2013年 12月 09日
初めてのミニコンサートとパントマイム
(前座)

会場のcbso centreは、バーミンガム市交響楽団(cbso)のメンバーによるワークショップをはじめ、様々なイベントに使われている施設で、この日、私達が参加したファミリーコンサート(FESTIVE TREATS)の前には、クリスマスに関連したクラフトもあり、娘も、紙皿を使った天使を作成。ブロンドだからと、ご近所さんの名前(Tulisa)を命名していました。
(会場)

そうこうしているうちに、開場となり、好きな所を選べたので、できるだけステージに近いエリアへ着席。初めて見る、本物の大きな楽器類に娘の目もキラキラ^^ 連れて来て良かったと思った瞬間でした。そして、楽団のメンバーが入場後、うっとりするような美しい音色と共に、クリスマスにちなんだ楽曲の演奏が始まりましたが、手抜きのない一流の演奏はもちろん、子供達とのやり取りや合唱、ダンスも入って、楽しい45分になりました。
(アフター)


全プログラム終了後には、各奏者によるサポートで、子供達が楽器に触れて、奏でることもできる体験コーナーもあり、娘は、小さなバイオリンに夢中に!新しいことに取り掛かる際には、かなり不器用なため、要領を得ることが厳しい子だなけに、どうかな?と心配でしたが、そこは、さすが!プロの音楽家の皆さんで、教えるのもお見事^^ あっという間に、キレイなフォームに導いてくださったり、連弾が始まったりと、とても素晴らしい第一歩となり、感謝の気持ちでいっぱいでした。
(入り口)

そして、もうひとつのお初。こちらは、45分のコンサートより、更に
(レトロ)

場内は、50年代から時間が止まったような感じで趣があり、年配のお客さんも多く、地域で愛されている劇場のようでした。運営もボランティア、劇団員も趣味の延長という感じで、昔懐かしのお芝居といった雰囲気はまさに昭和!
(プログラム)

これから先、観劇が好きになるようだったら、年齢に合わせて、会場、諸々を選択してあげれば良いので、取り掛かりとしては大成功だった、ロビン・フッドのお芝居。パントマイムの面白い所は、役者さんと観衆との掛け合いで、娘も、初めてながら、歌やブーイングに加わったりで、大喜びでした。私といえば・・役者さんの中の1人の男性が気になって気になって・・・どうも、我が家へ時々、荷物を届けてくださる某大手の宅配の方のようで、いつも、感じのいい人だなと思っていたけど、なるほど!生き生きとした演技を見て納得でした^^
(オマケ:只今開催中)

こちらも、娘にとって初となったBirmingham's Frankfurt Christmas Market。キラキラと輝くデコレーションが印象的だったようで、また行きたい!と・・・^^;無論、体力と懐次第になりそうです

2013年 08月 29日
社会性としつけ
(注意書き)

(詳細)

公園の入り口にある案内板に「植物の疫病エリア」の注意書きが貼られていて、随分前から問題になっている、ラモラム(ramorum)という胞子を介して拡散される病原菌が、ここでも猛威をふるっているとのことで、この菌にやられてしまった樹木は急激に枯れてしまい絶命するらしく、拡散を防ぐためのアドバイスも書かれていました。バラ科の植物も感染しやすいようなので、家に戻って、家族全員の靴をしっかりと洗いましたが、今後も替えの靴を持参して、庭の植物を守らないとたいへんな事になりそうなので、気をつけておかねば・・・
(一歩前進)

お目当てのアスレチックエリアには、15歳位までの子供達がいっぱいで、時々、渋滞を作ってしまう娘の後ろには子供達が1人、2人と・・・お腹いっぱい遊びたい盛りなのに、皆、辛抱強く、自分の番が来るのを待って、ブツブツと文句を言ったり、プッシュしたりもない振る舞いに、度々、感心しながら、それでも、加減というものは大切だと思い、「ごめんね。まだ時間が掛かりそうだから、ちょっと狭いけど追い越せる?」と介入を開始。そんな時も「Thank you」と言ってくれる子供達を見ながら、娘が、譲り合う事を学ぶ良い機会にもなりました。
(レゴパワー)

