ユニオンフラッグを眺めながら
2016年 06月 28日
最後の更新から色んなことが起こりすぎて、どの様にまとめて良いのやらという状態だけど、長雨続きでバーミンガムも局所的な洪水や冠水に見舞われた6月第3週目が遥か昔のことに感じるような濃厚な日が続く最近でした。
(シーズン)
夏休み前の駆け込み行事として多くのイベントが開催される時期にも入り、それを楽しみにしている娘と第一弾のファンフェアへ。
(恐怖)
ほとんどが£1というお手頃感が良かったけど、激しい乗り物系が大好きな娘にはまだ同伴者が必要で、終了後には眩暈と吐き気でノビきってしまうほどダメダメな私と夫は、任務の押し付け合いを・・^^;
(救世主)
そんな中、知り合いのアメリカ人の少年2人組とばったり会って、早速、交渉開始。「君たちの分も支払うので、娘と一緒に乗ってもらえないかな。おばちゃん達は、目まいがしてさ」なんて話している途中で「もちろん!エスコートするよ」と快諾を得て助かった^^ⅴ その後は、ずっと娘のことを気にかけてくれて、既に紳士の振る舞いに感動しきり。
(風まかせ)
この週末は、毎年恒例の近所のチョコレート工場の敷地内で行われる比較的大きな規模のお祭りにも出かけて、いつもより多く感じたユニオンフラッグが風に靡く様子を見ながら、EUを去ることになったこの国のことを色々と考え、しばしぼんやり。いつだか日本在住のニュージーランド人が言ってた「シマグニコンジョウ」という言葉を思い出し、結局、相容れなかった大陸の文化(考え)や更に拡大に向かうことにより起こり得るかもしれない治安悪化への懸念は、不満があっても長い物に巻かれている方が、得体の知れない船に乗るよりマシということだったのだろうかと・・
(伝統)
移民が多いバーミンガムでさえ、先住系が多いエリアでは保守的な気風を感じることも多々あり、今回の結果が全く予想外だったとは思えず、この国(イングランド)が掲げる国教会と、依然として続いている階級社会の存続が危うくなることを嫌った人達と、その支持票も大きかったのではと思いながら「○○差別」という言葉に敏感になり過ぎてるきらいもあるためか、声高に訴えられることがあまりなかった、EUに新規加盟候補の国々の主なる宗教への警戒感もかなりなもので、脈々と受け継がれてきたこの国の民の根っこにある「絶対的に譲れないもの」が反映された形となったんだろうなと、ある一面からの分析をしてみたり。離脱派は、知性に欠ける浅はかな労働者の層などと、どこに根拠があるのだろうかと思わずにはいられない、上から目線な記事を読みながら、複雑な要因が絡み合った中で苦渋の選択をした市民も多かっただろうことを思うと、軽々しく意見ができないほど苦しく・・
(逞しく)
ふと無邪気に遊んでいる娘を見ながら、10年後はどんな状況になっていようと「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という覚悟を持って、その時々の変化を乗り越えることにして、煽られず、流されず、静かに潮流を見極めることができれば、大きな災いも小難で抑えられるかもと、余計な不安を抱かずに落ち着いて過ごすことが、選挙権もない市井の外国人永住者に、今できる精一杯のことかなとも。
(オマケ:生活の知恵)
歴史的な出来事が起こった今月は、数年ぶりに我が家のBBQパーティーが復活!バーミンガム大学に近いという土地柄もあり、縁あって知り合いになった留学中の日本人&ファミリーのお客様を招き続けてそろそろ10年に。気づけば、ゲストの皆さんは私よりも一回りほど若い方ばかりになり、時折、ジェネレーションギャップを痛感して大笑いしたり^^; そんな中、中東からの留学生仲間の手法として、簡単な炭の火おこしを披露してもらい、なるほど~!と感心したのがコレ↑ ドライヤーによる強力送風で瞬く間に炭が良い感じになり、さすが、ケバブ民の知恵?!と、この荒業で今後はBBQの準備が一段と楽になりそうです
