カテゴリ:多文化見聞( 17 )

仁義なき攻防

地下では着々と進んでいる、春の準備。


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そして、半年分の水道代に加え、1年分の住民税、はたまた自動車保険の更新と続き、どーーーんと必要な支払いに追われるシーズン😢 この数年、自動更新という便利なシステムを利用してきたので、今年も楽勝と思いきや、大幅な値上げに驚愕したのが自動車保険。


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事故も違反も無いのにと腑に落ちず、比較サイトで見積もりを出し
てみると、やはり、高い部類に入っていたので、今年は更新ナシと保険会社に通達すると、いきなり値下げを提示されて、いつのまにか交渉のステージに上がってしまっていたようで、こんな時には、即答をしないのが一番かと相手の言い分を黙って聞いたら、何が何でも逃したくないというのが十分に伝わってきて、最後にはご丁寧に、一番リーズナブルな月賦方式を提示されて、結局は、昨年とほぼ変わらぬ価格で手打ちに。


折衝

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一体何だったんだ?という結末だったけど、日本のような、お得意さん優待のようなものはなく「ここらで、ちょっと吹っ掛けてみただけ」という感覚なんだろうなと、逆に言えば、そこに義理はなく、こちらも交渉を楽しめば良いのだとも。それにしても、分割払いの方が安くなるなんて、考えてもいなかったけど、他にも、バラ売りよりもまとめ買い(少量サイズよりお徳用)の方が高かったりも、時々見かけるので、実はノリで突き進んでいるのだろうかと、またしてもイギリスの商売の謎を思ったり。

オマケ:三寒四温中

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春がそこまで来ているようで、そうでもなかったり・・天気予報によると、今週末もまた雪になるんだとか。ふうっ



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by bham | 2018-03-15 18:13 | 多文化見聞 | Trackback

コインを使った歴史教育

歴史のヒトコマを学びに、バーミンガム大学の構内にある Barber Institute of Fine Arts へ。

入口

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世間一般では、Y4(日本では小学3年生)にあたる娘の社会科の学びは、まずは興味のある人物や物事から入り、関連する時代に逆行や順行しながら地図と照らし合わせて行くパズル式につき、今回も、ワタシの事前復習(ほぼゼロからやり直し)は必須^^; 

集合

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定刻から行程を含む諸注意を聞き、上階で開催中のビザンティウムのコイン展示スペースに移動し、学芸員さんとの質疑応答や実物に触れる体験が始まると、子供達からは色んな意見が飛び出し、早くも頑なな宗教観で自論を展開する子に驚いたり

興味

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大きくなると気をつけなくてはならない類の話も、無邪気さゆえにと思いながら、西と東の文化が融合し、多様な民族の交流があったとされる時のビザンティンも、今のバーミンガムみたいだったのかもなんてことを想像しながら見守り



記録

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作成

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後半は再び場所を移動して、石膏を使ってコインの作成へ。自分で考えたデザインを、型となる粘土に彫り込む際の反転が難しかったようだけど、初めて触れた石膏の発熱反応も新たな発見で楽しかったよう。

復習

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当然のことながら、この国の先人達が代々培ってきた主観によって編成されているイギリスの歴史教材は、子供向けであっても、その掘り下げ方が東洋人の私には斬新で面白く、逆に、日本や東アジアの歴史は、娘にとって遠く、浅い物になるのかもと思うと少し寂しくも…それでも、ルーツの半分ってことで、日々、私から受けている影響が、いつか線になってくれればと




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by bham | 2017-11-21 04:04 | 多文化見聞 | Trackback

イードという祭

娘の体操教室で顔を合せるママさんから、ラマダン終了のお祭り(イード=Eid al-Fitr)に因んだお祝いのカップケーキをもらい、日の長い時期の断食のたいへんさを思いながら話を聞いていたら、家庭を切り盛りする女性陣には、更に心臓破りの坂があり、このお祭りで集まる親族を饗す大量の食事の準備でヘロヘロなんだとか153.png  特に今年は、開始日が日曜日または月曜日と、家庭によって解釈が違うらしく大混乱の様相とのこと。

祝福

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土地柄もあり、バーミンガムでのホームエデュケーション(HE)の習い事や集まりには、結構な数のイスラム教徒も参加していて、お母さん達は、ほぼ英国で生まれ育った人ばかりにも関わらず、ルーツを感じるほどに伝統を大切にしていて、移住して来た先祖の代から数えて3、4代目となる子供達への教育を総合的に考えての選択との意見が多く、今日の英国社会の多様性を実感。