そして、先週一週間続いた、新聞のオマケのレゴ。指定のお店(WHSmith)のみでしか受け取れないということもあって、毎朝、最寄の街のハイストリートに行き、友達に2日連続でバッタリ会ったりもしながら^^;、レゴ好きの娘のために親バカ全開~!! これくらいの願いは叶えてあげたいと奮闘し、見事、全部をゲットまでは良かったが、細かいパーツが散らかってたいへんな事に・・・
(収納)

これも、ちょうど良かった、必ず身に着けて欲しい習慣の「整理整頓」(私も含めて^^;)を学ぶ機会にもなり、小さなパーツ専用収納ボックスを作って、自分なりの管理を任せることにしました。こちらも、定期的な介入が必要になりそうですが、出来る限り、本人にやらせてみようと思います。
(沈黙)

写真は、困ったご近所さんのホリデー中に起こった事件。各自の家の裏にあるプライベートな空間とは異なり、前庭は、ある程度の公共性があるとの認識の他のご近所さん達が、それぞれお腹の中に溜めていた不満が爆発!

万年、ボウボウの草に、ガレージセール中でっか?と思うような私物が置かれている前庭を、私は、ただ冷ややかに眺めるだけで、この家主とは、かなり早い段階から、最低限の挨拶のみという、距離を保っているので関心もなく。そんな
これまでも、両隣の人達が、小出しかつ婉曲に、もう少し気をつけるよう言っていたようだけど、聞く耳を持たず、それどころか、自分は悪くない!らしい・・隣人達(7軒)が、皆で他人の事を話しているのはこの9年で初めてだったのに加え、これまで、何かとこの家主を孤立させないようにサポートしていた隣人までもが、「もう限界だ」と。まさに異口同音だなと思いながら聞いていたら、「こんな事を口に出す事自体、嫌悪感を覚えるけどね、他人を尊重できない人には、残念だけど、皆、心を閉ざしてしまうでしょう」と言っていた良識的なご近所さんの言葉には納得。たとえ他人に迷惑が掛かろうとも、自分の都合ばかりを押し通そうとする姿勢は・・論外。
で・・・翌日、外に出ると、家主は、ホリデー中のはずなのに、ボウボウだった草が刈られていた!! 他人との境界線を大切にして、出来る限り尊重をして来た人達をここまでやらせてしまうって・・・よっぽどなんだわ。と思うと同時に、大人になって余計に感じるのは、自分の快適な生活を維持しつつ、その環境を保つための努力ということで、娘にも、しっかりと自と他の線引きを認識し、尊重できるスキルを身につけて欲しいと痛感。日常生活を通して見えてくる問題には、育児のヒントになることもいっぱいだなーと改めて思う出来事でした。
2013年 07月 27日
卒業シーズン
(次へ)

卒園の日、観衆が苦手な娘は、案の定、式に参加するのを拒否。せめて、最後だけはという思いの中、説得するも、逆に反発が激しくなり泥沼へ・・・そんな中、担任の先生が「この場にいる=参加している」ということだから、気を楽に。と言ってくれて「きっと、歌や踊りのパフォーマンスが始まったら、彼女は、皆の中に入って行くから」とも。
日本の幼稚園の「式典」という雰囲気からすると、ゆるゆる過ぎる程で、子供も先生も保護者も、皆、普段着(暑かったのでビーサンの人も^^;)。自分が受けてきた日本式の教育と比較して、何かと混乱してしまう脳内に「切り替えろ」と指示を出しても、ウジウジ・・・そんな中で始まった園長先生の挨拶でしたが、いきなり、噛んでしまって一同、大爆笑!