(シーズン)
夏休み前の駆け込み行事として多くのイベントが開催される時期にも入り、それを楽しみにしている娘と第一弾のファンフェアへ。
(恐怖)
ほとんどが£1というお手頃感が良かったけど、激しい乗り物系が大好きな娘にはまだ同伴者が必要で、終了後には眩暈と吐き気でノビきってしまうほどダメダメな私と夫は、任務の押し付け合いを・・^^;
(救世主)
そんな中、知り合いのアメリカ人の少年2人組とばったり会って、早速、交渉開始。「君たちの分も支払うので、娘と一緒に乗ってもらえないかな。おばちゃん達は、目まいがしてさ」なんて話している途中で「もちろん!エスコートするよ」と快諾を得て助かった^^ⅴ その後は、ずっと娘のことを気にかけてくれて、既に紳士の振る舞いに感動しきり。
(風まかせ)
この週末は、毎年恒例の近所のチョコレート工場の敷地内で行われる比較的大きな規模のお祭りにも出かけて、いつもより多く感じたユニオンフラッグが風に靡く様子を見ながら、EUを去ることになったこの国のことを色々と考え、しばしぼんやり。いつだか日本在住のニュージーランド人が言ってた「シマグニコンジョウ」という言葉を思い出し、結局、相容れなかった大陸の文化(考え)や更に拡大に向かうことにより起こり得るかもしれない治安悪化への懸念は、不満があっても長い物に巻かれている方が、得体の知れない船に乗るよりマシということだったのだろうかと・・
(伝統)
移民が多いバーミンガムでさえ、先住系が多いエリアでは保守的な気風を感じることも多々あり、今回の結果が全く予想外だったとは思えず、この国(イングランド)が掲げる国教会と、依然として続いている階級社会の存続が危うくなることを嫌った人達と、その支持票も大きかったのではと思いながら「○○差別」という言葉に敏感になり過ぎてるきらいもあるためか、声高に訴えられることがあまりなかった、EUに新規加盟候補の国々の主なる宗教への警戒感もかなりなもので、脈々と受け継がれてきたこの国の民の根っこにある「絶対的に譲れないもの」が反映された形となったんだろうなと、ある一面からの分析をしてみたり。離脱派は、知性に欠ける浅はかな労働者の層などと、どこに根拠があるのだろうかと思わずにはいられない、上から目線な記事を読みながら、複雑な要因が絡み合った中で苦渋の選択をした市民も多かっただろうことを思うと、軽々しく意見ができないほど苦しく・・
(逞しく)
ふと無邪気に遊んでいる娘を見ながら、10年後はどんな状況になっていようと「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という覚悟を持って、その時々の変化を乗り越えることにして、煽られず、流されず、静かに潮流を見極めることができれば、大きな災いも小難で抑えられるかもと、余計な不安を抱かずに落ち着いて過ごすことが、選挙権もない市井の外国人永住者に、今できる精一杯のことかなとも。
(オマケ:生活の知恵)
歴史的な出来事が起こった今月は、数年ぶりに我が家のBBQパーティーが復活!バーミンガム大学に近いという土地柄もあり、縁あって知り合いになった留学中の日本人&ファミリーのお客様を招き続けてそろそろ10年に。気づけば、ゲストの皆さんは私よりも一回りほど若い方ばかりになり、時折、ジェネレーションギャップを痛感して大笑いしたり^^; そんな中、中東からの留学生仲間の手法として、簡単な炭の火おこしを披露してもらい、なるほど~!と感心したのがコレ↑ ドライヤーによる強力送風で瞬く間に炭が良い感じになり、さすが、ケバブ民の知恵?!と、この荒業で今後はBBQの準備が一段と楽になりそうです
by bham
| 2016-06-28 02:54
| 時事・雑記
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