そんな訳で、毎回、顔を合わせれば、軽い会話をする程度の距離だけど、皆に共通している家族を大切にするという点や穏やかさは、正しい信仰があってのことなんだろうなと、多くを語らずとも行動から垣間見えて来る宗教観は、人それぞれでもあり、解釈によっては、同じ信仰であっても大きく異る結果を招くことも然りで、どんな宗教でも、善行を積んで行く人と、とんでもない事を、大義の下に仕出かす者が出て来ることになるんだなとも。

日本にいたら、ほとんど知ることのなかったイスラム教の行事がきっかけで、身近な環境における宗教のことを少し考える時間になりました。


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by bham | 2017-06-28 00:00 | 多文化見聞 | Trackback

甘い罠

娘の社会科見学先は、一世を風靡したKrispy Kreme🍩

迫力
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髪の毛を覆うネットを被って製造現場へ向かい、業務用の道具や機械の大きさと、ものすごい量の材料に驚きながら進むと


じゃ~ん

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出来たてのオリジナルドーナツが!この時点で、既に表面にはシュガーシロップがびっしり。


体験中

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担当スタッフからの説明を受けた後に、溶かしたチョコにドーナツをさっと潜らせ、さらにその表面に Sugar Strands をまぶすという作業の体験が始まり、娘も張り切ってトライ。



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我が家の食卓には、ほとんど登場することのないドーナツなだけに、ふと、その原料の主役級である油と砂糖のことが頭を過ると恐ろしや~と、怖気づいていた所に「皆さん!色んな味を楽しんでください」と1ダースのサンプルが登場し、子供達の歓声が。


どんだけ

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おまけに、娘と私が体験で作ったドーナツの箱(3個入り)を3つもお持ち帰り用として渡され、主催者からは「好きなドリンクも選んでくださいね。ちなみに、コーヒーと紅茶は熱すぎるので、ヤケドのリスクを考えると提供できません」とのことで、「お水をお願いします」と言ったら「オレンジジュースや炭酸系もありますが」と・・・当然ながら、そちらへ惹かれる娘を遮り「お水が良いです」と逃げ切り、早々に会場を後に。


節度

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物づくりの現場を見学する機会はとても有意義であったけど、改めてこの国における「砂糖」の弊害のことも考えることに。1個当たりの価格はそれなりに対し、ダース買いをするとかなりの割引になるようだけど、食べている途中であまりの甘さに気持ち悪くなって、トッピングの部分を吐き出してしまったほどの私には、オリジナルを1個でも十分かと・・


オマケ:自制


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帰り道に、一緒にゲンナリしてしまったイギリス人の友達が、糖尿病患者が増えていると話しながら、将来はタバコのようにチョコレートの会社を相手に訴訟が起きるかもねと。信じられない感覚だけど、確かにあり得るのかもと自己管理の大切さを痛感し、せっかく貰ったお土産も1箱だけキープして、残りは食べ物を必要としている人達へ。商業施設内に映し出されていた週間予報を信じて(笑)運動→健康維持に努めなくてはと良いモチベーションにもなりました。


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by bham | 2017-03-13 06:34 | 多文化見聞 | Trackback

春を迎えるロシアのお祭り

段々と日も長くなってきて春の到来も遠からずやというこの時期は、市内でもイベントがちらほら開催され始め、興味深いロシアの冬送りのイベント・マースレニツァ(Maslenitsa)へ出掛けてきました。

興奮

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会場に到着すると、賑やかなロシア民謡に合わせた子供達のダンスや家庭料理の即売ブース、美容や健康系の商品など目新らしいものがいっぱいで、またしても好奇心をくすぐられて突撃!


名人級

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特に、どっしりとした黒パンをはじめ、珍しい発酵系の自家製品を販売していたテーブルに魅せられて凝視 → 全く理解できないキリル文字群と格闘しながら、想像を巡らせてみるものの限界に達したので、あれこれと質問をしていたらその情熱(?)に感激したというマダム直伝の黒パンのレシピをいただき感謝♥


名物

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パンはもちろんのこと、貴重な原材料であるクワス(квас)を買って、後は自宅のキッチンで頑張ることにして、どうしても上手く行かない時のために、連絡先までくれた優しいマダム(涙)


応用

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このクワスは、微アルコール性飲料でパンを作る以外にも、ピクルスや料理にも使われている他、ソビエト時代には一番手の国民的飲料水(なんとジュース扱い!)だったそう。