(合流)

その後、子供達が入場→着席。こちらも、思い思いのスタイルでリラックスしていて、少しだけ、式の練習をしたんだろうけど、子供らしい自然な振る舞いを見た時に、イギリスに暮らして痛感する他者に対する「respect」を思いました。そして、式が中盤に差し掛かった頃、担任の先生が言った通りに、娘が自ら着席し、他の子供たちと楽しそうに歌い始めるという嬉しい展開になり、またまた私の中にある「為せば成る」的なゴリ押しを反省。子供の頃に読んだ、北風と太陽の話が脳裏を過ぎり、確かに、嫌な物はイヤ・・・大人だったら、避け方も逃げ道も分かるだろうけど、子供だから、ただの我がままと看做されるのも理不尽な話だなと思いながらも、その辺りのバランスが難しいんだなーとも。
(心を込めて)

卒園式という、また新しい経験をし、この国の素晴らしい文化である、気持ちを伝えるカードをプレゼントに添えて先生方に贈り、とうとう、娘が通った幼稚園ともお別れになりました。
(いただきまーす)

宵の口には、間もなく日本へ帰ってしまう友達の壮行会(また、戻ってくるであろうという期待も込めて)も開かれて、久しぶりに賑やかなエリアへ繰り出しました^^ 里帰りから戻って、何だかんだと雑務に追われて、あまり遊んでなかったので、ちょっとだけ開放的な気分に♪ アルコールの持込がOKのモロッコ料理のレストランLa Fibule にて、モダンなスタイルにアレンジされた料理を楽しみました。
(測定中)

そして、夜も更け「何だか日本の夏みたいよね」と話しながら向かった、2次会の会場の外壁に面白い物を発見!どうやら、水銀気圧計のようで、近未来の天気予報は「VERY DRY」でしたが、愛されキャラの友達が帰ってしまう現実に、ちょっとだけウェット・・・なーんてことも無く、皆、かなり暴走気味に^^; たまには、こんな弾けた時間もイイねーと思った矢先に睡魔に襲われた私は、敢え無くゲームオーバー(?)につき退散。結局、日付が変わる頃には、自宅で眠りに入り体力温存zzz
(オマケ:初日)

そんなこんなで、遂に始まった夏休みの初日は、色んな用事を済ませるために、下町の雰囲気もある Northfield の街へ朝から出掛けましたが、買い物や金融機関を周るだけでは、娘も楽しくないだろうなと思っていた所で、お祭を発見!ハイストリート沿いにある、小さな広場に人工ビーチが登場して、子供達が喜びそうな企画もボチボチで40分ほど遊んで帰りましたが、娘も大満足。日曜日まで開催されているようなので、また、
HP:https://www.facebook.com/events/263457513800573/
2013年 06月 23日
入学の準備
(スタート)

6月初旬の保護者説明会を皮切りに、入学前の行事が数回予定されていて、何もかもが初めての経験となるので、緩みきった神経をちょっとばかり張り詰めておかないと、完全について行けてない
(準備)

説明会でもらって来た書類には、9月までの課題も書かれていて、自由人系の娘をちょっとばかり、プッシュしなくてはならない夏休みになりそうで、頭が痛いところ。集中力を確保しやすい、午前中の時間の使い方が鍵となりそうですが、上手く行くのか・・・
(至福)

そんな不安を抱えながら、久しぶりにランチのホストを。タイムリーな事に、イギリスの小学校の話を色々と聞けたり、具体的なアドバイスを貰ったりしてモチベーションもアップ。先輩ママでもある友人達とご近所さんで良かったな~^^ と改めて、感謝。既に、何も恰好つける関係でもない、親戚のような皆さんに甘えて、この日のランチのお題目は「ベトナムのフォー屋台」。早い話が、勝手に好きな物を盛り付けておくれ~!! という、料理(なの??)で、思い思いのスタイルで楽しんでいただきました。
(ズーム)

