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英国人と結婚し、ほぼ永住確定の中西部・バーミンガムにて、日々の生活のあれこれを綴っています。 << Copyright c2008-2019 Oh,Brummie!. All rights reserved. >>

by bham

秘境系料理の攻略法(エチオピア)

時々、食いしん坊仲間が適当に集まり秘境巡りという名の食べ歩きに行っていて、リーズナブル(約10ポンド前後)で珍しい料理を色々と試すんですが、ほとんどが大成功!せっかくなので、料理をまとめることにしました。

まず、エチオピアって何処だ~?って思うほど馴染みのない国ですが、立地は東アフリカ(紅海を挟んでアラビア半島がある)の内陸で、ケニアの北側にある、そんな感じでしょうか。なので、地理的に考えたら、古くより交易のあるアラブやインドの影響を受けているんじゃないかと思いきや、地中海地方からの影響も受けていて、なかなかユニークな料理でした。

** エチオピア料理のあれこれ **

まず、主食となるのがインジェラと呼ばれる酸味の強いクレープ状のパンでして、これが「Love or Hate」の90%を決定すると言っても過言じゃないほど強烈なすっぱ~い味です。原料はテフと呼ばれるイネ科の植物で、コレ自体の味ではなくインジェラの酸味は発酵によるもので、舌触りもソーダを使ったパンのような弾力があります。
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そして、その上にワット(おかずの総称)と呼ばれる主に煮込み系の料理を載っけて、適当な大きさにちぎり、包みながら食べるのがエチオピア式なんだそうです。
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c0172202_1904318.jpg(ワット①:鶏のスパイス煮・Zigni Derho)東アフリカの定番料理だそうで、たまねぎの甘味とチリ、ジンジャー、クローブがベースになっていると思われるスパイスのハーモニーが見事で、美味しかったです。他にも同じ様な感じで、牛肉、羊肉を使った料理がありました。










c0172202_1911382.jpg(ワット②:ひよこ豆と玉ねぎの煮込み・Asmera Shiro)国民の約半数が、厳格なエチオピア正教の戒律に則り年間200日以上の断食をするそうで、その日はエチオピア版・精進料理が食卓に並ぶんだとか。なので、このレストランにもベジタリアンメニューが15品ほどありました。その中のひとつがコレで、しっかりと煮込まれた豆と玉ねぎの甘味と程よいスパイスの加減で、これまた、まいう~♪


c0172202_1913328.jpg(ワット③:牛肉のスパイス炒め・Savanna Beef Qulwa)赤身のビーフをエチオピアのバターとにんにく、スパイス、ローズマリーなどを使って焼いた(揚げているに近い)物で、焼肉っぽい1品でした。お任せには必ず出てくるので、お店のスペシャリティのようです。







c0172202_192362.jpgそして〆は、エチオピアコーヒー!生豆の焙煎からの実演付きでまった~り。手順はなかなか豪快で、強火で5分位豆を炒って、弾けてきたら弱火で1~2分。この後、豆の香りを茶席の全員へ振舞うのが作法なんだそうです。そして、ジェバナと呼ばれるポットの中に挽いた豆と水を入れ沸騰させ、各々が3杯、1煎、1煎の違いを味わいつつ、楽しい歓談の時を過ごすエチオピア式お茶会を体験しました。隣国、エリトリア出身のお店のご主人によると、茶会のホストは起立してゲストをお迎え&お見送りするそうです。なんだか、心がこもっていて良い習慣だなって思いました045.gif

また、食べ物の写真ばかりで・・店内も可愛い感じで素敵だったんですが、イマイチ観察力の無い私。でも、食いしん坊mateのnachiさんが店内の様子、諸々をしっかりレポートされていますので、詳しくはこちらを。

お店はお昼(たぶん2時か3時頃)からやっているようですが、ゆっくり煮込む料理が多いので注文してから出されるまで、かなりの時間を要します。なので、あらかじめ予算(1人£10もあれば、お腹いっぱいになります)を言ってお任せコースを頼んだ方が効率的のようです。

(お店の情報)
Savannah Restaurant : 32 Bristol street B5 電話:0798-3661-991(店長直通です)

ファミリー(子供同伴)&パーティーもOK!
by bham | 2008-09-04 19:48 | 外食の記録 | Trackback | Comments(7)
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Commented by ayakom2008 at 2008-09-04 19:54
このコーヒー、香りも味も最高ですね!
あのポットに入れていた赤いネットもアイディア商品?!
イギリスに来たというより、アフリカか中東にでも来た気がするし、すっかり肉食獣に変身しつつあります。
Commented by nachi83 at 2008-09-05 02:49
あーーここもまた行かなければ~。体が2つとはいわず
3つほしいですねぇ。

エチオピア正教なんて知りませんでした。ひょえ~です。
そして、その精進料理の一つがあちらだったのですね。
そんなことも知らずただひたすら食べに走る私・・・。

あーーんやっぱり行きたいですぅうう。
Commented by bham at 2008-09-05 04:33
>ayakomさん
あのネット!要チェックですよね。やはり生活の知恵なんでしょうね。
ayakomさんが肉食獣に変身中?!そう言われてみて、
秘境系の料理には「肉」が多いなと改めて思いました。
お次は何処へ行きましょうか(笑)


>nachiさん
すっかり、雑巾の虜になっちゃいましたね(笑)
あの顔がクチャっとなりそうな酸味、堪りませんよね。

秘境系の料理を追いかけて行くと、歴史や宗教との繋がりが見えてきて
面白いですよね。今後もディープバーミンガムへ潜入しなくては!
本当に胃袋がいっぱい欲しいですね。
Commented by takako at 2008-09-05 18:14 x
肉肉星人としては行かなければならない店です!ハイ
Commented at 2008-09-05 23:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bham at 2008-09-06 00:16
>takakoさん
このお店には、未だご一緒してませんでしたね。
次回は「肉肉肉肉肉∞∞∞∞」と店長さんにリクエストしますんで、
肉食べの術を伝授してください(笑)
Commented by bham at 2008-09-07 06:43
>鍵コメさま
ようこそ!先日は大笑いの楽しい時間を共有して頂き、ありがとうございました。
今度ともよろしくお願いします(笑)