友好

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浮かれていると、華やかな色彩の民族衣装をまとった、きれいなお姉さんが大きなパンと塩を振る舞ってくれて、聞いてみると「歓迎のパン」とのこと。ブリオッシュにも似た風味も大人気でした。


美味

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バーミンガムとその周辺に暮らす、旧ソビエト連邦の国々から移住して来た人達のコミュニティ主催のイベントだけあって、様々な家庭料理を体験できたものの胃袋のキャパにも限界があり、それならば!とお土産にしたクルミの形をした焼き菓子を家に戻って食べたらば・・「超~(☓100倍)美味しい!」ともっと買っておけば良かったと後悔。調べてみたら、орешки(アレーシュキ)と呼ばれる伝統的なお菓子で、ビスケット状の殻の中にキャラメル(練乳)が詰められているシロモノ。


高品質


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そして、もう1つのお持ち帰りは、ラトビア産のハチミツ(セイヨウカリン入り)で、香も質も上等!ラトビアでは、伝統的な民間療法にハチミツやプロポリスが用いられることが多く、自分達が使ってて良いものなので、イギリスに輸入して販売するビジネスを始めたというお母さんと娘さんから、色んな種類のハチミツを試食させてもらい迷った末に買った物。もちろん、納得の品質で良い買い物に。余談で、そのお母さんが、私達が日本人だと知ると情熱的に日本への憧れを語り始められて、奥深い所にある文化への理解などに驚きながら嬉しくも。ソビエト連邦の崩壊から、人や文化の交流が一気に進んだ感がある中でも、伝統は、そうそう変わったり消え行くものではないなと思いながら、数百年前に鎖国をしていた日本の文化のことを考えたりして、とても刺激的で有意義な週末になりました。





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by bham | 2017-03-09 19:26 | 多文化見聞 | Trackback

幸運をよぶ雑貨

酉年だからというワケでもないけど、トリをモチーフにしたものがいくつかある我が家。それらのほとんどが幸運を意味するそうで、色んな縁でイギリスにやって来たらしいが、そのルーツがはっきり分かったのはポルトガルの「ガロ」のみ。

伝統

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有名な話によると、奇跡と幸運をよぶアイテムらしい^^



類似

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そして、ずっとそのガロだと思っていたちょっと大きめのニワトリがスウェーデンの出身だったとは知らなんだ…とある日、これを触っていた娘が「お母さん、これなんの文字?」と足元に貼られていたラベルを指していて、ポルトガル語だと思い込んで見ていたら「Ä」やら「Ö」が書かれていてギョ😵 調べて行くうちに、ダーラナホースという、これまた幸せを運ぶ馬の伝統工芸品の鶏バージョンということが判明。


重厚


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もう一つ、贈答品は好みじゃないとこんな事って起こるんだわと、長いこと使わずにしまわれていた感がハンパない箱入りのセットにもガロのような鶏が!何かのヒントなのかなと、一緒に入っていた小さな冊子を読むと全く関係のない掟みたいなものが書かれていて、出どころ探しが難航。やっと読み取った小さく彫られた文字を元にリサーチすると、なーんと、中東のレバノン南部にあるジェジンという地で1770年に創業された、 Haddad という伝統的なカトラリーや短剣を作り続けている会社の名前が出てきて、1930年からは、水牛の骨や角に真鍮を使った象嵌でフェニックスを形どった把手を施しているとのこと。


ずっしり

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よって、このバーセットのそれぞれが重たいことにも納得。



オマケ:お向かい


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という具合に、私が酉年なだけに、トリに関係する物が幸運を齎すのかと思いきや、実はウサギが良いそうで、可愛らしいスケッチを飾って招福大作戦を決行中。イースターの頃には、更に強力な何かが見つかりますようにと欲をかいてみたりしながら春が待ち遠しくも。











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by bham | 2017-01-07 05:43 | 多文化見聞 | Trackback

ピニャータ作り

毎年恒例のクリスマスカードの記入とプレゼントのラッピングに追われながらも、盛りだくさんのイベントを楽しみ、自分のキャパ超えを実感しつつも、行けることまで行くしかない!(あとは知らん…)という感じで突き進んでいる12月もあと10日を切ってしまって、ジングルベルに続いて除夜の鐘が鳴る時期へ。本当に早っ^^;

力作

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この秋から始まった、メキシコ人の友達主催のピニャータ作りに参加して、毎回、少しずつ作って行ったスパイダーマンが遂に完成!目が小さかったりと、やや手抜きになったけど、初回にしてはまずまずの出来に、アクションヒーローが大好きな娘も大喜び。