実は、里帰り中に、人生最大の重量に達してしまった私の体重。いい加減に、本気で落とさないと慢性疾患に罹ってもおかしくないなと反省。料理も食べる事も大好きという、太っても仕方ないような趣味も手伝って、これまで真剣に向かい合うことがなかったけど、そろそろケジメを・・と思った所で、栄養学的指導(?)を自分自身に課しております。その結果、目標減量の30%まではストンと落ちましたが、これからが難しそうなので、無理なくゆっくり、そしてしっかりと、変わってしまった体質を改善して行こうと決心。お手本は、「元祖!でぶや」という番組を卒業して、見事にすっきりしたパパイヤ鈴木さーん♪
(〆)

デザートも量より質を重視。人参と黒砂糖を使ったケーキとフルーツを準備していた所に、嬉しいシュークリームの差し入れが。程よい甘さで最高でした~♡
(比較)

その後、ランチでも話題になった、学校のユニフォームの手配も開始。娘の学校では、校章が入っていなくても、無地で同色の物だったらOKとのことで、価格諸々をチェックしたら、案の定、学校指定の制服屋さんの物は、量販店の物の約2倍^^;
(お買得)

明確な質の差があるのか否かは、定かではないので、年単位で変える必要の無さそうな物を中心に、制服屋さんにオーダーすることにして、傷んだり汚れやすい物と冬場の洗濯事情を考慮して、スペアになりそうな物を、プロモーション(20%オフ)中だった、M&Sで購入。
(オマケ:文化の多様性)

ということで、9月には、いよいよ、娘の小学校への第一歩が始まるわけですが、私にとっても、未知の世界であるイギリスの教育現場の概要をしっかりと把握しなくては思い、ネットでリサーチをしていたら、こちらでも、教職員として働かれている日本人女性のとても素晴らしいサイト「イギリスの学校」を見つけ、ためになるお話を読ませていただいています。
そして、先日、娘の通うプリスクールで、通学予定の小学校にて、ガバナーという学校を管理する組織のメンバーだという、父兄の方を紹介してもらいましたが、育児のベテランというか、肝っ玉母さん的な雰囲気があり、かつ、聡明な印象で心強く、ありがたい出会いとなりました。結婚を機に、移民としてイギリスにやって来た私には、これからも、「えっ?」と驚くような事もいっぱいだったり、赤っ恥・・・なんて事も起こったりするんだろうなと不安もあるけど、娘の学校には、色んな国の出身の両親を持つ子供達も1/4ほど在籍しているそうで、逆に広い視野で様々な事を見聞できるチャンスにもなるのかなと、前向きに子育ても楽しんで行けたらと思います。

2012年 12月 19日
親の背中
(通報せよ)

