするようにしていたら、1月ほど前に全商品が1箱£1で売られていました。しかも2010年の1月まで大丈夫との表記だったので、9箱ドーンとまとめ買い!そして値段は一流、質は並である近所の某スーパーでは、同じアールグレイとレディグレイが1箱£2以上、アールグレイのデカフェにいたっては£3以上で販売されていました^^;

ここで、ざっと差額を計算すると約£12

(驚きプライス②)

c0172202_155250.jpgこの某スーパー。何故にそこまで強気だ!と思いたくなりますが、ほとんどの商品が一般的な物なのに、他の庶民的スーパーと比べると平均2~3割高。激安店と比べると倍以上の価格なのです。たぶん、経費が掛かり過ぎ(ボーっとしているスタッフがぽつぽつ)のようです。それとは逆に、合理的な経営でおなじみのドイツ系激安スーパーALDIへ行き、特売中のネーブルオレンジ(6個入り)を39ペンスで購入。味も香りもまずまずでしたが、前出のスーパーでは同量、ほとんど同質で約2ポンド・・・

2袋分の差額を出すと£3.2。総額で£15.20の節約ができました。
たかが£15。でもここまで来ると、ん~、一体この差は何なんだと思えてしまいます。高級店=高品質、これも一理あるんですが、必ずしも全てがそうだとは言えないと思うこともしばしば。特に、各スーパーの得意としているメーカーや分野を見極めたら、かなりお得な買物ができるようです。まっ、そんな消費者ばっかりじゃ商売あがったりなんでしょうが、分析は面白いし、手堅い買物は止められそうにありませ~ん017.gif
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# by bham | 2008-09-08 02:03 | 食材の調達 | Trackback | Comments(5)

インドのスナック

バルチ(カレー)屋さんが多いバーミンガムには、インド系より、パキスタン系の人がやっているお店の方が圧倒的に多いので、本格的なインド料理が食べられるお店は限られているようです。で、「何が違うんだ!」とバルチ屋さんに怒られそうだけど、全く違います!
まずは、使われているスパイスの質と配合の上手さ。これは、圧倒的にインド系の勝利 それから、料理の幅も然り!そんな訳で、私はインドから移民したおっかさんが約30年前に創業した小さなお店のスナック類に惚れ込んでいます。

(スナックの盛り合わせ)
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揚げ物がほとんどなんですが、どれもピリッとしていて「つまみ」に最高です!そして、オリジナルソースには、タマリンドと呼ばれるマメ科のペーストやレモン汁が使われているようで、なんとなく「梅肉」を彷彿させる爽やかな酸味+ちょっぴり甘口につき、スパイスを引き立たせてくれます。


(定版スナックその①:ベジタブルサモサ)c0172202_521432.jpg
超~有名なインドの包み揚げで、今や巷のスーパーでも売られていますが、ここのサモサ・・本当に堪りません。特に、注文してから揚げてくれるので、中に詰められているじゃがいもがホクホク。なのに、お値段は1個25ペンス!!無論、毎回まとめ買いしています。(1辺が10cm位のサイズです)特に印象的なのが、青唐辛子の加減で、辛過ぎず優し過ぎず、絶妙です。ビールの他に、甘いインド風のミルクティ(チャイ)と一緒に食べたら止まりません^^;


(定版スナックその②:パコ(-)ラ)c0172202_513095.jpg
これも人気のスナックで、インド版野菜のかき揚げです。カリフラワーやマッシュルームなどを単品で揚げている物もありますが、ミックスタイプのじゃがいも、人参、玉ねぎ入りはお得感いっぱいでお気に入りです。スパイシーで塩気があり、豆の粉を使っているので少しサックリした食感で「肴」になり過ぎるためキケンなので、だいたい£1分を量り売りしてもらう事にしています。




(稀系スナック:パニール・パコ(-)ラ)c0172202_523427.jpg
これは、滅多に出ていませんが、運が良ければ買える逸品。さっぱりした味のインド版カテージチーズ・パニールの中に、チリペーストを挟んで揚げた激辛スナックです。なので、かなりパンチが効いていますが、これまた最高で~す♪








私がハマっているお店は、バーミンガム北西部にあるSmethwickという地区にあるんですが、同じようなお店は、市内南部のバルチトライアングルや北西部のHandsworthなどのインド、パキスタン系住民の多い街にもけっこうありそうなので、そのうち新たな傑作を探しに出掛けたいなーと思っています006.gif


(おまけ:お店の詳細)SUNNY SWEET CENTRE  424 Hight st,Cape Hill, Smethwick
TEL: 0121-558-5405 ベジタリアンスナック類のほかに、インド系のお菓子も売っている家族経営のほのぼのとした雰囲気のお店です。
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# by bham | 2008-09-06 06:42 | 外食の記録 | Trackback | Comments(3)