スノードン登山鉄道
2017年 06月 21日
30℃を超えるか否かの強烈な陽射が続いた週末は、絶景を求めてウェールズ最高峰のスノードン山へ
その思惑は功を奏し、次々に車窓に飛び込んでくる未知なる物、羊の生態に登山者の装いなど、娘にとっては新しい発見が多かったようでQ&Aの時間になり、たぶんというレベルで、テキトーに答えてしまったけど、まっ大きくも外してなさそうだったので良しとして^^; 同じコンパートメントの少年が途中で酔ってしまったのは、想定すらしてなかったことだったけど、コトコトと続く軽い横揺れは、ダメな人にはキツイものがあるかもとな思いながら、早目、軽めの朝食は大正解だったよう。
(心踊る)
海も湖も山もあって、羨ましい限りの北ウェールズには、遊ぶところが多すぎて、毎回、どこへ行こうかと迷うほど。たしか、最後に来たのは10年位前だったかなんてことを思いながら、そろそろ、数時間を要する登山にも耐えうる体力が、娘にも備わりつつあるタイミングで「山」を知って欲しく計画を立てた今回の旅。
(朝イチ)
もちろん、いきなりの登山はナシで(笑)100年以上の歴史あるスノードン登山鉄道で1時間かけて山頂まで行き、30分の自由時間、そしてまた同じ時間を使って下りるというスケジュールの中で、変わり行く景色をはじめ様々なことを学んで貰えればと、思い立って事前に予約した始発便。
(学び)
(頂)
そうこうしているうちに、標高1,085Mにある終点のサミット駅に到着し、ウェールズ訛の車掌さんのアナウンスが終わると共に、いよいよ頂点へアタック開始!といっても、ゴツゴツした火山岩の足場にさえ気をつければ、難なく到達できる反則系
(絶佳)
シーズン中ということもあって、チャリティーのイベントで登山やマラソンに挑んでいる人達もいて、私も、かなり自分の足で歩きたくなったけど、その衝動を抑えて、目の中に飛び込んでくるウェールズの大自然を拝みながらひと休みし、何も考えずに、心で感じるがままに過ごす贅沢な時間に。
(機)
イングランドの丘とは違う本格的な山の雄大さが気に入った娘も、もう少し大きくなったら是非とも自力でチャレンジしてみたい!とのことで、いよいよ、自然を通して学ぶこと、そして成長できるチャンスがいっぱいの登山を開始する時期に入りつつあるのも嬉しく、この夏~秋は、ハイキングでトレーニングを重ねてみようかと。
(地産)
前日よりウェールズを満喫していたので、お昼過ぎにはスノードンの地を後にし、イングランドに向かう途中にあるファームショップでランチを。2ヶ月ほど前には、時間が遅すぎて逃してしまったサンデーロースト(ラム)にも無事に有りつけて、前菜の鮭と鱈のテリーヌも、フェンネルのアクセントが程よく効いていて満足^^
今回も留守番だった夫に買ったお土産を、ギリギリになった父の日のカードと一緒に渡して、またしても濃厚な週末と大自然の中での充電が終了。明日から、また日が少しずつ短くなるけど、まだまだ夏を楽しまなくては!
by bham
| 2017-06-21 06:41
| ウェールズ
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