嫌がらせや暴力、いじめ・・そんな言葉を見ながら気持ちが重くなったこと。それは、11月末から引きずっている娘の通園拒否の問題で、その後、一緒にプリスクールへ行き、ずっと付き添っていても結局、元のような笑顔は戻らず、断続的に怯えるようなリアクションもあって、大体、この様な事ではないだろうかという問題点も見えてきました。
早い話が、先生たちの大丈夫が、実はそうではなかったようで、度重なる小さなトラブルを跳ね返す事ができなかった娘は、拒絶するしかなかったようです。子供ながらに我慢の限界だったんだな・・と、心が痛みました。とは言え、9月からの義務教育を考えるとプリスクールで過ごす時間は必要なので、気になった点や環境が、幾分良さそうなプリスクールへ変わる事に決め、新年からはまたイチからのスタート・・頑張らなくては^^;
今回の一件で、自分の子供の頃はどうだったかなと思い出してみて、確かにヤラレタな・・・と。4歳から幼稚園に通い始めた私は、それまで、抓られるという経験をしたことがなかったのに、初日に、隣の席の女の子に手の甲をぐいっとやられて、痛みとショックで何も言えなかった。で、次の日も、その次の日も続いたけど、悲しいばかりでどうすることもできず・・結局、毎日、母が可愛いヘアスタイルにしてくれていたのが気に入らなかったようで、1週間位して髪の毛への攻撃が始まったけど、やられるまま。母は「あーあ、こんなにグチャグチャになって、どんな遊び方をしてるの?」なんて呆れていた。そんなある日、2歳上の姉に幼稚園でこんな事されたと話したら、「じゃあね、こうしー(こうやりなさい)」ってパチンとその手を叩いて払うのを教えてくれた。
驚いていると、姉は「イヤ!と言う事を伝えないと、どんどんやられるよ」と。分かってはいるけど、なかなか反撃もできず、それからもしばらく我慢していたけど、ある日、髪の毛をグイっと引っ張ろうとしたその手をパンと払って、ついでに押し倒してしまった。そしたら、その子が泣き出して先生達はビックリ。私は叱られ「理不尽なり」と初めて思った瞬間でもあったけど、突破口というか、それからは逆に勢いづいてヤラレルことが無くなってしまった。
と言う事で、どこに行っても、「いじめ」や「嫌がらせ」または「快く思わないこと」と遭遇しない事なんて不可能なわけで、娘よ頑張って荒波を渡って行くのじゃと、またプリスクールに送り込むことになりそうですが、大人の目線で見ると「関わるな!」という事でも経験がないので突進してしまってドロドロに・・そうやって学んで行くんだろうけど、その結果、精神的に不安定になったり、心が捻じ曲がってしまっては困るなとも。
まだ始まったばかりなのに、早くもいろいろな事を心配していたら、義母から「あなたが、人と仲良くできて良い友達にも恵まれているのなら、子供もその背中を見て育つから、例え時間が掛かったとしても大丈夫。励まして、知恵や勇気を与えて、しっかりと守ってあげなさい」と。ぐーっと凝縮した子育ての奥義をもらい、ちょっとボーっとしている娘と一緒に、トラブル回避の練習なんぞを始めてみようかと思っています。
(オマケ:感謝)

皆で仲良くティータイム。20代後半から50代までと幅広い年齢層だけど、お互いを尊重する心地よい距離、思いやる気持ちがあるからうまく行く。身体的なダメージを受けなくとも、言葉の暴力や嫌がらせ等々・・・どこに行っても遭遇する可能性はあるけど、察して近寄らない、または振り払っていると同じような感覚の人たちが集まってくるから平和で楽しいのでしょう。娘にも、心穏やかに付き合える友達ができますように・・・私の背中は責任重大みたいです

2012年 11月 24日
インドアプレイとイタリアの栗
(一対一)

通園拒否の引き金になった(号泣してかなり取り乱した)事を先生から聞かされたけど、思った以上にショックが大きかったみたいで、しばらくはその場所に近寄りたくない様子。対人関係のトラブルでもないし、ただ、気持ちを落ち着かせる時間が少し必要なだけだろうと判断して休ませることにしましたが、家でダラダラ&引きこもるつもりはないので、以前、何度か行ったことのあるインドアプレイの施設に朝から出掛け、娘とお腹いっぱい遊ぶことにしました。
(難所その①)

やる気満々で臨んだ割には体がついて来ない・・・そんな設計の室内遊技場で、息が上がりながら娘を追いかけていると、ママ友ならぬババ友(?)になりそうなご婦人と意気投合。何でも、保育料がバカ高いので娘さんの子供を預かっているんだとかで、毎回、死にそう!と・・長い滑り台に向かう恐怖のトンネルの前で「ここは、一気に進んだ方がいいわよ」といただいたアドバイス通りに匍匐前進の要領で突進して、そろそろ出口という辺りで「ギョ!!」としたのが↓
(とおりゃんせ)