計画
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何故だか男の子たちはエルサを作って、三つ編みを再現するのに苦労していたけど、最後は納得が行く仕上がりになったよう。その後、一息つきながらスマホを駆使して、早くも次回の構想を話し合う子供達の姿が一丁前過ぎて、微笑ましくも。


結末
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まさに「壊すのは一瞬」というシロモノにつき、覚悟はしていたけど…後日、中に入っているお菓子欲しさに、段々と気合が入る子供達の容赦ない打ち込みで、ボコボコになって行ったスパイダーマン(涙)



残骸
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そして、とうとう陥落。なんとも乱暴な文化にも感じられるけど、ピニャータを割ることで厄払いになるそうで、忌まわしい物と年内にバイバイ👋→これにて、来年もまた皆が笑顔で暮らせそうな吉兆が!スパイダーマンよありがとう。

何よりビックリだったのが、その経費のかからなさ(笑)ちょっとばかり、時間と手間を要するけど、材料のほとんどが身の回りにある廃材や日用品で間に合うため、今回の作品も£1(約145円)かかっているか否かというありがたさだったので、来年は子供達が集まる機会に合わせて、色んなキャラクターを作ってみようかなと、また楽しいことを考え中です003.gif





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by bham | 2016-12-23 09:25 | 多文化見聞 | Trackback

ビルマの精舎

社会科見学の一環として、バーミンガム市内にあるヴィハーラ(精舎)を訪問。門を入ると、西洋唯一とされる眩しいほどの黄金の仏塔(パゴタ)がお出迎え。

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ビルマ(ホストの要望による呼称につき以下統一)の僧侶が暮らしているそうで、日本に伝わっている大乗仏教と異なる上座部仏教を基とし作られた敷地内を説明を受けながら見学していると


転経
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数々の仏像の先に、経文が納められているマニ車を発見。主にチベット仏教で用いられている、この回転する用具は子供達のみならず、イギリス人の保護者達にも神秘的な興味深い物だったようで、皆、クルクルと回していたらガイドさんの説明がスタート。やはり、ビルマでは使われていないようでしたが、歴史的に入ってきた時期もあったのだとか。せっかくの機会だったので、私も心を込めて回してみました。

祈念
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ビルマでは、釣り鐘を鳴らすことが功徳とされ、特に大切なご先祖様のことを思いながら鳴らしてみてくださいとのことで、こちらも体験を。

仏旗
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そうして、いよいよパゴダの中へ。ビルマ式は、靴はおろか靴下類も脱ぎ素足で入るのがマナーのようですが、ここでは靴下着用との事前連絡があり、清潔な物で最大の敬意を払うようとのことだったので、その点は、イギリス流にアレンジされている模様。

安穏
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正面の祭壇には、優しい表情のブッダが鎮座。日本のお寺とは少し違うスタイルではあるものの、同じ仏教徒としてある程度の信仰心がある私には、安らぎを覚える空間で、漂うお香の匂いにも癒され静寂の中でしばしリラックス。

多様
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いつしか、ガイドさんによる仏教のあらましが語られ始めて、その起源から伝播や宗派など興味深い話と共に、仏教が主なる各国の祈り方の違いを実演され、子供達もやってみたり。途中で、「日本式は?」とふられ、他の国の複雑さと比べたらかなり簡単なスタイルで、果たして正しいのだろうかと自信がなく「たぶん」と1礼→合掌→1礼を説明すると、「その通り!日本が一番シンプルなのです」とのことでホッ。

融合
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その後も、色んな仏具の紹介があり、祭壇に飾られていた2種類の傘を使ってビルマの文化と歴史をリンクさせた実演体験もあり、厳かな中にも楽しい時間が広がり、こうして身近なところで宗教を学べる機会に感謝。

菩提樹
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参加者は、仏教のみならず宗教や哲学に興味がある人が多く、唯一の日本人というのもあって神道のことや、その先にある自然信仰や民俗信仰のことまで尋ねられ・・・042.gif なかなかの手ごわい質問に「私の認識としては」を前置きしながら答えるという怪しい展開になりながらも、逆に海外の人達がそこまで日本の文化や歴史に興味を持たれている点は嬉しく、知っている範囲での応答をした自分のベースとなっている文化について、まだまだ勉強することがいっぱいだなと。