トンネルよりも更に狭い隙間。ここを出れなかったら、これまで上ってきたのが全部無駄になる^^; と一瞬、弱ってしまったけど、案外、簡単に通れて一安心したら、最後のトドメ(?)に急勾配の階段があって、ちょっぴり眩暈が・・・まるで軍隊トレーニングような試練の連続に娘じゃなくて、私の方が鍛えられてしまいました。

(旬)

思いっきりエネルギーを発散した後は、「イタリアの街角ごっこ」と称して、薄いクレープ用のフライパンにフタをして栗が弾けるまで焼き、出来上がったものを新聞に包んでいただきましたが、やっぱり、イタリア産の栗は最高~♪
(ズーム)

皮が薄く、剥きやすいのも有り難い。
(オマケ:入手先)

これまた、セインズベリーで「半額(£2)」となっておりましたが、虫食いもほとんどなく、甘く綺麗な栗でお薦めで~す!
2012年 11月 10日
学校見学の最中
(お知らせ)

幸い、自宅の近くには学校がいくつかあるので、ネットを使ってのリサーチや、実際に足を運んで雰囲気諸々を見学して来ましたが、どこも一長一短あって、希望の順番が変わったり・・本当に難しい!教育基準局(オフステッド=OFSTED)と呼ばれる機関等による、諸々の評価が高い学校=必ずしも、わが子に適しているとは限らない・・等々、考えれば考えるほど、深みに嵌ってしまいそうな位、甲乙付け難く悩む日々。
(学校案内)

申請書類の提出期間も未だ来ていないので、もう少し熟考を重ねる必要がありそうですが、いずれにしても、子供が毎日、心穏やかに過ごせる環境が一番大切で、その点では、3校もの候補を選べるシステムは有り難いと思いました。
(がんばった・・)

娘の成長で感じる歳月の経過・・・春先には、前回の冬眠から奇跡的に起きてきたペットのポピー(リクガメ)でしたが、ずっと、食欲もなく、この冬を越すのは厳しい状態でした。夏の終わり頃からは、大好きなたんぽぽの葉をジュースにしての流動食をチューブで与えたり、体をランプで温めたりと、最善を尽くしてみましたが・・・残念ながら永眠。
(安らかに)

特に、この1ヶ月は、チューブで流動食を与える度に苦しそうなポピーを見ると、胸が痛んで辛かった。人間のエゴで、本来の温暖で快適な環境から寒いイギリスに連れて来られて、しかも、飼い主の勝手な理由で捨てられたポピー。不憫に思った義母が引き取って、飼育法を学びずっと大切に面倒を見てきて、推定年齢60ちょっとまで生きたけど、最期は獣医さんも驚くほど腎臓がボロボロだったみたい・・・もう、春になって起きて来ることがないかと思うと、とっても寂しいけど、やっと苦しみから解放されたので箱で作った棺桶に入れて、最後に皆で温かい地中に葬ってお別れしました。これで、夫の家族が引き取った捨てられた動物達(犬1匹、猫2匹、カメ1匹)のすべてが旅立って行き、「もう、動物は飼わない!」と言っているけど・・・不況でペットを捨てる人が増えているとの酷いニュースを涙目で見ている義母なだけに、どうなりますやら・・・

2012年 07月 30日
初めての夏休み
(レポート)

4月半ばからの約3ヶ月間、娘がプリスクールでどんな時間を過ごしてきたのかを読むと、「えっ?うちの子が!」なんて、親の知らない子供の姿も書かれていたりして、 これから、もっともっと成長のスピードが速くなるだろうから、しっかりと見守りながら、色んなことへの導入のタイミングや機会を見極めてあげなくてはと思いつつ、食べ歩きへの情熱の抑え方を考えてみたり ^^; 一番苦手な、自分の律し方が今後の課題になりそうです。
(作品①)

通園で受ける刺激のおかげで、やんちゃ度にも磨きが掛かった娘。8割方は、私にとって好ましくないことをやってくれますが、客観的に見ると、子供の行動の先読みができていないため、準備不足だったこちらの責任が大きいかなと・・反省するべき点も多いのです。でも・・・でも・・・「こら~!(怒)」と一瞬、感情的に
(作品②)

続いて、ギョッとしたのが寝室の壁画。「夢か現か」・・ベッドから見るいつもの「景色」が違うぞと、寝起きに気づいてビックリ。ボールペンで「芸術は爆発だ~」と言わんばかりに描いたであろう、自由奔放な大作・・・もう、これには笑うことしかできませんでした。そして、蘇った40年前の記憶!実は、私も同じことやってたな・・・と思うと、先回り → 未然に防ぐことができるかも

2011年 04月 30日
虫歯予防を考える
(びっしり)

日本での最後の治療は15年位前で、虫歯だった所を補っている詰め物が部分的に欠け始めたのがこの3年位。なので、耐用年数を超えているのかな?と思っていたら・・・噛み合わせに問題が!しかも、これも一種の老化といわれてちょっと凹みました。太っているけど、顎の骨は痩せたみたいで・・^^; 歯の欠けは、変化した噛み合わせ+夜間の歯ぎしり(自覚症状はないのですが・・)が原因らしく、治療の最後に夜間のマウスピースを作ってもらうことにしました。本当に虫歯って・・一度できてしまったら、人工的な物を入れてしか補えないということが分かっていれば・・と若かりし頃の無知が悔やまれてなりません(涙)なので、娘にはこんな思いをさせたくない!と予防に燃えています。
(比較その1)

イギリスでもできる虫歯予防①
やはり歯磨きの徹底は大切な要因ということで、早速、日本のプロが推奨する歯ブラシをゲット!娘の歯が生え始めてから使っていた歯ブラシと比較して表にしてみました↑ 最初はイギリスの市販品の中で一番小さなヘッドの歯ブラシを買って娘の前歯を磨いていましたが、上の写真の通り、大きいのです^^; なので、奥歯が生えてきたら、日本製の小さなヘッドのブラシも使って磨いて凌いでいました。そして、今回、タフト17という理想の歯ブラシに出会えて大満足。ヘッドの大きさといい、柄の長さといい、非常に使いやすい構造になっていて言うことナシ!成人用も同じく使いやすいし、お値段も手頃なので大量買いをして帰ろうと思います。
(比較その2)

↑は4タイプの歯ブラシの全体図ですが、やっぱり、イギリスの歯ブラシは子供が手に持って遊ぶのにはいい形をしているなと思いますが、成人用と変わらないヘッドの大きさを見ても分かるように、小さなところまできれいに磨けるという点では問題がありそうです。
(むし歯菌追放!)

イギリスでもできる虫歯予防②
虫歯=酸で歯の表面が溶けてゆく。ならば、口の中ができるだけ酸性にならないように、甘い物を長時間、口の中に留めないようにするということで、娘には甘い食べ物をできるだけ与えない方針で来ていますが、里帰り→じぃじ&ばぁば&おおばぁば→子供は甘い物が好きという思考回路→餌付け(?)開始!ということで、毎回、イエローカードを出し続けています^^; それに、加えて大人を介して感染する「虫歯菌諸々」の存在を説明して、「お箸、スプーンは絶対に共用しないで!!(怒)」と注意したにもかかわらず、ヤラレテシマッタ・・・娘を可愛がってもらっているのはありがたいのですが、コレは譲れない。こちらも、根気強く言い続けて、未然に防ぐこと数回・・なかなか難しいです。
そんな困った状況の中、ちょっとした優れものを発見!「ハキラ」という商品で、ミュータンス菌が歯にくっつく構造を阻止する働きがあるとされていて、とりあえずは、事故発生後(ヤラレテシマッタ後)に数回、使用してみました。効果のほどは分かりませんが、滞在中は常備薬(?)として用意しておこうと思います。
(オマケ:夕涼み)