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内側の大きな円形に沿って28仏の肖像画が飾ってあり、それぞれの聖人が意味することが少しヒンドゥー教の神々に近いことを感じ、バラモンや自然崇拝との繋がりを思いながら、同じ仏教でも日本に伝わり定着した物と随分と違う発展を遂げてきたビルマの仏教にふれ、奥の深さを改めて。これからも、バーミンガム市内で企画されている様々な宗教施設の見学に参加して、娘共々、見聞を広げられたらなと更なる意欲が湧いてきました。


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by bham | 2016-10-27 22:49 | 多文化見聞 | Trackback

骨董品と今どきの英国料理

夏から秋にかけての楽しみの1つ☆蚤の市+古めかしい物を探しに出掛けた際の総集編を。

雨ニモマケズ
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毎週開催というワケでもないので、余程の事が無い限り決行^^;限られた時間と軍資金につき、ある程度の直感を優先させていざ。

ごめんください
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それにしても、よく降りますな~。なんて声も聞こえてきそうな位の土砂降りに、どこかへ避難している店主多数。これまたイギリスっぽいなと微笑ましくも。

混在
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Susie Cooperの優しい色合のポットが、さりげに飾られていたりしてコレクターだったら堪らないのかな。なんてことを考えながら、芝生の上には・・

放置系
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まさに投売り?勝手に見繕っておくれという感じでしょうか。一瞥して足は止めず。

代理店
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こちらは、売りたい人が色んな物を持ち込むアンティークセンター。ここでも、玉石混交の怪しさと面白さを楽しみ

戦利品
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で、何を買ったのかって?そ、それは・・・「ガラクタ」かもしれません^^;まっ、どれも£1(約186円)均一ということで良しとして。

勘違い
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やはりアンティーク音痴ということが判明したフィッシュナイフ(これも£1)。なんと、これをバターナイフだと思い込んで買って使っていた私・・FBに投稿したらアメリカ人マダムから「魚用だよ~」とのご指摘が^^;

学び
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で、自虐的に親戚のイギリス人マダムに見せたら「小骨を取り除く用ね」とダメ出し?! いや、ご教示いただきました。

オマケ☆イギリス料理
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出先での外食@保守的なエリアにつき、イギリス料理は不味いし高いって、怯えることは無いんじゃないかなと。ただし、お店選びを間違えなければの話で^^; 飲み物(ミネラルウォーター、地ビール、ラテ)+地元の農産物を使っているメイン3品+チップで£30(1人£10)と大満足でした001.gif
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by bham | 2015-09-12 17:38 | 多文化見聞 | Trackback

戦後70年の夏

時々、深い話を楽しむ間柄のご近所さん。父と同じ位の年齢の戦中生まれである彼女は、いつも新しいことに挑んで人生を謳歌しているお手本であり、イギリスでの生活において、己の色んな音痴ぶりを思い知るたびに、駆け込んでは明確な回答をいただいている、ありがたき生き字引様(?)でもあったり。

ある日
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親の代にイギリスに渡ってきた、アイルランド系英国人である彼女から、第二次世界大戦中のイギリスでも配給制で食べる物に不自由していた人が多かった中、中立国だったアイルランドに暮らす親類から色んな食物が郵便物の中に隠されて届き、時には生の鶏肉もあったとかで、細菌学の専門家だった彼女のお父さんの指導の下、圧力鍋で調理することで殺菌を徹底させて食べていたという、いわゆる「有る所にはあった」という話を聞いたりしながら、イギリス側と日本側から見た70年前の戦争のこと(私は主に、祖父母や父からの伝え聞き)やその背景にあった国民性のようなことを話していたら、あっと言う間に夕方に^^;いつも、時間切れになっちゃうねと名残惜しくも終了。

祈り
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後日(長崎の原爆の日)、そのご近所さんから、弔いと平和を祈る温かいメッセージが届き、私も心をこめて作った折鶴と手紙を終戦の日に合わせてお返ししましたが、世界中がおかしな方向へ進んでいることを特に痛感するこの数年。戦後70年という節目に45歳になった私ができることは、もちろん平和を祈り続けることと、次の世代に戦争という人間同士が殺し合う狂気とその恐ろしい結末を、理論的にきちんと伝えて行くことなのかなと思い、娘への平和教育のことについても少し考える機会になりました。

合掌
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奇しくもお盆の期間中。家族が大集合の実家へ私達もスカイプで参加052.gif 相変わらずの賑やかさが伝わってくる中、こうして、また無事に皆で集まることができるのは、決して当然ではないということを思うと、日々、守ってもらっている先祖に手を合わせて感謝。今年は、いつもより平和を切に願う8月15日になりました。
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by bham | 2015-08-16 15:50 | 多文化見聞 | Trackback