「陽がやさしくなったらお出でなさい」とお隣のおばあちゃまから声が掛かって、夕方の散歩の途中でお邪魔したお庭には、立派な牡丹が咲いていました。昨年、リタイアされて同居が始まった息子さん夫婦が里帰りの度に苗を植えて来られて、今では50本以上の大輪の花が。うっとりしていると、またまた・・納屋に置かれていた自転車をめがけて突進する娘^^; しばらくは、ゆっくりと「観賞」できそうにもなさそうです

2011年 02月 06日
子育て中の読書いろいろ(節分編)
(正体不明)

1ヶ月ぶりに参加できた育児サークル(きりんさん会)では節分にちなんで「鬼」のお面作りがあり、娘用にと思ってカワイイ鬼に仕上げようとして大失敗。迫力不十分どころか、ドリフのカミナリ様状態になりました~^^; そのせいか、娘には激しく拒絶されてしまいトホホ・・やっぱり鬼は鬼でした。確かに、私も鬼のような厄介なものが大嫌いだし、節分では「鬼よ遠くへ行ってちょうだいーーー」って追い払ったばっかりだから無理もないですね。やっぱり、ニコニコ笑って福を呼び込みたいものです♪
(トラの巻き)

あと2ヶ月足らずで2才になる娘は、相変わらず私を呼ぶ時に「マンマ」と言うほかは「嫌だ」という意味の「オゴロゴ(?)」が出る位でほとんど話しません。なので、ジェスチャーを読み取るのに苦戦していたところ、友達が貸してくれた本が大活躍!なるほどと思うことが満載で、コミュニケーションの幅も広がって助かっています。それでも、既に様々な言葉を拾っているんだろうなと思うと、できるだけ丁寧で美しい言葉や言い回しを心掛けなくてはと緊張の日々が続いていますが、幸い親しい友人達の優しくてきれいな日本語や英語のおかげで、私も穏やかな口調で話す機会が多く、必然的に娘の耳にも入っているかな? な~んて、ちょっと甘いことを考えたり^^ 色んなことの基礎を築く時期なだけに「鬼」が寄って来るような環境ではなく「福」がやって来てくれるような環境を作ってあげたいので、まずは、禁★夫婦喧嘩(というか・・私の一方的な口撃)を目標に頑張らなくては・・乱暴な言葉は、いつしか振る舞いに変わるようですから、一番身近な所にいて大きな影響を与える親としては責任重大です^^;
(処世術?)

子供の身体面の発育だけではなく、情緒的なことや親子関係のことも理解できるようになりたいと色々な本を読むようにしていますが、随分前に帰国された方から頂いた心理学の本を読んで、あまりの直球系にびっくり!なかなか際どい文章は時折痛快でもあり、なるほど~と良い勉強になりました。特に、人づきあいの「距離」とは何かという項では、人生の荒波を乗り越えて行く際に大切なものは「眼力」とあり、ふむふむ。なかなか奥が深いテーマでしたが、早い話が本質を見極めるってことかな?なんて、難しい話が分からないので勝手に解釈。娘よ、色んな経験をするだろうけど、社会性を身につけながら挫けずに優しく、そして逞しく育っておくれ!と思うのでした。
(オマケ:ちょっと早いけど)

そして、もう一つ。絶対に身につけさせたいのは手堅い金銭感覚ということで、子供にお金の価値と責任ということを学ばせる本「子どものおこづかい練習帳」(英語版:Allowance System Tool Kit )を読みながら、他にもオリジナルでできることはないかなと考えています。これから先、ますます「お金」にまつわる教育が必要になって来るような気がするので、自分の身の丈にあった暮らしをして行きながら、お金絡みのトラブルに巻き込まれないような知恵を身につけてくれたらと思って、只今、勉強中です。特に、育児関連の本は読んでも読んでも限がなく、すぐに時間が経ってしまいますが、これからも、参考になるような本を読む気満々ですのでお薦めがありましたらよろしくお願いします。
